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ハングアップお姉さん openthedoornewwnrld  作者: やましたゆずる
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第26章 GRヤリスの改造が始まる

キムウギョンの告別式の次の日は土曜日で休みだった。基本土日は休みだった。飛鳥はネット上サムスンの住所と会長の名前をしらべキムウギョンの遺骨を航空便で送る準備をしていた。山新に行って段ボールと緩衝材を買ってついでにマロのご飯とチュールを買って家に戻ろうとしたら茉央から電話が来た。ランチに誘われた。デニーズに来いと言うものだった。飛鳥はGRヤリスですっ飛んで行った。デニーズに着くといつものように茉央のが車の中で待って居た。飛鳥の車を見ると降りて来た。「速かったね?スピード出したでしょう?気をつけないと駄目だよ。この辺白バイが多いからね。ごめん。急に呼び出して、一人でランチしたくなかったから誘った。用事あった。中入りましょう!」茉央が言うと「用事は済ませたけど午後から車修理工場に出す。後で付き合ってくれない?」飛鳥が茉央に言った。「何処か調子悪いの?」茉央が聞いて来た。「嫌、改造するんだよ。ビックタービンを付けるんだよ。車のパワーもう少し欲しくてね。ディナーは私が御馳走するからね。」飛鳥が言った。二人は店内に入った。窓側の席に案内された。「私、もう決まっている。昼デニランチ。おろしハンバーグで。飛鳥は?」茉央が飛鳥の顔を見た。「私も同じ物にするわ。私はミックスフライにする。」飛鳥が言うとタッチパネルで昼デニランチを2つ頼んだ。「茉央、何飲む?」飛鳥が席を立った。「ホットコーヒーでお願い。」茉央が飛鳥の顔を見た。「オッケー!」飛鳥はドリンクバーコーナーに向かった。飛鳥はコーヒーとコーラを手に席に帰って来た。「お待ちどうさま。」飛鳥はコーヒーを茉央の前に置いた。「あんた、コーラなんて珍しいじゃん。」茉央がそう言うと飛鳥は喉が渇いていたのか、グイッと飲むとおかわりをとりに立った。飛鳥はすぐに戻って来た。コーラをなみなみ注いで来た。茉央は思わず笑った。「あんた、相変わらずおもろい子やなぁ?」茉央は飛鳥の顔を見てクスクス笑った。お店は空いて居たので、早くも配膳ロボットが現れた。茉央が料理を取るとロボットは帰って行った。「飛鳥、私達もサークルでAIロボット散々研究したね。まだ私達の作ったロボット大学にあるのかな?」茉央が飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「そやなぁ!あるとちゃいまっか?」飛鳥が関西弁で返した。「話し変わるけどウギョン可哀想だったね。」飛鳥が切り出した。「そやなぁ?」茉央がネイティブな関西弁でニヤリと笑って飛鳥を見た。「さあ!食べよう。頂きます。」茉央が合掌しホークを持ってハンバーグを小さく切って口に入れた。「頂きます。」飛鳥は合掌しホークを持って魚のフライをサクッとかじった。「なんか、今回のお葬式はマークと本部長ははからいだっあんだね。ビックリした。私達にも気を使ってくれたと思うよ。初めて人殺したからね。あの人達根は優しいんだね。私達良い上司持ったわね。当たりよ。」茉央が飛鳥の顔を見た。「前の会社の上司は最低な奴だったから。良かったよ。山南警視総監が来たり、驚いたわ。たぶん、警察もFBIを気にしてるんだろうね。山南警視総監なかなか良い男だったわね。ダンデイで素敵だった。奥さんは鬼の山南だと思わなかったわ。奥さんもキリッとしていて、いつも姿勢の良いカッコいい女性だよね。小春さん。妹が官房長官の岩崎澪さんって、昔、オリンピック選手だった人だよね金メダル取った。その後熊退治してたよね。かっこよかった。沢井総理もカッコいいけど、良い姉妹なんだね。」飛鳥が茉央の顔を見た。「良いお葬式だったよね。FBIで費用持ったのかな?」茉央が飛鳥の顔を見た。「多分。そうだよ。」飛鳥が茉央の顔を見た。「遺骨今日、韓国へ送ろうと思ったけど明日にするわ。エビフライを最後に食べて、ご馳走様でした。」