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あなたの慈愛とともに  作者: りんた
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黒木淳のお話21 うさぎの犯人

理沙…。

  淳?「さっき言ったじゃん。この目が僕の出ている証だって」

 

   理沙「どうゆうこと?」

 

     「淳の中に僕がいるってことだよ」 

 

理沙は頭を回転させ考えた。 


      「まさか二重人格だったの…!?」


     「うん…?うん。まあだいたいそんな感じ」


手元に集中してうさぎに巻き付けていた包帯を剝がしている。ペリペリペリペリ。包帯に血がついて固まっていたためそんな音がした。

 

     「よしっ。剝がしきったぞ」

淳?は立っていた場所にうさぎを置いた。

 

   理沙「ッつ…!」

思わず顔を背けた。目玉がくりぬかれ、首だけになってしまったうさぎだった。


というかうさぎを見ること自体苦痛なのに…吐きそうだ

 

 「苦労したよほんとに。顔隠して夜の学校行ってさ。小屋の中でうさぎめっちゃ逃げ回るし。むかついたから一匹殺しちゃったけど」


早口でまくし立てた。

  

   「ひどい…!なんでそんなこと出来るの?淳くんはそんなんじゃ…」


淳?は首を傾げ真顔になった。


   「僕は淳じゃない…確かうさぎ嫌いだったよね?」

  

   「何でそんなこと…」


理沙の背中がグリグリ踏みつけられた。


   「そう言ったよね?」

  

   「言った…!うぐ…!」


ご覧いただきありがとうございます。

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