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ハングアップお姉さん openthedoornewwnrld  作者: やましたゆずる
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第12章 レーシングスーツに身を固めて

飛鳥と紬はオートバックスに着いた。オートバックスの駐車場へ紬のNSXが入って行くと車オタク達がNSXに集まった。飛鳥は「何事?」とびっくりな表情で紬を見た。まず、レーシングスーツを見た。女性用、身長165センチ、Lサイズ、スパルコレーシング赤色、約48000円、「試着してみる?」紬が言うと「はい。」飛鳥が答えた。「どうですか?」飛鳥が試着室のカーテンを開けて紬に見てもらうと「ワンサイズ下でいいわね。Mサイズにしよう?」紬がMサイズのレーシングスーツを渡した。着替えが終わると試着室のカーテンを開けて「今度はどうですか?」飛鳥が聞くと「バッチリ良く似合ってる。それにしな色も女性らしい。」紬が言うと飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「コレにします。」飛鳥も紬の顔を見て笑顔で笑った。飛鳥はレーシングスーツを脱いだ。次はレーシングブーツ、女性用、26センチ、「やっぱ、赤色かな?揃えようか?」紬は飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「はい。」飛鳥も同意した。ピッタリしたサイズがあった。飛鳥が履いてみた。「良いじゃない?飛鳥ちゃん。」紬が飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。12000円。スパルコレーシングのブーツ。「これにします。」飛鳥は即決した。「次は、レーシンググローブね。こっちだよ。手のサイズ知ってる?女性だからだいたい23センチくらいだね。それを基準にはめてみるか?まずは23センチ、これも赤色で良い?白でも良いと思うけど?赤行ってみっか?」紬が赤の23センチのグローブを飛鳥に渡した。「丁度良い。これで決まりです。」スパルコレーシンググローブ3000円。「次はヘルメットだね。これは高いから好きな色選んでね。赤か?全身赤もいいね。好きな色はあるの?」紬が飛鳥の顔を覗いた。「全身、赤にしようよ。」飛鳥が言った。紬が棚から赤のヘルメットをとって飛鳥に渡した。飛鳥はヘルメットをかぶると「これがいいピッタリだしデザインもカッコいい!これで決まり。」アライのヘルメット70000円。全身赤コーデになった。フェラーリドライバーみたいだった。飛鳥は決めるのが早かった。あっと言う間に決まった。会計した。133000円だった。「カード1回払いで!」飛鳥は店員にカードを渡しサインをした。袋を2つ渡された。「これで揃ったね。後は車か?天宝喜さんの旦那様が乗っていた。中古車は程度良いよ。お買い得だよ。アレは旧型エンジンだから272馬力しかないけど新車は304馬力ある。天宝喜さんの旦那様の車見てから決めると良い。新車は590万円するから大変でしょ?中古なら480万円だし。天宝喜さん、値引きしてくれるから?もう少し安くなると思う?」紬が飛鳥に言った。買い物袋をトランクに入れて二人は、ガルウイングを真上にあげて車に乗り込んで鬼ケ窪モータースへの帰路についた。社長とメイさんが事務所で待っていた。工場の職人は全員帰っていた。「社長さん。全身赤コーデで買って来ました。」飛鳥はテーブルの上に商品をのせて見せた。「良いじゃないか?高かっただろう?」社長は飛鳥の顔を見た。私が貸しているマンションの1室の家賃分くらいです。「私、マンションに投資していて、人に貸しているんです。そういう商売をしています。」飛鳥は、シラット言ってしまった。「金持ちなんじゃないか?中西様は?」社長が飛鳥の顔を見た。「親の遺産ですから。」飛鳥はそう言って微妙な表情を見せた。「中西様、あの中古のGRヤリス450万円で結構なので前向きにご購入を考えて下さい。来週の水曜日、うちの主人もつくばサーキットに付き添わせて下さいと言ってました。」天宝喜が飛鳥の顔を見た。「天宝喜さん、よろしいのですか?450万円で、前向きに考えます。ご主人様も走り屋なんですか?」飛鳥は天宝喜さんの顔を見た。「そうよ。走り屋です。紬ちゃんのNSXも主人の物だったんですよ。主人は、今、NSXとGRヤリスエアロパッケージの2台車を所有してます。車オタクなんですよ。」天宝喜は飛鳥の顔を見て笑顔で笑った。「そうなんですね。来週会えるんですか?」飛鳥は天宝喜さんの顔を見て優しく微笑んだ。「会えるよ。普通の男だよ。期待しないで?」天宝喜は飛鳥の顔を見てニヤニヤした。「GRヤリス試乗してみる?どうぞ!紬ちゃん付き合ってあげてこの辺一周。」天宝喜がキイを飛鳥に渡した。「圏央道かっ飛ばしくるか?飛鳥ちゃん。天宝喜さん、つくば西スマートインターチェンジはETCのみですよね。飛鳥ちゃんクレジットカードあるか?設定し直せば使えるよね。」紬が天宝喜さんに聞いた。「そうね?ETCカードのみだね。そのまま使えるよ。カード入れるだけで?」天宝喜は紬の顔を見た。「飛鳥ちゃん。ヤリスのキイ貸して、出してくるから?カード貸して下さい。確認してみり。」紬が飛鳥からキイをもらうと事務所を出て行った。「ブォおん、ブォおん」赤のGRヤリスが駐車場に入って来た。紬が車から降りて来て事務所に入って来た。「飛鳥ちゃん。