表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さよならなんて言わないで  作者: マリーゴールド:あやめ
第一章:1年生編 第一節:入学編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/39

第10話 来年に期待

「なんか…うん。視力の話は置いといて、他の話しない?身長とか」


何か嫌な雰囲気を感じた葵が話題に転換を図る


「でも、身長は見ればわかるんじゃ…あ」


それに乗った百桃がそういうと、自身で墓穴を掘った葵が項垂れていた。


「うう…昔は一番背が高かったのに…」


そう。今では泰祐に背は抜かれ、女性陣2人に身長が追い付かれかけていたのだった。


「なんか…ごめんな?」


「そこで謝るのは違うだろ」


それは違うと遮る葵。すると


「大丈夫ですよ。成長期が来ます」


そうシレネがフォローするものの葵は


「中学1年の時から2年の時に5センチくらい伸びて、3年は5ミリしか伸びなかったんだよ…」


なんて悲しいことを言う葵


「「「…」」」


気まずい空気が流れる。


「ちなみに…体重は?」


なんとなしに聞いてみる泰祐


「約10キロ増」


「何キロから?」


「29.9キロから」


「…軽すぎじゃね?」


「俺もそう思う」


なんか悲しくなってきた葵


「大丈夫ですよ。鷹城くんは鷹城くんなので」


助けるために言葉を発するシレネ


「それフォローになってないわよシレネ」


ツッコミを入れる百桃


「うん、そうだよね、そうだよ。これから増える。うん。いや、なんなら増えてるかもしれない。うん、そうしよう」


なんとか(?)持ち直した葵。しかし、そう簡単に身長は伸びないのである。


「まあ、来年に期待だね(ボソッ)」


「聞こえてるぞー」


そう言った百桃を葵は見逃さなかった


「ちょっ、許してよ〜」


「怒ってないけどね」


全く怒った風もない葵


「ならよかった」


しかし何かもやっとしたものができた3人


{{{なんだ?}でしょう?}だろ?}


「?…そういえば3人は最近どう?自分はぼちぼちだけど」


何かを感じたもののスルーして話題を変える葵


「そうだなぁ…いや、特にないな」


と言う泰祐


「まだ高校生活始まったばかりですからね。何かあるとしたらまずいのでは?」


何かあったらそれは問題が起きた時くらいじゃないかと推測するシレネ


「そうだねぇ、まあ新しく仲良くなった人が何人かできたくらいじゃない?葵は?」


3人娘を思い浮かべながら話す百桃


「まあ大体1人かな。そんな早く仲良くはなれないでしょ」


そんなぽんぽんできたら苦労する人なんていないだろうし、と言う葵


「じゃあいつもなにしてるの?」


交友関係があまりないのなら休み時間は何をしているのか気になるものである。


「本読んだりしてるよ?」


「それだけ?」


「それだけ」


それ以外に何があるの?という感じの葵


「ふーん、ならいいんだけど」


じゃあいいや、と流す百桃


「まあ、好きに過ごせりゃいいだろ」


「あんたは部活行かないからってハメ外しすぎないでよ」


「へいへい、わーったわーった」


「それ絶対わかってないでしょ!」


「百桃は俺の母親か!?」


なんて喧嘩をし始める2人


「本当に大丈夫ですか?」


そんな2人をよそに葵を心配したように言うシレネ


「だいじょうぶだよ」


シレネを宥めるように言う葵


「本当に?何かあったら言ってくださいね?まずは私に」


心底心配したように言うシレネ


「宝城さんこそ何かあったら言ってね」


少し微笑みながら言う葵


それを見た2人はと言うと


「「…」」


喧嘩をやめて温かい目で見ていたのだった。

ちなみに昔の身長は 葵>泰祐>シレネ>百桃

現在は 泰祐>葵=シレネ>百桃 です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