第7章 いよいよ2人の攻撃が始まる
翌日、飛鳥はホテルをチェックアウトした。洋服の入ったトラベルハックとパソコンだけを持って茉央の家に転がりこんた。東京のアパートで使っていた家財道具すべてをリサイクルショップに引き取ってもらっていた。飛鳥の家が出来上がる半年間茉央の家に居候する事になる。まず飛鳥はパソコンをルーターに繋げると電源コードをコンセントに入れた。パソコンが息をふき替えした。マイケルが作ったハッカー専用プログラミングソフトが入ったパソコンが2台並んだ。今日から2人のハッカー攻撃が日本に恐怖を与える。手始めに昨日、NHKを脅した。茉央は、出光興産。飛鳥は、三菱商事。をターゲットにする。まずは両社のメールアドレスを調べる所から始める。簡単に手に入った。便利な世の中に感謝した。「御社のシステムを乗っ取った。世界的ハッカー集団のデスペラードだ!システムの人質代金は50億円だ!金さえ支払えばシステムはそのまま返す。入金先はキュラソーバンク12345だ!入金確認次第システムは返す。金を払うかシステムを作り直すかは御社次第だ。損得勘定出来るお前らならわかるはずだ?無駄な抵抗はするな?」openthedoornewwnrldとパスワードを入れてエンターキーを押した。これで仕込みが完了した。すぐに引っかかったブザーが二人のパソコンからけたたましく鳴った。誰がメールを開いた合図だ!二人はアイコンタクトをしニヤリと笑って握手を交わした。昨日買ったみつお饅頭を口にしてビールで乾杯をした。「茉央さん。この饅頭美味しい!私も今度買いに行こう!」飛鳥がビールを一口飲んで茉央の顔を見た。「でしょう?美味しいよね。私のお気に入りなんだよ。」茉央は飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。そして、茉央は【もち吉】のお煎餅の袋を開けた。甘いのと塩っぱいのを口にした。「飛鳥も食べて!食べて!」茉央が袋を飛鳥に渡した。1時間くらいでキュラソーバンクより入金の案内のメールが届いた。二人は直ちにoverと入力し人質を解放した。二人は新たにビールを開けて祝杯をあげた。お昼近くになっていたので「飛鳥、とんこつラーメンでも食いに行くか?近くにあるから歩いて行こう!ビールのんじゃたしな?変な所で捕まりたくないから。清六家って美味い店がある。」茉央が飛鳥の顔を見た。「うん。行こう!」飛鳥が茉央の顔を見た。二人は家を出た。みどりの駅前のラーメン清六家に向かって歩き出した、10分くらいで着いた。食券機で豚骨味噌バターチャーシュー麺を選んだ。向かい合って席に座った。お水がセルフだったので飛鳥がとりにいった。ここは飛鳥が支払った。しばらく待つとラーメンが出て来た。「頂きます。」二人は合掌し箸を持ってラーメンを啜った。濃厚な味噌バターだった。「美味しい。」飛鳥は思わず声が出た。「でしょう?私のお勧めよ。後はラーメンなら山岡家ね。こっちも豚骨ラーメンだよ。歩きでもこられるからこっちの方が回数は多いかな?後隣のハンバーグも美味しいよ。お肉たっぷりハンバーグね。私、自炊しないから外食が多いのね。お金あるし!お金があるって心強いよ。飛鳥?」茉央は飛鳥の顔を見てニヤリと笑った。「そうだよね。ない時と比べると気が大きくなった気がするね。あまりプライス見ないで買い物するようになった。」飛鳥は茉央の顔を見て笑顔で微笑んだ。「でも、飛鳥は堅実だね。車は中古だし、家も普通だしね。バックも昔から使っている物だし、時計もそう!服も何回か見た事あるし、スニーカーは新しいの買ったか?ニューバランスね。流行りのやつね。」茉央は飛鳥の顔を見てラーメンを啜った。「私、ブランド物とか興味ないからスニーカーは大谷さんがCMしていたからたまたま。」飛鳥は照れ笑いを浮かべた。「茉央さん、先日の衆議院選挙行きましたか?私はアメリカに居たからいってないです。高市さんが大勝利しましたね。野党中道が大敗して、日本は変わりますかね?私は期待していません。ガソリン価格が下がったのは歓迎しますが私、社会保険じゃなくなるから国民年金にこの間代えたんですが国民年金も高い気がする。消費税も食品はゼロにするとか言ってますがどうなるんでしょうね?この間、ネットの切り取りで芸人くずれの司会者が高市さんに意地悪な質問してましたがああいう輩が増えている気するんですが今まで芸人だったのが政治を語っている人多いと感じないですか?」