この車、エンジンいじってあるからHKSのエンジンパワーアップキットが入っているから、マフラーもサスペンションも全部HKSだから天宝喜さんのこだわり。アルミはレイズのボルクレーシングにタイヤはブリジストンRE−71RZほぼ新品。全部超一流品でレース使用になっている。お金かかっているから、お買い得だよ。馬力も272馬力以上ある。だだ、飛鳥ちゃんに運転出来るかな?それが問題?」紬は飛鳥の顔を見てニヤニヤしながら笑った。「私、グランツーリスモではなかなかな腕前ですよ。ゲームですけど本格的に運転するのは初めてですが、勉強させていただきます。」飛鳥は紬の顔を見て照れ笑いを浮かべた。「その通り、私も一役かうから安心してね。天宝喜さんも居るしね。」紬は飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「圏央道かっ飛ばしてくるか?つくば西スマートインターチェンジから乗って牛久インターチェンジまで行こう!」紬が言うと飛鳥はGRヤリスの運転席に座った。エンジンをかけてアクセルを2回踏み込んだ。ブォおん!ブォおん!とマウラーが唸った。6速ミッション車だった。飛鳥は、AT限定じゃなかったから乗れた。飛鳥がアクセルを1回踏んでギアをローに入れて発車した。駐車場を出るとアクセルを踏み込んで大通りに出た。「飛鳥ちゃん。あまりスピード出さないでね。この辺警察が張ってるから気をつけてね。」紬が言った。「はい。」飛鳥が返事をしてアクセルを緩めた。すぐに圏央道西スマートインターチェンジに入った。「牛久方面に入って!」紬が指示を出した。「はい。」飛鳥が返事をした。乗った時にETCカードを入れたので問題はなかった。すんなりとゲートが開いた。飛鳥はリードを外された犬のようにアクセルギアを3に入れてアクセルを思いっきり踏み込んだ。車の反応がバツグンに良かった。慎重に合流し本線に入った。アクセルをふみこんで中車線を走った。スピードメーターを見ると100キロは出ていた。前に遅いトラックが走っていたのを見て、右にウインカーを出し追い越し車線に出てアクセルを踏み込んむと130キロ出ていた。「飛鳥ちゃん。出し過ぎ、落ち着いて中車線に戻って、この車線ずっと走っていると捕まるから!」紬は飛鳥に指示を出した。「はい。」飛鳥は返事をし、左にウインカーを出し中車線に戻ってしばらく90キロで走った。牛久インターチェンジに着くと「飛鳥ちゃん。常磐道走ってみっか?谷和原インターまでいくべ!」紬は、飛鳥の横顔を見た。連絡道路を走り料金所を経由して常磐道に合流した。「常磐道は3車線だから、それに車が多いから気をつけてね。」紬が飛鳥の横顔を見た。「はい。」飛鳥は返事をした。中車線を100キロで走った。追い越し車線を猛スピードで赤フェラーリがすっ飛んで行った。「あれ、150キロは出てるよ。」紬が言うと後ろからパトカーがすっ飛んで来た。飛鳥は無意識にアクセルを戻した。80キロにスピードを抑えてしばらく走るとセーフティゾーンに赤色灯が見えた。その前に赤のフェラーリが停まっているのが見えた。抜く時「アンチャン捕まったな?ザマァ」紬が声さした。「あの若さでフェラーリなんて、10年早いよ。多分、残クレだな?ありゃ?」紬の毒舌が炸裂した。「そうなんですか?150キロじやあ。免停だな?」飛鳥も分析していた。「だいたい、20歳そこそこの若造がフェラーリなんて残クレに決まってんだろう?あのアンチャンダサイ顔してたな?アレでフェラーリは笑えるよ。免停180日だな?罰金8万円ってとこか?飛鳥ちゃんもスピードはつくばサーキットだけにしときな?公道はゆっくり走る。それが一番だよ。」紬は飛鳥の横顔を見た。「飛鳥ちゃん。高速下りるから左車線走りな。」紬が言った。「はい。」飛鳥は左にウインカーを出して左車線を走った。谷和原インター出口で一般道294に出た。「そのままつくば方面に走って。」紬が言った。「はい。」飛鳥は返事をした。帰りは一般道を走った。「紬さん、この車、私の言う事に期待を裏切らないです。気に入りました。来週の水曜日が楽しみになりました。」飛鳥が紬の横顔を見た。「飛鳥ちゃん。この車も良いけど天宝喜さんの旦那様が乗ってる新型を見てから決めた方が後悔しないよ。新型はカッコいいから値段はするけど?決めるのそれからでも遅くないよ。」紬は飛鳥にアドバイスをした。「はい。分かりました。」飛鳥は素直に聞き入れた。鬼ケ窪モータースの駐車場に帰って来た。事務所の電気がついていた。二人は車を降りて事務所のドアを開けた。天宝喜さんが居た。「ただいま帰りました。天宝喜さん、まだ居たんですね。」紬が天宝喜の顔を見た。「二人が帰ってくるの待っていたのよ。ドライブどうだった?」メイが飛鳥の顔を見た。「最高でした。良い車ッス!ありがとう御座いました。買うか買わないかは水曜日にハッキリさせます。」飛鳥はメイの顔を見て笑顔で微笑んでGRヤリスのキイを返した。「今晩、旦那に言っておくから。安くしろって!うんじゃ帰ろう!社長は先に帰ったから。お疲れ様でした。」メイが飛鳥の顔も見てニヤリ微笑んだ。「はい。お疲れ様でした。」飛鳥が言った。「お疲れ様でした。」紬が言った。飛鳥と紬が事務所を先に出た。メイが事務所の鍵を閉めた。「さようなら。」メイが二人に言って手を振った。飛鳥と紬も「失礼します。」と言って手を振った。飛鳥はピンクの軽自動車に乗った。紬は、NSXのガルウイングを真上にあげて、運転席に乗った。メイも軽自動車に乗ると飛鳥と紬は先に駐車場を出て行った。メイは駐車場を出て車から降りて、駐車場に鎖をかけて、帰路についた。

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