第29章 上陸した刺客を退治する二人
韓国FBI本部ジョンアダムス本部長から連絡を貰ったのは、二人が空港で刺客二人を取り逃がした日にあった。エミリーウィリアムズ日本本部長に直接電話が来たのだった。新たな殺し屋リジョンヒョクとパクジクンが福岡へ渡ったとその日のうちにマークと茉央と飛鳥は飛行機で福岡へ飛んだ。手配写真が一緒に送られて来ていた。それを持って福岡港に網をはっていたら二人が船から降りて来た。マークと茉央と飛鳥が確保を試みたが日本人か在日か仲間がいてタッチの差で取り逃がしてしまう。日本で手引きした仲間の運転で車に乗って逃走をはかった。三人は空港近くのトヨタレンタカーで茉央のお勧めでGRヤリスエアロパッケージを借りていた。今回は日頃の腕の見せどころと思って飛鳥がドライブした。マークは福岡県警に連絡し応援を溶接した。パトカーが2台刺客の車を追尾した。飛鳥のGRヤリスエアロパッケージが先行く車を次々と追い越し縫うように走った。飛鳥のテクニックの見せどころだった。刺客の車の尻にピタリと付けていた。刺客の車は北九州高速道路にのって何故か南に向かって走った。マークはラッキーと思った。市街地だと拳銃が使いずらいからだった。高速道路なら使い放題だと考えた。飛鳥のドライビングテクニックとGRヤリスエアロパッケージのパワーで刺客の車の右に出る事が出来た。マークと茉央は箱乗りになり拳銃を構えた。「池田!タイヤを狙え!」マークから指示が出る茉央は前輪をマークは後輪を狙った。エミリーウィリアムズ本部長から射殺命令が出ていた。山南警視総監にも確認済みだった。FBIには捜査権はないので山南警視総監のお墨付きが欲しかった。カーチェイスが繰り広げられ刺客からの発砲をさけつつ、茉央が前輪をパンクさせた。マークは運転手が頭を撃ち抜き刺客の車は横転し左側の土手のガードレールにぶつかり停まって刺客2人が車の外に投げ出されて道路に横たわっていた。運転手は車内に息絶えていた。茉央と飛鳥の二人に射殺命令をマークが下すと二人は心臓と頭に銃弾は発射し二人を亡きものにした。山南警視総監と山南日本中央情報局長山南小春長官から射殺命令が出ていた事を知らされると二人を大きく息を吐いた。二人はアイコンタクトをしニヤリと笑った。お咎めなしだ。後から到着したパトカーの警官が事故処理を行い検視官を呼んだ。警官達は三人に事情聴取はしなかった。山南警視総監からの命令だった。「後はこちらで処理いたします。FBI本部の方はお引きとりいただいて結構です。ご苦労さまです。」警官が三人の顔を見て笑顔で言った。この事は夕方のニュースになった。マークと茉央と飛鳥は福岡県警本部へ呼ばれた。会いたい人が来ていると言うのだ?三人が県警本部長室に入ると意外な人物が2名居た。山南警視総監と奥様の山南小春日本中央情報局長官だった。茉央と飛鳥は山南警視総監に昨日の葬儀の参列の感謝を伝えた。すると「今日もご活躍ありがとうございました。」山南警視総監からお言葉をいただいた。山南小春日本中央情報局長官から二人に近づいて来て「日本中央情報局長官の山南小春です。初めまして。あなた達がFBI本部の日本人女性捜査官ね、お目にかかれて光栄です。先日、首相官邸で姉と妹に会った時、あなた方の話題になりました。優秀な人物が流出したって。お二人には日本中央情報局に入ってもらいたかったです。残念。これからのお二人の活躍を望みます。頑張って下さい。」山南長官から嬉しい言葉をいただいた。二人は恐縮していた。「山南長官、初めまして、池田茉央です。中西飛鳥です。もったいないお言葉ありがとうございました。前々から山南長官にお会いしたいと思っておりました。私達には仏の山南としか見えません。素敵な方でした。これから日本の為アメリカの為に精進するつもりです。お会い出来て光栄です。」茉央と飛鳥が頭を下げ下げ言い慣れない言葉をならべて山南長官の顔をジロジロ見た。凛とした美しさに惚れ惚れした。山南警視総監も良い男だと飛鳥はずっと思っていた。「族は始末したんですか?」山南小春長官が二人に聞いた。「はい。確かに死亡しました。」茉央が報告すると「警視総監、私どもで処理いたします。」山南小春長官が旦那様の顔を見た。「たのんだぞ!長官。」山南警視総監が奥様の顔を見て優しく微笑んだ。「うー!カッコいい!」飛鳥は心の中で叫んだ。オジ専炸裂していた。福岡県警本部長は高速道路での発砲殺人に怒っていたが山南警視総監も山南小春日本中央情報局長官の権限でもみ消せれた。警察のあるあるであった。マークと茉央と飛鳥は山南警視総監と山南小春日本中央情報局長官と握手を交わしお互いの再会を誓った。三人は二人を玄関まで出て。三人は直立不動の敬礼で車を見送った。これで5人の絆が結ばれた。FBI本部の仕事はやりやすくなった。エミリーウィリアムズ本部長は喜んだ。GRヤリスエアロパッケージをトヨタレンタカーに返却に行くと車の側面に多数の銃弾の跡があったがレンタカー屋の店長が事件の話を知っていた。保険で直すから良いと言ってくれたが店長は直さずその車を記念車として割高でレンタルするようになる。プレミアがついた。予約がとれない車と化した。オマケがついた。




