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このビキニアーマーは俺が着てもいいですか?  作者: ばささん
第一章 仮面の女剣士は誰!?
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第11話 強すぎ


「ところで女神イシスさん」


「はぁーい!」


「そのレーダーで敵の強さなんかも分かるのかい?」


「流石大介さん!何処かの筋肉大好きっ子とは違いますね」


「あんたそれあーしの事言ってんなら沈めるよ?」


「…………そ、それでこのレーダー!大介さんの言うとおり敵の強さがわかります!」


 半泣きになって俺の後ろに隠れるならいらん事言わなきゃいいのに。


「凄いじゃないか、で、向って来る敵の強さってどの位なんだ?イノシシ程度の強さなら皆の訓練がてらいいと思うんだかど」


「そうですね、私も人間魔法の練習して見たいですし」


 人間魔法?あぁ、神的視点から人間が使う魔法の事か。


「じゃヨッちゃんはサポートしてくれる?」


「私がこのカス女神のサポートですね、了解です。あ、先に謝罪しておきますね」


「ん?」


「誤って私の格闘魔法に何か起きて女神諸共何か起きたら本当にスミマセン」


「起こす気満々だだよねそれ!」


 しかも今度は格闘魔法って……なんか皆いいなぁ、俺もなんか無いかな。ビキニ魔法とか……ゴロ悪いな。


「それでまだ敵の強さわからないの?砂埃がなんか近付いて来てるんだけど」


「えっと敵の強さ分かりました。ダブルS級ですね」


 その言葉にヨッちゃんがイシスに向かって目を細める。


「ほぉ~ダブルS級ね……で?」


「で?ですからぁダブルS級ですよ♪」


「だからダブルS級の強さが分からんと言ってんだこのカスアホ女神!最後の音符喧嘩売ってんだろーが!」


 その時、俺は近付く砂煙に少し異変を感じた。


「ヨッちゃんストップ!イシス敵の大きさはわかるか!」


「え、え?えっと…………え!!百メートルくらいあります!めちゃくちゃ長い魔物みたいですよ!……あ、でも強さ7200そこそこなんで大した事ないでみたいですね」


「強さ7000?いやそれめちゃくちゃ強くない?」


「そうですか?」


「そうよ!私の強さが100、あんたが250、大介さんが380、3人合わせても730!10倍強いじゃない!」


 慌てる俺とヨッちゃんを、よそに全く慌てる様子を見せないイシス。


「大丈夫ですって」


「イシス、何か考えがあるのか?もう時間がない。出来ればお前の秘策を教えてくれ」


 冷静に装う俺も半ば半端ない焦りが背中の汗となってビキニのお尻へ流れ込む。


「秘策!無いと駄目なんですか!」


「ないの?!」


「ありませんよ!大体皆さんの強さって数十万超えてるんですよ!?それでもあの魔物に勝つには秘策がいるんですか!」


「「まて」」


「はい?」


「よし、1回会議開くか」


「そうですね」


「え?」


ーーーー

ーー


 それから金色に輝く蛇は俺達と遭遇。

 強さ100万近いヨッちゃんと、女神イシスのデス・ファイヤーによって巨大な蛇はまたたく間に鱗と肉片へと変貌していた。


「だからステータスは弄ったって冒険者ギルドで言ったじゃないですかぁ……なんで殴られないといけないんですか!鬼!悪魔!マダム玉木!」


 最後の余計な一言で更にゲンコツが飛んでいたが、そんな二人を見て俺は肩を落としていた。


「武器が欲しい……」


 そう、俺は今回の戦いでも終始指示や応援に徹して……いや、指示はしたけど無意味だったのでただ応援していただけだ。「異世界転移!異世界行っても応援します!」みたいな主人公が居たらそれは俺だ。


「大介さん?」


「あぁ、ヨッちゃんお疲れ様」


「いえ……どうしました?なんか元気なさそうですけど」


「んー、男として立つ瀬が無いなと思ってね」


「やめて下さいよそう言うの。今までだって散々私の事応援してくれてたじゃないですか。それに今私は男ですし」


 言いながらウインクを俺に飛ばすヨッちゃん。


「……自分の顔でウインク飛ばされるのは自殺ものだな」


「ご、ごめんなさい!つい癖で」


「そうだね、撮影の時もよくしてたもんね」


「そうですね、あの時もよく応援してくれてましたね……」


「そうだな。武器が手に入るまではヨッちゃんの応援させてもらうよ」


「(……武器が手に入るまでなら武器ない方がいいです)」


「何か言った?」


「いえ!じゃ武器を大介さんが手に入れたら今度は私がおうえしますね!」


「人気コスプレーヤーの応援かぁ、こりゃ頑張って手に入れないとな!」


「じゃダンジョンへ行きましよ!」


「おう!」


「おいカス女神!大介さんの武器取りに行くからちゃんとナビしろよ!」


「は、はぃ」


 そして俺達はダンジョンへと到着した。

 しかし、そこで待ち構えていたのは。


「なんだ貴様等!サマリの冒険者か!」


 見慣れぬ制服を着た数人の男達が俺達へと襲い掛かって来たのだった。


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