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壊斗VS殺芽

 弾幕が飛び交う戦場。

その弾幕のギリギリ当たらない範囲で殺芽に接近する。


「死ねっ」

殺芽はアリサに向けて残った左手で手刀を繰り出す。

アリサはそれをライフルでガードするが、ライフルは真っ二つに折れた。

そしてアリサ本体に手刀が牙を剥く。


 ーーそいつは殺させない。

俺は銃声に足音を隠して殺芽の背後に忍び寄り、ゼロ距離から頭にピストルの一発をお見舞いした。

殺芽の動きが止まる。


「やったか!?」

「叶海さん!フラグ立てないでください!」

止まっていた殺芽は再び動き出す。


「痛かったな、効いたよ」

そんな…頭部を穿たれて何故動けるのだ…。

「でも、火力不足だったな」

殺目はそう言い放つと後ろ蹴りを繰り出し、俺を突き飛ばした。

体型からは想像できない凄まじい威力の蹴りだ。

ーーアリサがまずい!

我が身よりもアリサの事を考えていると、一連のやり取りの間に間合いを詰めた斬咲が殺芽の首筋に斬撃を繰り出す。

殺芽はそれを右手で捌く。

というか、右手が何故ある?


「俺はね…夜になると自然治癒力が増すんだ、この程度の傷なら数分で治る」

「なら致命傷を与えてやろう」

斬咲は右手で腰の鞘から忍者刀の様なものを取り出し、それを振り回し始める。

振り回すと言っても我武者羅に振り回している訳では無い。殺芽の急所を狙って、確実に、殺す様に…。

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