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明治~昭和? リノベーション記  温和な実務家のお節介が、国家をニコニコに変えていくまで  作者: ふじやん
第7章:欧州の火、極東の鉄

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【登場人物整理】第7章完時点(※本編進行なし)

 ※登場人物が増えてきたため、主要人物を整理しました。

 ※初見の方・まとめ読み中の方は、ここを読むと理解しやすくなります。

 ※本編は進みませんので、必要に応じてご覧ください。


 ◆ 1. 新城(しんじょう)家(主人公と家族)

 物語の中心であり、康政が「どのような手を使ってでも守り抜く」と誓う絶対の聖域。


 ■ 新城(しんじょう) 康政(やすまさ)

 主人公(設計理事・特別顧問)。23歳。未来の記憶と圧倒的な実務能力を持ち、技術と経済で時代を塗り替える設計者。第7章では民間外交の頂点——サンドリンガムでの国王謁見、油田共同開発、日英同盟協議会の内諾——を極める。


 ■ 新城(しんじょう) 和也(かずや)

 父(財団代表理事)。康政の最大の理解者であり、表舞台で軍や政界の怪物たちと渡り合う強固な盾。帝都にて電文を受け、伊藤・原・児玉を動かす起点となる。


 ■ 新城(しんじょう) 和子(かずこ)

 母。康政が「ただの子供」に戻れる唯一の存在。その深い慈愛が、新城家の平穏を支えている。


 ■ 新城(しんじょう) 沙絵子(さえこ)

 康政の妹。康政が総帥としての顔を忘れて溺愛してやまない、新城家の愛らしい末っ子。


 ■ (リン) (リン)  リン

 侍女(情報管理)。家事全般から暗号電信の管理までおこなう。


 ◆ 2. 瑞長(ずいちょう)財団・経営陣(円卓の牙)

 康政の青写真を「資金・交渉・権力」で現実に変える中枢部。第7章ではその舞台を欧州へと拡げた。


 ■ 陳 瑞月(チェン・ルイズエ) みずき

 台湾統括代表。絶世の美貌と冷徹な知略で敵を制圧する「双璧の淑女」の片翼。欧州篇ではフランスとの仮調印を主導し、英国で財団の足場を固める。


 ■ 黄 翠玲(ホアン・スイレイ)

 財務統括。財団の金庫番。1907年恐慌などで巨富を築き上げた「双璧の淑女」の片翼。


 ■ 張 長青(チャン・チャンチン) 阿長(あちょう)

 護衛・物流統括。現場のまとめ役であり、康政の身を物理的に守る最強の盾。


 ■ (エン)

 諜報・護衛。普段はメイドのふりをしているが、情報網構築などの裏任務も担う。サンドリンガムでは、皇女たちと過ごした日々を国王に直接伝えた。


 ■ 霧島(きりしま) 誠一郎(せいいちろう)

 法務・海外投資顧問。国際法や海外口座を駆使し、合法的かつ冷酷に世界の富を吸い上げる。劉銘哲に「法の抜け穴と悪魔の契約術」を叩き込んだ師。


 ■ (リュウ) 銘哲(メイテツ)

 法務書記。霧島の最高傑作。台湾中南部の貧困層出身、財団の奨学金で米国大学をトップ卒業。柔和な笑顔の裡に、相手を合法的に絡め捕る法務の牙を秘める。欧州篇では資料面から康政を支える。


 ■ 頭本(とうもと) 元貞(もとさだ)

 極東公論ロンドン支局長。日露戦争時に欧米の世論を二分した伝説の記者。低く嗄れた声と無言の圧力で、英国言論戦の裏打ちを担う。第8章より本格参戦。


 ■ (たつみ) 慎之介(しんのすけ)

 極東公論ロンドン支局。頭本の右腕として欧州世論を分析し、財団の戦略判断を支える。


 ■ (リン) 献堂(ケンドウ)

