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再会の兄妹
動かなくなったゾンビ共を踏まない様薄明かりの中を歩く。
時々ゾンビの亡骸の中に人間らしき服装の亡骸も混ざっていた。
頭部が酷い損傷を受けていたのでハッキリ確認できなかったがーー。
しばらく歩を進めると、武装した人間の集団に出会う。
「君達がZB機関の勇士達か、おや?其方の女性は…」
武装した男はアリサに対し、「何処かで見た顔だな」と言わんばかりの表情を浮かべる。
「スナイパー担当のアリサです、以後お見知り置きを」
「アリサ…まさか、"鬼殺しのアーニャ"か?!」
「そう呼ばれていた時期もありました」
鬼殺しとは…この見た目から形容するなら鬼殺しよりも大天使とかの方がしっくりくる。
「鬼殺しのアーニャと斬咲さんがいれば今回のミッションもいけます!頑張りましょう!」
男はそう意気込むと、俺たちに握手を求めた。
その時、「目標確認!主です!」と男のトランシーバーから声が聞こえた。
「馴れ合ってる時間は無いようだな、向かうぞ」
場末の呼びかけで俺たちは本部の男の後を追う様に動き出す。
主の足下には人であった肉の塊が数体、周りにはゾンビが無数。
そして主はーー。
「アニキ、久しぶりだな」
斬咲 殺芽が大胆不敵に建物の壁に凭れ掛かっていた。




