第14話 これからも一緒
/宝城シレネ視点/
ーーー時は戻り3時間目終了後ーーー
「あーっ!シレちゃん!こっちこっち!」
北条鶴野に呼ばれたシレネは、そこで集まっている3人に近づいていく。
「どうしたのですか?」
「このあとお昼ご飯食べに行こうと思うんだけど、一緒に行かな〜い?」
「いや予定あったらそっちに行ってね。元々ある予定の方が大事だから」
シレネを誘う北条と無理に聞かないでいいよと気を使う小鳥遊楓雅。
「いえ、このあとに予定は入っていませんので一緒に行きましょう。どこにいくのか決まっているのですか?」
そこが肝心だと3人に聞くシレネ
「いんやぁ〜?決まってないよぉ〜」
「じゃあ近くのファミリーレストランにしましょ。あそこならのんびりできますし〜」
「それじゃあ帰りの会が終わったらすぐに行こう。席無くなるかもしれないからな」
それじゃあ近くのファミレスにしようと皇澄月が提案し、あそこは混むから早めに行こうと考えた楓雅がそう言う。
「それじゃあまた帰りの会が終わったらすぐに集まって出発しましょう」
そう言ったシレネの言葉を合図にして各々自席に戻るのだった
ーーーファミレスにてーーー
「ねえねえ、あそこにいるの、泰祐くんと百桃ちゃんじゃない?何してるのかなぁ」
少し遠くの席に座っていた泰祐と百桃を鶴野が目ざとく見つける。
「いや昼ごはん食べに来ただけじゃない?見たらわかるでしょ」
鶴野にツッコミを入れる楓雅。
「実際はどうかわかりませんよぉ〜、ちょっとしたデートかもしれません」
なんて呑気に言う澄月。
「デッ…‼︎そんなわけないでしょ!だいたいそんな…カップルだったわそういえば…」
澄月がそう言ったため顔を真っ赤にした楓雅が否定をしようとして、そういえば恋仲だったと項垂れる。
「楓ちゃんは純粋なんですよ〜、ね〜?」
「そうそう!いい加減慣れろ!」
「ちょっ…何よそれ!何様よ!」
そう2人に言われた楓雅は顔を真っ赤にしながらそう反論するのだった。そんな様子を見ていたシレネは仲がいいんだなぁ、と、いいなぁ、と思っていた。
「ふふっ仲がいいんですね」
そう考えていたら口に出てしまったシレネ。
「そりゃあ保育園から一緒の幼馴染ですから」
「ずっと一緒にいますもんねぇ…同じクラスなのは何連続目でしょうねぇ」
「うん!ずっとだねずっと!そんでもってこれからも一緒だよ!」
そんな事を3人に言われたシレネは、尚のこといいなぁ、と思うばかりだった。
幼稚園換算にすると3+6+3+1で13年。保育園なのでそれ以上ですね。