飛鳥は合掌しホークを置いた。「ご馳走様でした。」茉央も合掌しホークを置いた。「飛鳥?修理工場行くんでしょう?ここは私が奢るわ。」茉央が飛鳥の顔を見た。「はい。行きますので茉央先輩は私の後ろからピッタリくっついて来て下さい。スピード出しませんから。安全運転で行きます。」茉央はそう言うと会計している茉央の後ろに立った。「茉央先輩ご馳走様でした。」飛鳥が振り向いた茉央の顔を見た。「じゃあ行きましょうか?」茉央が飛鳥に言った。茉央はサッサと車に乗り込んだ。飛鳥が出発するのを待った。飛鳥の車が動き出すと茉央は飛鳥の車の後ろにピッタリくっついて走った。しばらく走ると鬼ケ窪モータースに着いた。二人は車を降りて事務所のドアを開けた。「こんにちは。タービン交換お願いします。」飛鳥は社長の顔を見た。「待ってました。この間、天宝喜君もやったから練習済みだ。紬ちゃんとやるから3時間で終わるぞ!友達もそこに座って待っててくれ!」社長は二人の顔を見た。すると紬が事務所に来た。「飛鳥さん。鍵貸して下さい。車工場に移動させます。見学オッケーですよ。」紬はニカッと笑って鍵を受け取ると事務所を出て車のエンジンをかけて、工場へ持って行った。あまりさんがお茶を出してくれた。「車の調子はどうですか?うちの旦那もこの間やったばかりですよ。ビックタービン交換。速くなったと言っておりました。」天宝喜さんが飛鳥に聞いて来た。「絶好調です。旦那さんもやったんですね。」飛鳥はメイの顔を見て優しく微笑んだ。「うちの旦那、交換したら早速つくばサーキットに走りに行きましたよ。ベストリザルトがでたって喜んでました。飛鳥さんも明日、お休みですか?走りに行ったらどうですか?日曜日は沢山の車が走っていて記録を出すのが難しいと旦那が言ってましたけどお勧めしますよ。」メイはニカッと笑って飛鳥を見た。「是非そういたします。」飛鳥はメイさんの顔を見て優しく微笑んだ。「茉央先輩、ごめん。今日出来るって?私、明日くらいまでかかると思って茉央先輩に来てもらったんですが大丈夫だったみたいっす。ディナーお好きなもの御馳走させてください。」飛鳥が苦笑いを浮かべた、茉央は携帯ゲームを始めた。飛鳥はメイさんと話しをしていた。クラッシック音楽の話しとか旦那のピアノの話しとかプロ級の腕前だと言っていた。ベートーヴェンが得意だとか今度、家に聴きに来なさいとまで言われた。1時間が過ぎた頃、飛鳥は工場に進捗状況を見に行った。新しいビックタービンがついていた。飛鳥は興奮した。「飛鳥さん。デカいだろう?馬力アップ間違いなし。気をつけて運転しろよ。」社長がニヤニヤしながら飛鳥を見た。「はい。」飛鳥が返事をした。「出来たら呼ぶからもう少しまっててな!」社長が飛鳥の顔を見た。「わかりました。」飛鳥は返事すると事務所へ帰った。それから2時間後「飛鳥さん。完成した。」紬の声がした。見に行くとビックタービンがエンジンルームの前にドカンとあり目を引いた。飛鳥がエンジンをかけた。重低音のマフラーの音が工場内に響いた。新しいタービンの音も爽快だった。そのまま、車に乗って表の事務所前の駐車場へ車を移動させると車を降りて事務所へ入り天宝喜さんの前に立った。請求書はすでにデスクの上にあった。メイさんが請求書を飛鳥に見せると信じられないくらい安い金額が記載されていた。飛鳥はバックから財布を出してお金を支払った。「有り難う御座いました。」メイが笑顔で飛鳥の顔を見た。「天宝喜さん。早速つくばサーキット明日行きます。」飛鳥はメイの顔を見てニヤリと笑った。「そうですか?気をつけてくださいよ。」メイは優しく微笑んだ。「茉央先輩、お待ちどうさまでした。終わりました。なんでも好きな物御馳走させて頂きます。」飛鳥は茉央の顔を見てニコリ笑った。「焼き肉キングにするか?」茉央が笑顔全開で飛鳥を見ると「オッケーです。メイさんと紬さんと社長さんも合流してください。」飛鳥がメイの顔を見た