 農業振興顧問(台湾中部の名家・霧峰林家の当主)。康政の農業改革に共鳴し、地主層を取りまとめて台湾人社会と財団を繋ぐ。


 ◆ 3. 技術者・開発陣(実務と製造の要)

 基隆の巨大工廠や研究所で、未来の技術を泥臭く形にするプロフェッショナルたち。


 ■長谷川謹介(はせがわ きんすけ)

 台湾総督府に所属する鉄道行政の責任者。工廠や物資輸送のインフラ整備を担う。


 ■新渡戸稲造(にとべいなぞう)

 教育者・思想家・農業指導者。康政や財団の若き人材の思想形成に助言を与える知の支柱。


 ■ 八田(はった) 與一(よいち)

 土木技師。ダム建設や巨大ドックの造成を指揮し、台湾の地形を造り変える熱血漢。


 ■ 白石(しらいし)医師 / 高柳(たかやなぎ)少佐

 医療の要。白石は抗生物質ペニシリンの製造を担う細菌学者。高柳は最前線の地獄で兵士の命を救ってきた機動医療班長。


 ■ (ショウ) 渭水(イスイ)

 瑞長医学研究所の若き秀才。結核治療と鎮痛剤開発に情熱を燃やす。


 ■ 早川(はやかわ) 徳次(とくじ)

 帝都の下町から康政がスカウトした若き天才(かざり)職人。複雑な電気系統や精密部品の量産化を担う。


 ■ 荒金(あらかね) / 二階堂(にかいどう)

 造船・火工親方と内燃機関技師。鋼鉄の竜骨を打ち鳴らし、高出力エンジン開発に命を懸ける。


 ■ ダンカン ・ミラー

 海外から招聘した技師たち。世界最高水準の「特殊鋼」精錬と、「量産化マスプロ」を牽引する。


 ■ 牧野(まきの) / 小暮(こぐれ)

 異端の学者と助手。数十年先の電子工学(真空管など)を研究する狂人と、それを制御する秀才。


 ■ 呉 明輝(ウー・ミンフイ)

 見習い工(台湾出身)。直感で図面を読み解く天才少年。


 ■真田(さなだ)大尉

 海軍機関技術士官。潜水艇建造に軍からの出向者として携わる。


 ◆ 4. 学友・同志たち(次代の盾)

 康政の「小さな閣僚」たち。今や各々の道で頭角を現し始めている。


 ■ 御子柴(みこしば) (れつ)

 猛将の息子。血の気は多いが正義感が強く、将来の「武」を担う存在。


 ■ 久世(くぜ) 景秀(かげひで)

 華族の三男。一歩引いて人間観察をする策士であり、将来の「政と官」を担う存在。


 ■ (たちばな) 響子(きょうこ)

 記者ジャーナリスト。康政の同級生であり、最も深く理解する友。ロマノフ家の日々を記録し、サンドリンガムでジョージ五世に草稿と写真を献呈。「言葉で世界を変える」という誓いを、いま現実のものとしつつある。


 ■ 近衛(このえ) 文麿(ふみまろ)

 公爵。パリ講和会議随員。人種差別撤廃案の起草に苦悩する中、康政と出会い「答えではなく視点」を得る。日英同盟協議会では西園寺全権の名代を務め、民間の約定を国家の案件へと昇華させる鍵となる。


 ■ 栗林(くりばやし) 忠道(ただみち)

 御子柴の紹介で出会った若者。生真面目で義理堅く、将来の「武」の最前線を担う素質を持つ。


 ■ トーマス・ダンカン

 英国人冶金技師ダンカンの息子。康政と同学年、工学系に進み機械・エンジン技術を志す。アリスの戦場体験に心を動かされ、義手・義足の開発を提案——現場の医療知見と工学を繋ぎ、後任の技術者育成にも携わる。


