第6章 久しぶりの茉央との再会
次の日、飛鳥はお金を下ろした。住宅の頭金と車のお金と当座の生活費をまとめて下ろした。残高はまだまだあった。使いきれないくらいあった。現金のバックにねじ込んで、つくば市役所へ向かった。住民票の移動をした。その足でファミリーホームへ向かった。ファミリーホームの事務所のドアを開ける。「おはようございます。」飛鳥が声をかけると奥さんが奥から出て来た。住宅の頭金を支払った。奥さんは自動紙幣数え機の中に紙幣を入れた。ピッタリあった。領収書をもらった。和田社長は現場でガレージを作っていると言うので飛鳥はそれを見学に車を走らせた。飛鳥が着くと職人5人と和田社長がガレージを作っていた。もうコンクリートで場所は出来上がっていた。屋根の部分を作っている最中だった。「おはようございます。ご苦労さまです。」飛鳥が挨拶すると「おはようございます。中西様、どうですか?ガレージはこんな感じです。」和田社長が声をかけてきた。「中々素敵じゃないですか?有り難う御座います。今、奥様にお金払って参りました。」飛鳥は和田社長の顔を見た。「有り難う御座います。」和田社長は飛鳥に頭を下げた。「私、帰ります。後宜しくお願いします。」飛鳥は車に乗って、スマホを手にした。茉央先輩の所に電話した。「こんにちは、飛鳥です。アメリカから帰ってきました。茉央さんは今、どちらにおられますか?」飛鳥が尋ねた。すると「私、先月、マイケルの指示通り家を建てたのよ。茨城県つくば市みどりのという所に住んでいるのよ。」茉央が言った。「茉央さんもつくば市ですか?私もつくば市に昨日家を買いました。今、建設中です。場所は、上河原崎という所です。色々聞きたい事があるのでお会いできませんか?」飛鳥が茉央に言うと「上河原崎か?そんなに遠くないわね。もうすぐお昼だからランチでもしない?そっちから来るとみどりのの駅を過ぎて右側にデニーズがあるからそこで待ち合わせしましょう?どうかしら?」茉央が言った。「デニーズですね?わかりました。すぐに向かいます。」飛鳥が言った。「私もすぐにでるわ!うちから近いから。それじゃあ後でね。」茉央が言った。ナビの通りに走ると左側にみどりの駅を見つけたつくばエクスプレスのガードをくぐり右側にショッピングセンターを見つけた。その片隅にデニーズの看板があった。駐車場へ入ってデニーズの前に車を停めると茉央が軽自動車から出て来た。「なんか久しぶりね。2年ぶりか?渋谷でディナーして以来だね。飛鳥はあまり変わらないね。そこ入って来たらすぐにわかった。お店入りましょう!」茉央が飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。二人はお店に入った席に案内され窓際の席に座った。二人はお勧めランチを頼んだ。「飛鳥なんでつくば市に来たのよ。」茉央が飛鳥の顔を見て微笑んだ。「ネットで一番人気ある街だったからつくば市にしたんだよ。車で土地を探していたら最初は研究学園駅周りを探してたら、今の場所を通った時見つけて不動産屋に連絡したらなかなか良い人だったから即決した。ご夫婦でやっている不動産屋さん。ファミリーホームという会社。建物も自分の工務店で建てるとかでマージンをカットした低価格を売りにしているとかで!」飛鳥が茉央の顔を見た。「私の家も同じ会社が建てたのよ。ファミリーホーム。家電とかすべてサービスだったでしょう?私も飛鳥と同じでネットで調べて一番人気ある街でつくば市が出て来たからここにした。やっぱり自動車で土地を探してたらたまたま、その一角だけ空き地だったのよ。暮らしやすそうな所で和田社長が良い人だったから即決したんだ。」茉央も飛鳥の顔を見た。「二人とも同じような動機でつくば市に来たのね。いい街よつくば市は、私は子供いないからわからないけど子供の居る家庭には手厚い補助があるのよ。高校まで授業料無料とかね。」