「有り難う。邪魔じゃない?社長と紬ちゃんに言ってみるね。あれだったら合流させてください。焼き肉キングですよね。松代の?」メイが飛鳥の顔を見て答えた。「松代です。大きい席取っておきますから是非遠慮なく、」飛鳥がメイの顔を見て優しく微笑んだ。「先に行って席確保します。お先に。」飛鳥と茉央は事務所を出て車に乗るとゆっくりと走った。前を茉央がブロックするように走った。鬼ケ窪から松代までは大して時間はかからなかった。焼き肉キングに着くと駐車場はガラガラだった。まだ、時間が早いせいだからだ。いつもなら満車で路上まで停まって居る事があるイメージしか無かったからふいをつかれた。店にはいると名前を書いて5名と記入すると名前をすぐ呼ばれた。茉央が後から3名来ると伝えた。二人はお酒は控えた。まずは自分達の分だけ頼んだ。カルビ、ロース、タン塩、その他もろもろ頼んだ。二人が食べ始めて30分くらいで三人が合流した。場はにぎやかになった。全員お酒は遠慮した。帰りは車だから、それが理由。みんな、ウーロン茶かソフトドリンクにした。まず社長が話し始めた。「飛鳥さん。明日つくばサーキット行くんだって?1つ2つちゅういする。トルクが出るからアクセルを思いっきり踏み込むの辞めた方が良い。」と社長が話し始めた時三人の肉が出て来た。飛鳥が先回りしてたのんでおいたのだった。社長は話しをさいぎられたが再び話し始めた悪い癖。「スローインファーストアウトの鉄則を忘れずにやれよ。入口では必ず減速し、コーナー立ち上がりで徐々にスピードをあげていくテクニックだ。アクセルを全開にするのはバックストレートとホームストレートだけな?わかったか?それさえ忘れなければオッケーだ!」社長は力説した。悪い癖。いい人なんだけどなと紬とメイはそう思い聞いていた。「それに明日日曜日だからサーキット場にはいつもより車がわんさか走っているから接触に気をつけなければならない。ギャラリーもいるからいつも平日とは違うぞ!良い所見せようなんて色気出すなよ。事故るから!」社長は話しが終わるとタン塩を口にした。社長は飛鳥がまだ新人だから気にかけていた。サーキット走行2回目の素人だから特に。社長のドライビングはピカイチだった。つくばサーキットは庭のように分かっていた。社長のS30フェアレディZはつくばサーキットでは有名だった。飛鳥はこんないい人達に自分の素性を明かそうと前々から考えていた。この場しかないと口を開いた「皆さんにご報告がありまして、私この度、結婚なんて嘘です。私達、実はFBI捜査官なんです。先日人間も殺しているんです。昨日は、その殺した暗殺者のお葬式だったんですよ。ビックリさせて申し訳ありません。」飛鳥は三人の顔を見て、バッチと拳銃を見せた。三人はお肉を食べる手が止まった。社長はこうゆう性格なので拳銃を良く見せてくれたと懇願したが二人は触らせる事は無かった。しなし、FBI捜査官バッチは手を取って触らせた。「くうー!カッコいい!モノホンだぞ。映画でしか見たことねえし、カッコいい。これ、中西飛鳥捜査官って書いてある。」社長は興奮して肉を食べるのを忘れていた。「なんで日本にいるの?」メイが質問して来た。「私達、東大工学部出身ってご存知ですよね。FBI捜査官の中で数少ないサイバーエージェントなんです。最近、ニュースやネットで騒がれているハッカー集団を追いかけて日本にきました。デスペラードとトムキャットを追いかけています。」茉央が言うと紬が一瞬顔を背けたが二人には人間の観察眼がまだそなわってなかった。それがあれば紬がトムキャットの一味だと判断出来たはずだった。この時から紬は二人と距離を取り始める。「そうだったのか?飛鳥さん何処か影がある人だなって思っていたんだよな?メイさん。紬ちゃん。重大な事じゃなくてよかった。勘違いでよかった。」社長は笑顔で微笑んだ二人を見た。「そんなに酷かったですか?私、酷いなあ?少しは悩み事ありましたけど。アハハハ!」飛鳥は三人の顔を見て笑った。「これで安心してくださいね。皆さん。」飛鳥はニカッと三人の顔を見て笑顔になった。「かえって、こっちが恐縮しちゃうな?そんな凄い人達とお付き合いするの?」メイが二人の顔を見て微妙な表情をみせた。この時、飛鳥と茉央は紬がトムキャットの一味だと知らずにいた。そして、晩餐会は終わった。

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