第1話・始まりの物語
治ってませんが投稿再開します!
良太と牡丹が花畑荘へ帰ると、美咲と皐月がリビングに座っていた。
「 なんでかぁさん達がここに? 」
「 金蘭ちゃんから連絡が来てね。2人ともおめでとう。 」
「 おめでとう。牡丹。良太くん。 」
「 えっと・・・ありがとう。 」
牡丹が照れくさそうにお礼を言うと、みんなから拍手が起きた。
「 わたくし感動しましたわ!結婚した男女がこれ程美しいなんて! 」
百合は涙を流しながら言うと、
「 そうですね!最高の夫婦です! 」
向日葵も涙を浮かべながら言った。
「 あんた達は私が知る中で1番の夫婦だわ。牡丹ほんとにおめでとう。 」
その日の夕食は良太、牡丹、金蘭、向日葵、美咲、皐月、百合の7人で外食にした。
百合がばぁちゃんのへそくりを持ってきて勘定を払い、美咲と皐月は花畑荘へ来る前に買った
ダイヤのネックレスとダイヤの指輪を良太と牡丹に渡した。
良太と牡丹
2人の幸せを願って満月が輝いていた
十数年後
真っ暗な世界
2人で佇む世界
( またこの夢か・・・そろそろ飽きたな綺凛 )
( なんでアンタと同じ夢見ないといけないのよ!バカ )
( お前の方がバカだろ!父さんも言ってるだろ?母さんに似て騒ぎすぎって )
( はぁ?元気って言ってるのよ!アンタこそ父さんに似て優柔不断って )
( 優しいって言われてんだよ!ったく起きるぞ )
朝日が差し込む花畑荘
良太と牡丹の部屋
黒い髪と、くすんだ赤い髪の青年達が居た。
「 いつまで寝てるの!今日から中3でしょ! 早く起きて朝ごはん食べてよね!」
元気な声で2人を起こしたのは、41歳になり
歳相応にシワが出てきた赤い髪の牡丹。
「 いい加減部屋を変えてくれよ〜朝からこいつの顔見るなんて吐きそうなんだけど。 」
「 あたしだって、アンタの寝汗臭いのよ!我慢してやってるんだからアンタが変われ。 」
「 喧嘩するなら、百合さんの部屋にするわよ! 」
「「 ごめんなさい母さん!! 」」
2人揃って言うと、リビングへ行った。
「 おはよう。父さん、撫子 」
「 おはよう。喧嘩するのはいいけど、早く食べろよ。 」
と、良太が言った。
「 おはよぉ・・・宿題見せてねぇ・・・ 」
眠たそうに言ったのは、2人と同じ中3になる
金蘭と向日葵の養子。
牡丹がリビングに来ると、良太は近ずいて
キスを交わした。
「 毎朝毎朝、あんた達は恥じらいを覚えなさいよ。 」
金蘭が言うと、向日葵も頷いていた。
花畑荘には現在
良太、牡丹、双子
金蘭、向日葵、娘
桜、百合
が住んでいた。
新学年と共に始まる新たな物語
花畑荘の物語が動き出す
題名に【 第1話⠀】と付けたのはここから始まるからです。
良太と牡丹が出会い
双子の親になる
ここからが物語です
今まではプロローグ扱いです(笑)
お楽しみください┏●




