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王子の婚約者だったクロエ、第二の物語は冒険者です  作者: もち
第2章

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第88話 はじめてのライバル?

今更ですが日曜日分の投稿です…。投稿しないと言ってたのですが、少し良くなったので書いちゃいました笑 突然の投稿すみません、それではどうぞ!


「ラヴィア・ゼフィール様……」

「あたくしと勝負なさい!」



 ――フレアリス魔法学園に入学してから数週間が経った頃、なぜか僕ラヴィア・ゼフィールは同じクラスのロコ・サティーニャ侯爵令嬢に勝負を持ちかけられた。



(……何かしたっけ?)



 僕はクラスをを見渡してから目の前に立つサティーニャ嬢へと視線を向けるが心あたりがなく、僕は首の横に傾けサティーニャ嬢に聞く。



「サティーニャ嬢……僕、なにかした?」

「してませんわ」

「え?じゃあ勝負って……」

「あら、あたくしとしたことが勝負の内容を言い忘れてましたわ!」

「そうじゃなく……」

「題して魔法実技の勝負ですわ!」

「いや、僕の話を……!」

「さぁさぁ、実技場に行きますわよ?」

「場所は取ってありますからご安心を!」

「ちょっ、だから僕の話を……!」

「って、なんで準備してあるの!?」



 さっきまで目の前にいたはずのサティーニャ嬢は全然僕の話も聞かずに、座っていた僕の手を取り、小走りで実技場まで僕を連れていった。



(……この子、僕の立場わかって言ってるの?!)

(わかって言ってたら怖いんだけど!)



 そんなこと思っていたら実技場に着いてしまっていた。



「さぁ!準備はよろしくて?」

「ちょ、ちょっと待って!?」

「……なんですの?」



 僕は少し息が乱れながらも制しをすると、サティーニャ嬢は少し不服そうな顔で僕にそう言っては腰に手をあてていた。



「あの、僕……第二王子っていう立場なのに」

「サティーニャ嬢はそれを知ってて僕に挑んできたの?」



 息を整えてからそう僕は聞くも、サティーニャ嬢は今度は深く眉間に皺を寄せすごく不服そうな表情で僕に言う。



「第二王子であることは存じあげてますわ」

「だったら……!」

「ただ!あたくしはそこらにいる権力に群がる人達と一緒にしないでくださいます?」

「あたくしは純粋にラヴィア・ゼフィール様自身の実力を知りたいのですわ!」



 今度は楽しそうに目をきらりとさせ僕に言ったサティーニャ嬢に僕は目をぱちくりさせてしまう。



(……え、この子権力じゃなく僕と戦いたいからわざわざ勝負持ちかけてきたの?)

(意味わかんないんだけど!?)



 心ではそう嘆いてた僕だけど、どこか胸が熱くなる感覚がして、僕はしょうがなくサティーニャ嬢に言う。



「そーゆうことならいい……」

「それなら、早速開始いたしますわ!」

「僕の話を聞いて!?」



 サティーニャ嬢に強めの言葉で言うも、サティーニャ嬢はそんなことも気にせず勝負の合図をパチン!と鳴らした。




ここまでの読了お疲れ様でした!

読んでくださり本当にありがたいかぎりです。「こういうキャラ好き!」「この展開アツかった!」などなど……、どんな感想でも大歓迎ですのでもしよければ一言だけでも構いません。気軽に感想やコメントしていただけると作者兼読者としても飛び上がるほど嬉しいです!!


それと強制ではないのですがよかったらブックマークや下の評価、いいねなど押していただくと助かります!無理にとは言わないのでご安心を……閲覧してくださることに意味がありますので気ままに見てくださると嬉しいです!これからもぜひよろしくお願いいたします。


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 もちさん、こんにちは。 「王子の婚約者だったクロエ、第二の物語は冒険者です 第88話 はじめてのライバル?」拝読致しました。  弟君に、ライバルとは。初耳ですね。  なかなか、アクティブなお嬢…
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