茉央は飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「そうなんだ?」飛鳥が茉央の顔を見た。「飛鳥、今、何処に住んでるの?」茉央が飛鳥の顔を見た。「ホテルに部屋を借りている。」飛鳥が茉央の顔を見た。「あら!もったいない、明日から家においでよ。家賃はとらないから家が出来るまで一緒に暮らそう。後で家案内するからさ。」茉央は飛鳥の顔を笑顔で見た。「茉央さん。私もマイケルとジーナのデスペラードに入りました。宜しくお願いします。」飛鳥が茉央に告白した。「うん。連絡もらった。歓迎するよ。もうたんまりと儲けたのも聞いたよ!TBSと公共ギャンブルを人質にとって450億円儲けたのも聞いた。なんか、上納金41億円払ったらしいじゃない?すごいな?あんたはやりおるわ!怖いよ。私も良い人紹介してくれたと感謝されたよ。」茉央は満面の笑みで飛鳥を見た。「1億円くらいの家建てたのか?」茉央は飛鳥を見た。「いえ、4330万円です。車も34万円で済みました。これから、事業をやろうとおもってます。都心やつくばの中古マンションを買ってレンタルする事業をたちあげます。茉央さんも一枚絡みませんか?」飛鳥は茉央の顔を見てニヤリと笑った。「私は今の会社のSEで充分だわ。誘ってくれて有り難うね。」茉央は飛鳥の顔を見てニヤリと笑った。「茉央さん、これからどんな企業ねらうんですか?」飛鳥が茉央の顔を見た。「そうね?儲かっている会社、出光興産、大成建設、サントリー、三菱商事、デンソー、日立製作所、三菱UFJフィナンシャルグループ.ソニーグループ、ENEOSホールディングス。などトヨタ、ホンダは終わった。民間に成り下がるNHKやフジテレビや日本テレビも狙い目やな?」茉央は一通り言うと目をキラリとさせた。「二人で半分っこしよう?半導体企業はやらないでくれとお達しがあったからな!」茉央はそう言って口角をあげてニヤリと笑った。「ひと月一つの会社をやって行こう。マイケル達に上納金払わんといけんからな。」茉央はそう言ってコーヒーを一口飲んだ。そこに配膳ロボットで料理が運ばれて来た。「食べよう。今日は私が奢るから。」茉央は飛鳥の顔を見た。「いただきます。」合掌し、サラダを口にした。「頂きます。」飛鳥も合掌しハンバーグを一口サイズに切って口にした。ここのデニーズ雰囲気良いわね。「うん。結構家族連れが多い。上萱丸にもココスがあるけどこの辺で人気は魚ベイという回転寿司がいつもいっぱいかな?後は小さなレストランとかラーメン屋とか私は外食はつくば市中心地に行くわよ、今度一緒に行こう?目の前で焼いてくれるとステーキとか良くない。山水亭という所がある。ウナギの村山とか、ラーメンの山岡家とか焼き肉のせんりゅうとかあるから紹介するわよ。どこも美味しいよ。ふぐは龍ケ崎の田なべとか。とんかつのカツ膳とかとんQ、びっくりドンキーもあるよ。」茉央は色々知っていた。お金はあるから料金に糸目はつけなかった。「楽しみにしてますね。」飛鳥は茉央の顔を見てニヤリと笑った。「ご馳走様でした。」二人は合掌して食事を終えた。ドリンクバーでコーヒーをおかわりして時間を潰した。恋バナになったが二人とも異性にはあまり縁がなかった。二人とも可愛い顔をしていたがもったいなかった。ハッカーという仕事に夢中であった。二人とも仕事にしていた。茉央は東京のシステム開発の会社に勤めていたがその会社の雰囲気が好きで辞められずにSEをしていたがすでに辞表を出していた。二人はデニーズを出て、敷地内のスーパーカスミで果物を買って、茉央の家に行った。そこから意外と近かった。茉央の家の外壁も黄色だった。駐車場に軽自動車2台分を停めるスペースがあり飛鳥は茉央の車の脇に停めた。「茉央さんの家も外壁、黄色なんだ?モデルハウスと一緒にしたんだね。家も黄色にしたんだよ。」玄関を入ると飛鳥の家とまるっきり同じ間取りだった。二人は2階に上がり、茉央の仕事ルームへ入った。パソコンが2台と大きなモニターが壁にかかっていた。