第16話 ドンマイ
/佐久間泰祐視点/
ーーー4月17日月曜日朝のHRーーー
「それじゃあ大体今日から授業があるから教科書忘れんなよー、今日忘れたらしょうがないけどな〜」
「先生、先週から授業はありましたよ?」
「ベンキョーだベンキョー、ちゃんと頑張るんだぞ〜。それじゃあHR終わり。挨拶」
「起立、礼」
「「「ありがとうございました」」」
「と、いうことで2人は昨日ファミレスでなにをしていたのかな?」
「「…え?」」
三人娘に囲まれた泰祐と百桃は、いきなり囲まれそんなことを聞かれ大慌て。
「何でそのことを…」
「そりゃあ昨日同じファミレスにいたからね」
「…マジ?」
「大マジ」
「「マジかぁ…」」
疑問に思ったことを鶴野に捌かれ諦めの2人。
「…で?なにが聞きたいんだ?」
諦めた泰祐は3人にそんなことを聞く。
「いやぁ、やっぱりファミレスでなにをしていたのかなって?…さっき言ったなこれ」
「昨日はたまたま時間があったから2人で行ってただけ。飯食って話して帰った。それだけ」
「…本当に?それだけかなぁ?」
「っそれ以外になにがあるんだよ」
鶴野にズンズンと詰められてタジタジの泰祐。そこに追い打ちをかけるように
「へぇぇぇ〜〜〜?そうだったんだふぅぅぅ〜〜〜ん?」
わざとらしい声と共に隣から聞こえる声。それは百桃と話して?いた澄月と楓雅の楓雅の声だった。
「なになにぃ?なにがあったのぉ〜?」
これまたわざとらしく聞く鶴野。
「ファミレスで見たのはおとといの土曜日。でも今日は2日後の月曜日ですよ?ナニかあったんです。これだけ聞けば鶴野ならわかりますよね」
「!…まさかまさか…お楽しみだったのかな?」
キャーっと黄色い声をあげる鶴野
「そっ…そんな…そんなことしてないよ!」
「そんなことって…ナニを想像しちゃったのかな?百桃ちゃん?」
「!…はぅぅ…」
「そこまでにしとこ鶴野。もうなんか真っ赤通り越して真紅になっちゃってるから」
「小鳥遊さん…」
珍しく楓雅が助け舟を出したことにより楓雅への評価を変える百桃。
「ということで佐久間泰祐君。昨日はなにが あ っ た の か な ? 」
「フルネーム…」
せっかく影を薄くしていたのに…と彼女を犠牲に授業まで乗り切ろうとしていた泰祐。しかしそんなことは許さない3人…いや4人であった
「1人だけ逃げるだなんて、許さないわよ!泰祐!」
「いや、余計なこと口走った百桃が悪いだろ!」
しかし、無情にも1限目開始のチャイムがなったため一応逃げ切ることができた泰祐であった。…ドンマイ百桃。
ファミレス後になにがあったかはあるかわからない書籍に描こうと思います。
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