 ■ アリス・ミラー

 米国人生産技術者ミラーの娘。響子の親友。青島戦役で十六歳のとき特設病院船「蓬莱丸」に看護助手として乗船、最前線の塹壕で衛生兵として砲撃の下、負傷兵の救護にあたる。ガリポリ戦線でも従事し、二度の戦場経験を経て医療学校の教官として後進の看護婦たちを育成。戦場で得た知見は義手・義足開発にも活かされている。


 ◆ 5. 政界・軍部(歴史の巨星と現場の英雄)

 康政の実務の前に立ちはだかり、やがて強固な防波堤となっていく大人たち。


 ■ 伊藤(いとう) 博文(ひろぶみ)

 元老。ハルビンでの暗殺を免れ、横浜で静養中。政府の横槍を防ぐ、康政たちの最大の政治的防波堤。サンドリンガムの報を受け、西園寺への親書をしたためる。


 ■ (はら) (たかし)

 首相。実力主義の政治家。日英同盟協議会に「陸軍の暴走を抑える楔」としての国内政治上の効用を見抜き、パリの西園寺全権へ訓令を発する。


 ■ 西園寺(さいおんじ) 公望(きんもち)

 元老。パリ講和会議日本全権。伊藤の親書と原の訓令を受け、日英同盟協議会設立を国家案件として承認する。


 ■ 児玉(こだま) 源太郎(げんたろう)

 陸軍大将。東京から康政たちを強力にバックアップする、類まれなる先読みの天才。


 ■ 後藤(ごとう) 新平(しんぺい)

 台湾総督府民政長官から内務大臣へ。康政の経済圏を国益として守る、政治とインフラの怪物。


 ■ 山本(やまもと) 権兵衛(ごんべえ)

 元首相・海軍大将。薩摩閥の重鎮。第7章では日英同盟協議会設立に向けた海軍側の調整を担う。


 ■ 宇垣(うがき) 一成(かずしげ)

 陸軍中将。康政が提示した圧倒的な「質量」の前に、軍部の石頭として財団との実利の橋を渡る。


 ■ 秋山(あきやま) 真之(さねゆき)

 海軍中将。先の戦の作戦参謀。康政の構想に感銘を受け、海軍技術廠とのパイプ役となる。


 ■ 乃木(のぎ) 希典(まれすけ) / 保典(やすすけ)

 台湾総督(陸軍大将)とその息子(陸軍中尉)。共に新城の医療と関わり、深い繋がりを持つ。


 ■ (たちばな)少佐

 響子の叔父。二〇三高地で新城の薬に救われた経験を持つ将校。


 ◆ 6. 欧州篇の主要人物(大戦と講和の渦中で)

 康政の民間外交を支え、あるいは応じた、海の向こうの人物たち。


 ■ ウィンストン・チャーチル

 英国陸軍大臣(元海軍大臣)。葉巻を手放さない嗄れ声の政治家。康政からロマノフ家生存の証拠を提示され「一週間」の猶予を申し出る。油田共同開発と日英同盟協議会設立を主導し、国王謁見を段取った、欧州篇最大のキーマン。


 ■ チャールズ・アルフレッド・リスター

 英国軍人。ガリポリで瀕死の重傷を負い、財団の病院船「美麗丸」でペニシリンにより救命される。その縁で康政とチャーチルを繋いだ、民間外交の起点となった男。


 ■ ジョージ五世

 大英帝国国王。サンドリンガムの私邸に康政らを招き、ニコライ二世の親書とロマノフ家の記録を受け取る。「ありがとう」の一言に、王としてではなく一人の従兄弟としての真情が滲んだ。

第7章「欧州の火、極東の鉄」完結までお付き合いいただき、ありがとうございました。


次章からは、戦後世界へ物語が進んでいきます。


また、第8章以降は構成整理とペース維持のため、更新を三日おきへ変更予定です。


第8章は、明日10時10分より開始予定です。


引き続き、お付き合いいただければ幸いです。

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