黒木淳の転移1 ゲロを吐くな
リリスと淳の会話
淳「…理沙」
起き上がって辺りを見渡すと白い部屋だ。いつのまにか布団が敷かれその上にいた。しばらく何も浮かばなかったが、脳みその中に今までのおぞましい記憶が流れ込んできた。
リリス「ん?起きたー?…」
リリスはあくびをした。
「うあああああああ!!!!!」
「…落ち着きなさいな」
リリスは何かの本を読んでいたようだ。ロシア語で書かれた本で何のタイトルかは分からない。
「うぷっ。おえええええ」
ゲロゲロゲロ…淳は盛大に催した。
「あーららら!」
リリスはゲロまみれになった布団をポンッと消して、辺りを消毒し臭いを消した。およそ10分程だった。。
「とりあえずこの吐き気止めを飲んで」
水の入ったコップと黄色い粉薬を渡してきた。
「…ありがとうございます」
辛苦い薬だった。
リリスは無表情で俺を見つめている。
「布団ごめんなさい…」
「そうだね」
いくらかリリスの表情が緩んだが真剣な表情になった。
「あのね淳…聞いて」
椅子に座りリリスの目を見る。タラリと涙が出てきた。
嗚咽が止まらなくなる。
「ごめんなさい…本当にごめんなさい、俺が理沙を真子も殺していました」
「…あのね正直私もあなたがとんでもない子だと思ったの…だけどあれは取り憑いているアスモデウスが原因なのよ、あなたが持っていた負の感情を爆発的に増幅させて…体が乗っ取られる寸前までいったのに…うううこんなことって」




