第32話 留守番
こちらでの投稿を忘れていました。すみません。なので急遽投稿です。
ーーーしばらくしてーーー
「…なぁ、流石に遅くないか?」
物憂げな態度で話す泰祐。
「…ええ。色んな意味で遅いわね」
こちらも同じ様に。しかし泰祐をじっと見ながら言う百桃。
「色んな意味でって?」
そんなに意味あるの?と聞く泰祐。
「アンタが気づくのも遅いわよ!」
元気よくツッコむ百桃。
「ウッ…すまん…」
実際、ゲームセンターに来てからもう1時間が経過していた。ここまで来ると流石に余程の者でもない限り気づくのであった。
「さて、連絡が来てないってことは何か問題があったわけではなさそうね。ということで探すわよ!」
何やらニヤニヤとしていた百桃が顔をキラキラとさせてそう言い放った。
「えぇ…別にそうなら好きにさせたらいいんじゃないの?」
何もないのもおかしいけど…と思いつつそう言う泰祐。
「そう?…じゃあ、泰介は留守番で」
「なんで!?」
軽々しくハブりにいった百桃に、苦言を呈する泰祐。
「なんでって…そりゃあ誰かはここにいたほうがいいでしょ?すれ違いになったらダメじゃない」
何を当たり前のことを…とでもいいたげな顔をする百桃。
「それはそうだけど…」
言葉が詰まって何も言えなくなる泰祐。
「じゃ、いいでしょ。それじゃ、行ってくるわね!」
「え、ああ、ちょっと!」
そう言われて置いて行かれた泰祐は
{大丈夫かなぁ}
方向音痴ではないものの、どこにいるかわからないのなら探す前に連絡を入れたほうがいいのでは、彼女を1人にするのか、というような葛藤をした後
{邪魔になるか}
そう結論づけてまたゲームセンターで遊ぶのだった。
ーーー時は戻ってーーー
「本当にいいの?連絡しなくて」
最初に入った呉服屋を出てシレネにそう確認する葵。
「大丈夫です。あの2人は2人で遊んでいるでしょう?」
あの2人の邪魔はやめておきましょう?と言うシレネ。
「それもそうだけど…まあ、いいか」
連絡は入れておいたほうがいいんじゃないかなぁと思った葵は、しかしまあいいかと結論づけて次に入るお店を探す。
「ええ、いいのです」
まあ、いいかと言う言葉に反応を示したシレネも、次に入るお店を探すのだった。
//で視点切り替えをこのゴールデンウィークの回くらいから大幅な場面変更だけに使うことにしました。理由は読んでいてもよく分からなさそうと言うのと、単純に作者が入れどころ分からなくなったからです。




