第24話 映画館
ーーー放課後ーーー
放課後購買に集まった4人は、顔を突き合わせてスマホのカレンダーを見ている。
「それで、29、31、7があるけど、どこにする?」
百桃が2人にそう問いかける。
「自分は空いてるよ?」
「私も空いています」
葵とシレネが全日空いているという。するともちろん
「じゃあ、…どうする?」
結局は決まっていないことに泰祐がどうしよう。と頭を抱える。
「…じゃあ31にする?真ん中だし、ちょうど良さそうじゃない?」
「そうですね…そうしましょうか」
葵の提案に二つ返事をするシレネ。
「そうだね…じゃあどこに行く?遊園地とか動物園とかにする?」
シレネを横目で見ながら百桃が自分の要望を言う。
「いいんじゃね?2人はどう?」
百桃の意見に賛成しながら泰祐は2人にそう問うも、渋い顔をする2人。
「う〜ん、混んでそうじゃないかな。ゴールデンウィークだし」
「そうですね、でもそれ以外に何かいいところがあるでしょうか…」
そうして振り出しに戻る話。すると
「…映画館とかどう?混んではいるだろうけど予約すれば席は取れるし、1週間以上前だからまだ予約も開始してないんじゃない?」
そんな鶴の一声に百桃が
「そうだね!デパートとかあれば色々巡れるし!ちなみに映画館はどこにする?」
と百桃が話を進めると
「山の手でいいんじゃない?あそこなら色々あるし」
近場の映画館を勧める葵。
「じゃあそうするか」
と同意する泰祐に対しシレネが
「でもどの映画を見るのですか?」
核心をついた発言をする。
「う〜ん、…なんかある?」
何も思いつかなかった百桃が意見を求める。
「まだ先だし色々調べてからでもいいんじゃない?」
葵がまだそこはいいんじゃない?と3人に言う。
「そうだね。じゃあ、一旦終わりかな?」
話は終わったと百桃が言うと
「そうですね、いい時間でもありますし…」
購買の時計を見ながら言うシレネ。
「じゃあ帰るか。明日ぐらいまでに調べるか?」
そう泰祐が確認すると
「いや、言い出しっぺだし調べてくるよ」
と葵が言って区切りがついた。実際は
{みんなで出し合っても決まらなさそうだしね}
と考えているのであった。
ちょっと短め。今更だけど、今のところ1話1,000文字ぐらいで描いてます。なかがきの分は別です。