飛鳥は茉央の顔を見た。「私もよく分からないけど政治評論家増えたわよね。飛鳥、なんかたくらんでんの?ハングアップとか?嫌がらせね。別にやっても良いと思うけど金にならないからね。誰かやってみる?国会議員とか?その芸人の事務所とか脅迫文を添えてやってみっか?世間の反応見たいしね。私、やるなら東京都なんて良いと思うだよ。あのババアふざけてるから。100億円くらいふっかけよう!帰ったら東京都にランサム仕掛けてみっか?」茉央は飛鳥の顔を見た。「100億円か?払うんじゃない?金持ってそうだから、私はテレビ朝日をやってみる?」飛鳥は茉央の顔を見た。「ご馳走様でした。」飛鳥は完食し、合掌してお水がゴクリと飲んだ。「美味しかったわ!また、来よう。」飛鳥は券売機を見た。「ご馳走様でした。」茉央が箸を置いて合掌した。二人とも食べ終えた。「ご馳走様でした。」一言添えて店を出た。つくばエクスプレスの高架橋のを右手に見ながら徒歩で家に帰る。登りの電車が静かに二人を追い越して行った。「つくばエクスプレスって静かなね。」飛鳥が茉央に聞くと「それはね。200メートルつなぎ目を溶接した、25メートルのロングレールを採用しているからなのよ。よくあるガタンゴトンをなくしてるのね。特に守谷からつくば間はそれが少ないの私の家も電車の音、あまり気にならないでしょ?」茉央が説明した。「そうね。今も風を切る音とエンジンの音の方が大きいくらいだった。」飛鳥はそう言って茉央を見た。「最先端を行っている感じが素敵ね。私、この街好きになれそうだわ。」飛鳥は茉央の横顔を見た。「もっと良い所紹介するわよ。」茉央が飛鳥の横顔を見た。二人は約10分歩くと家に着いた。二人は、2階のパソコンルームへ向かった。茉央は東京都のホームアドレスにコンタクトをとると脅迫文を書き始めた。「東京都のシステムを乗っ取った。我々は世界的ハッカー集団のデスペラードだ。あまりにも舐め腐った都政を運営に異議があり行動に出た。罰として、システムの人質代金100億円を用意して以下の所へ送金しろ!送金確認次第システムは返却します。キュラソーバンク12345だ。システムを新たに構築するか金を払うかどっちが得か頭の良いあんたらには考えなくてもわかるはずだ!早い決断をお勧めする。」茉央は条文を打ち込んでopenthedoornewwnrldとパスワードを入力しエンターキーを押した。ランサムウェアを仕込んだ。これで誰かがこのメールアドレスを開いた瞬間にシステムが停止する仕組みだ。それで成功であり、任務完了。1分もしないうちにメールが開かれたブザーが鳴った。茉央は飛鳥の顔を見てニヤリと笑った。飛鳥はテレビ朝日のメールアドレスにコンタクトをして以下の脅迫文を送りつけた。「御社のシステムを我々世界的ハッカー集団デスペラードが乗っ取った。毎度毎度の偏向報道は見るに足りない。したがって罰としてシステムを無力化してお仕置きをあたえる。身代金は100億円だ。以下の所へ送金しろ!キュラソーバンク12345だ。入隊金が確認次第システムは速やかに返す。新システムを構築するか金を払うかは頭の良いあんたらには考えなくても分かるはずだ。」飛鳥は条文を入力しopenthedoornewwnrldと入力しエンターキーを押した。これにてランサムウェアの仕込みが終わった。後は誰かがこのメールアドレスにアクセスすれば任務完了。また、1分もしないうちに誰かがメールを開いた。ランサムウェアが発動しシステムが止まった。テレビ朝日内のパニックの様子が手にとるように二人には見えていた。会社の業務は完全に止まり、テレビは映らない。視聴者からの苦情の嵐の電話か鳴り響いき上層部は対応に追われあたふたしながら社長が決断を下す様子が手にとるように見えていた。二人は入金されるのを待つばかりだった。その時、先に仕掛けた茉央のパソコンにキュラソーバンクより入金があったメールが届いた。すると飛鳥のパソコンにもキュラソーバンクより入金がされたメールが届いた。二人はアイコンタクトをしニヤリと笑って握手を交わした。二人はoverとパスワードを入力しシステムを解放した。本日は、出光興産、三菱商事、東京都、テレビ朝日から二人で300億円の仕事をした。上納金をマイケルに送金して終わった。マイケルからの返事はいつも同じでサンキュー、グッドラックだけだった。




