最大のピンチ
最大のピンチ
「っぶぇっくしょん!!」
学年の中だったら、男らしさNo.1だなこりゃ…
本来持つべき自信よりも、
もっちゃいけない自信がある
ガタガタガタガタ…
風で音が鳴る窓を見ると、快晴の空が見える。
そこで思い出すのは、やっぱり馨。
今日は日曜日だから、今頃野球してんだなー…
((かのーん!
…ヒューバシュ!!
痛い!!!
右手にはめるグローブには、なんとか掴んだC級ボール。
ナイキャ!!!と言われ、優しい笑顔。
はいズッキューーーーん。
そんな事されたら、どんな事でも許してしまう。
ずるいよ…馨。
もっと優しくしてよ…(泣)
だーいじょーぶだって、んな?
ほんとにぃ〜?!
ホントだってぇ〜!
…じゃあ、許す…。))
垂れるヨダレ、奇妙に笑う自分に驚き、
妄想タイム強制終了。
こんな寒い日でも、頑張る君が好き。
まあ、私はおコタでぬくぬくミカン中だけど(笑)
「頑張れ、馨…」
「ハイじゃあ、バスに乗ってくださーい!」
うぉっしゃーーー!終わった!
バスん中で、なにしよっかな〜♪
スキップしながら、移動する。
ヒャッハーーーーーーー!
バスを前にすると、余計にテンションが上がる。
私って、意外と単純かも(笑)
バスが出発した。
車内は意外と騒がしく、ワイワイガヤガヤ。
今日は、社会科見学。
やっぱみんなもそ〜なるよね。うんうん。納得納得。
移動時間は、行きに2時間。帰りに2時間。
バス酔い組は、もう既に撃沈のご様子だけど、
私たちはまだまだこれから!と大はしゃぎ。
最初のパーキングエリアについて、トイレ休憩。
バスから出ようとすると、とんでもないものを見ちゃった。
すやすや寝てる馨の隣には、馨の肩に顔を預ける奏乃。
二人の顔は、どこか幸せそうにみえる。
奏、どうして…。
君の悪女っぷりには感心させられる。けど。
なんで馨なの?…




