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あなたの慈愛とともに  作者: りんた
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黒木淳のお話18 理沙の絶望

理沙ちゃん視点のお話です。

淳くんと付き合って半年か。いつも勉強教えてくれてたな。それに優しくて可愛いし面白い。親と喧嘩して泣いていた時も話を聞いてくれた。日々の愚痴だって聞いてくれる…。もしも結婚するなら淳が良いな。大学は何処に行きたいのかな…。聞かなきゃ。つッ!?痛い!腕が痛い!

  

  理沙「んぐっ?夢…?痛、痛い!」

痛みで目を覚ました。うっすらと目を開けると照明の光が目に入ってきて眩しい。

  

    「い…?」


  ??「起きちゃった。体重の問題もあるしうつ伏せにしておいた方が良かったか」


ゴッ。急に視界が回って、床に顔を思い切りぶつけて鼻血が出た。

  

  「痛っ…!なに…」


何とか立ち上がろうとしても腕と足が動かない。どうやら縄で後ろ手に縛られているようだ。さっき腕が痛かったのはそれが原因だ。簡易だが足も結ばれている。

  

  ??「ひっくり返しただけ」


声の主は後ろからだ。顔は見えない。


    「誰!?」


  「当ててみな」


少し高い声の後に気持ち悪い薄ら笑いが聞こえた。


誰!?誰なの!?怖い…


「助けてください…!警察には絶対言いませんから」

  

 「答えになってないよ。ちなみにそれは絶対に無理」


縄に力を込めるがビクともしない。

  

  「私をどうする気…?」

  

  「悪魔を呼び出すための生贄にする」


頭がおかしい。

  

  「殺すの…?」

  

  「生贄だからそりゃあね」


またケラケラとした笑い声が聞こえた

  

  「ひっ…いやっいやっ」 


手足をじたばたするが縄は全く外れない。するとそいつは歩いてきて私の傍に立った。顔が見えた。

  

  「!!!」


驚愕した


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