「このモニターは私が買ったんたよ。部屋の中の電化製品はサービス品だよ。なかなか良いメーカーの物だよ。和田社長は親切だね。エアコンはダイキンだし、照明はパナソニックだし、テレビはREGZAで冷蔵庫は三菱だよ。日本のメーカーだよ。掃除機はダイソン。当たりだよ。飛鳥の家も楽しみだね?」茉央が飛鳥の顔を見た。「飛鳥、ディナーはA5ランクの和牛ステーキにするか?山水亭予約するから!」茉央がパソコンを軽く叩いて予約を取った。「いいね。アメリカのお肉、美味しくなかったから。私がご馳走するわ!」飛鳥は茉央の顔を見た。「あら!そう!悪いわね。御馳走になるわ。」茉央が飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「飛鳥、さっき買った苺洗って食べよう?下行かない。」下に下りるとリビングには黒の本皮のソファーがあった。テレビも65型REGZAだった。「このソファーは山新家具で買ったんたよ。後で一緒に見に行こうよ。」茉央は飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「はい。お願い致します。」飛鳥も茉央の顔を見て笑顔で微笑んだ。茉央はキッチンに行って苺を洗ってお皿にのせてテーブルの上にホークと一緒に置いた。「頂きます。」飛鳥はホークで苺に刺して一口で食べた。「ふーん!甘くて美味しい!」飛鳥は声がした。茉央は手づかみで苺を口に入れた。「本当だわ。美味しい!」茉央は笑顔になった。「ねえ!これから、ランサム仕掛けない?何処かにマイケル達に私がやってる所見せないと何いわれるか分からないからさあ!私、民間に成り下がるNHKとかやってみたいんだけど良いかな?今まで国民から徴収した金頂いちゃおう?」茉央が飛鳥の顔を見てニヤリと笑った。「景気ずけにやっちゃいなよ。私は賛成するわ。」飛鳥も茉央の顔を見てニヤリと笑った。「幾ら持ってにしようか?50億円くらいにしてやろう?」茉央はそう言ってパソコンを操作し始め、脅迫文を書いた。「今まで国民から搾取した金を頂く!お前の会社のシステムを乗っ取った。人質にする。復旧には50億円かかる。以下の所へ入金しろ、キュラソーバンク◯◯だ。入金次第システムは返す。早い決断を待つ。世界的ハッカー集団デスペラードだ。」茉央は脅迫文を打った。openthedoornewwnrldと暗証番号を入力しエンターキーを打った。すぐに引っかかった、ブザーが茉央のパソコンから鳴り響いた。二人はアイコンタクトをし握手を交わした。茉央がテレビをつけてNHKにチャンネルをあわせたが砂嵐状態だった。成功を確認した。それから1時間くらいで茉央のパソコンにキュラソーバンクよりメールで50億円入金の知らせが届いた。茉央は、NHKの人質を解放してまんまと50億円をせしめた。茉央はキュラソーバンクの口座から日本の銀行の口座に49億円を入金し1億円をマイケルの口座へ入金した。NHKのテレビ放送が通常に戻った。二人はこの日から毎日1件と決めてシステムを乗っ取った。夕方6時になると「飛鳥、ステーキ食べに行くわよ、」茉央が飛鳥に言った。「ドレスコードとかあるの?」飛鳥が茉央の顔を見た。「そんなもんないよ。その格好で良いよ。車に乗りなさい。」茉央が飛鳥の顔を見て優しく笑った。「はい。分かりました。」飛鳥はそう言って茉央のムーブキャンパスに乗った。「茉央さん。可愛い車ですね。私もNボックス中古で買いました。そこの車屋さんに同じ年の女性の工員がいるんですよ。なんとスーパーカーを乗っていて走り屋らしいんです。つくばサーキットという所で走っているみたいで私も今度、乗らせてもらおうと思ってます。なんか楽しそうで!」飛鳥は茉央の横顔を見た。「あんた、スーパーカーの運転なんて出来るの?危険だから辞めた方が良いと思うよ。その車壊したら大変じゃないの?サーキットの運転なんて難しいわよ。」