第36話 だったら…
ーーー5月1日月曜日ーーー
「あ゛ぁ゛ぁ〜、学校行ぎたくない゛〜」
少し混雑したバスの中の座席でグデっと項垂れる百桃。
「まあ、俺も行くのはめんどくさいけど、こればっかりはしょうがないからなぁ〜」
明日を含めた2日間はぽっかりと空いてしまった平日であり、学生は有給をとるという選択肢もないためただただ憂鬱な二日間となっていた。
「ねぇねぇ、あしたも学校あるけど、明後日からなら何もないから、どこか行かない?」
いいこと思いついた!と目をキラッキラに輝かせながら泰祐にすがりつく百桃。
「いやいや、昨日遊び行ったばっかだろ…まあいいけど」
映画見て4人で遊びに行った次の日にかよ、とと思いつつ承諾する泰祐。彼女には弱かった。
「やった!どこ行く?遊園地?水族館?それとも両方?」
ワクワクが体から漏れ出している百桃はウッキウキで候補をあげる。
「おいおい、金はどうすんだよ。昨日遊び行ったばっかだろ。あるのか?」
「ふっふ〜ん、ありません!」
「ないのかよ!じゃあ無理だな」
無いと答えた百桃に泰祐はどうすんだよと呆れる。
「え〜、ままからもらえるしぃ〜、奢って泰祐!」
「いや流石に無理だわ!」
「え〜ケチ」
バイトに行っていない男子高校生に彼女に奢ることは基本できない。
「無理だから無理だ。すまんな」
「むぅ…だったら…」
ーーー5月3日水曜日憲法記念日ーーー
「ほら、早く入って入って!」
「…お邪魔します…」
泰祐は彼女である百桃の家へと来ていた。なぜこうなったのか。時は遡る…
今回は短「い」。「め」ではなく「い」。
私はとある最大のミスに気づきました。なぜか4月が31日あったのです。なので曜日はそのままに日付のみ後倒し(31日を30日など)にしました。そしてつじつま合わせのため3〜6話の日程を変更しました。大変申し訳ございません。そのせいで3月4日が入学式となってしまいますが、この学校はそうだったということに…して…大体4月5日ですけど…すみません…




