第7話 時すでに遅し
〜〜〜4月10日月曜日の1限〜〜〜
「ほ〜いそれじゃあテスト返すぞぉ〜」
「「「「「え〜〜〜」」」」」
ゆる〜い先生のテスト返却の声に嘆く生徒たち。もちろん
「「「イェーーーイ!!!」」」
楽しみな人もいる。
「おうおうお前ら、内申入らねぇからそんな騒ぐな騒ぐな」
内申に入らないからと生徒たちを嗜めるが、テスト返却というネタで気分が上気していて静かにならない生徒たちを見て
「 そろそろ黙ろうか 」
という声と共にシン…と静まり返る。
「…よし、じゃあテスト返すぞ〜愛燈」
という声と共にテストが返却される。
結果…
「ぅぇ〜ん、助けてシレネ〜;;」
撃沈した百桃が出来上がっていた
「おいおい、いきなり泣きついても無理があるだろう。それに内申関係ないんだからいい
じゃねぇか」
と、少し呆れたような泰祐。
「それとこれとは別!うぅ…ママに怒られる…」
と、嘆く百桃。
「そんな怒らんだろ。なんたってこれからは高校生だからな。中学のベンキョーができなくたってなんとかできるだろ」
と、あっけらかんという泰祐。すると…
「できませんよ?」
少し圧のあるきょとんとしたシレネがいた。
「んなもん大丈夫だろ。どうせ先生たち最初の授業は中学の振り返りだろ?ならだ「中学校の振り返りを先生がしなかったらどうするんですか?」
「「………」」
詰まる百桃と泰祐。
「なんとかな「なりません」
「いやだいじょう「だから大丈夫じゃないですよ?」
「「………」」
再び詰まる百桃と泰祐。
「ふふっ…じゃあ…みなさんで勉強会しないとですね♪」
少し楽しみな感じで言うシレネ。
「いやみなさんって…」
「それ葵とやりたいだけでしょ?」
ここぞとばかりにズバァッとカウンターを与える百桃。
「ッ、なんでそこで葵が出てくるんですか!」
すると不意打ちを喰らってテンパりまくったシレネがそんな失言をかましてしまう。
「葵?」
「葵…ねぇ〜?」
ここぞとばかりに追撃を入れる百桃と泰祐。
「んなっ…ぅーっもう!鷹城くんです鷹城くん! いいですね? 」
そんな失言に気付いたシレネが焦って訂正するも時すでに遅し。
「葵ですってよ百桃さんや」
「葵ですってね泰祐さんや」
「…2人とも?もうどんなに泣きついても勉強教えませんよ?」
そんな2人に向けて静かな怒りをぶつけるシレネ。
「「すみませんでした」」
流石にそれはまずいと謝罪する2人。しかし内心は…
{{いいネタ見つけたかも}}
なんとも邪悪な内心である。しかし
{気をつけないと…絶対何か考えてるだろうし…}
とっても警戒していた。
まあ…分かるよね?