茉央は飛鳥の身の心配と相手の車の心配をした。「大丈夫です。ゲームのグランツーリスモ得意だからもし、ぶつけても弁償するお金あるから心配しないでいいよ。ちゃんと講習うけてライセンスも取るから。」飛鳥は茉央の横顔を見た。「なんか、本格的ね。私にはわからないけど、やるんだったら無理するなよ。デスペラードの仲間が減るの寂しいからな!」茉央は飛鳥の横顔を見た。約20分くらいで山水亭に着いた。和風の建物の中に入ると中居が居た。「ステーキのコースを予約した池田と申します。少し早いですけどよろしいですか?」茉央は中居の顔を見た。中居は「大丈夫ですよ。ご案内致します。」茉央の顔を見て優しく微笑んだ。二人は中居の後について歩くと個室に案内された。カウンター席で目の前に鉄板がドンと広がっていた。しばらく待つとシェフが一人入って来た。「本日は、ご利用有り難う御座います。担当の松村です。宜しくお願いします。今日は常陸牛のA5ランクのサーロインステーキです。ワインはお飲みになりますか?」松村は二人の顔を笑顔で見た。「車なのでノンアルにしてください。ウーロン茶かソフトドリンクで。」茉央が松村の顔を見て優しく微笑んだ。後ろの冷蔵庫からウーロン茶を出してコップに注いだ。サーロインを出してお皿の上に置くと鉄板を牛脂を綺麗に広げた。「焼き方は、ミデアムでよろしいですか?レア、ミデアムにしますか?」松村が二人の顔を見た。「ミデアムでお願いします。」二人は同時に言った。サーロインを鉄板に置くと塩、故障を軽くかけてヘラで焼き始めオイルを少し流して火をつけながら豪快に焼いた。「うわぁ!」二人は火を見て声をあげた。「ミデアムだから外側をちゃんと焼きます。」シェフが流石の手つきでヘラとカービングナイフを上手く使った。美味しそうな匂いが部屋に充満した。焼きあがった。鉄板の端のほうにステーキを寄せてシェフはステーキソースとわさび醤油を用意した。「こちらが当店特製のステーキソースになります。こちらは、わさび醤油です。お好みでお召し上がりください。」シェフは二人の顔を見て焼けたばかりのステーキを素敵なお皿に盛り付けポテトとクレソンを添えた。「どうぞ、ごゆっくりお召し上がりください。」シェフは二人の顔を見て優しく微笑んだ。「頂きます。」二人は合掌してナイフとホークをもって一口サイズにステーキを切って二人はわさび醤油をつけて口にした。二人はアイコンタクトをして「うわぁ!柔らかくて美味しい。」と声をあげた。二人の顔を見たシェフが「有り難う御座います。良かったです。ウーロン茶飲みますか?フリードリンクなのでどうぞ!」声をかけた。「頂きます。」茉央と飛鳥が言うとシェフは新しいグラスにウーロン茶を注いでくれた。二人はグラスを持ってウーロン茶をゴクリと飲んだ。「ご馳走様でした。」フォークとナイフを置いて合掌した。「シェフ、最高に美味しかったです。ご馳走様でした。また、来ます。」飛鳥はシェフの顔を見て優しく微笑んだ。「この静かな雰囲気も素敵です。私、このお店今日で2回目なんです。前来た時は違うシェフに焼いていただきました。」茉央がシェフの顔を見て優しく微笑んだ。「有り難う御座います。私は、斎藤と申します。お見知りおきを。」シェフは茉央に頭を下げた。「斎藤様ですね。私は池田、こっちは中西です。私達友達なんです。今度、斎藤様を指名してもよろしいですか?」茉央は斎藤の顔を見て笑顔で微笑んだ。「はい。是非喜んで!」斎藤も茉央の顔を見て優しく微笑んだ。「ご馳走様でした。」茉央と飛鳥は、斎藤に頭を下げて席を立った、「またのお越しを池田様、中西様。お待ちしております。」シェフも二人の顔を見て頭を下げた。「失礼致します。」二人は部屋を出てフロントで飛鳥が会計をした。二人は車に乗った、帰り道、松代のもち吉でお煎餅とチョコレートの詰め合わせを買った。茉央が好きだった。みつお饅頭で饅頭を10個購入し夜のデザートとして買った、茉央のお気に入りの饅頭であった。帰路についた。




