深夜のお話
親達に部屋を取られた子供達。
良太、牡丹、金蘭、向日葵の4人は、リビングに
布団を持ってきて、寝る事になった。
「 こうしてると、修学旅行みたいやね! 」
「 そうだねー。恋バナとかしてみる? 」
「 このメンバーじゃ恋バナになりませんよー。 だって、良太さんと牡丹さん。おねぇ様とひまってカップルが出来てますもん。」
「 それじゃあ、仕事の話聞かせてくれよ。 」
牡丹が言い始めて、向日葵が訂正し、良太が話題を振る。雑談を始めると大抵この様になるが
4人は楽しそうに話始める。
「 それじゃあ私から。図書館の受付って実は・・・すごく暇なの!今どき本を借りる人が少なくなってきて、どうしても自分の事してる時間が長くなって。それでお給料貰えるなら楽でいいけどね。 」
・・・勝手な解釈ですのであしからず・・・
「 そうなんやぁ。自分の事って何してるのー? 」
牡丹が興味本位で聞くと、少し沈黙があり、
「 つ、次は学校の話が聞きたいわー。 」
( 誤魔化したな・・・だろうと思っていたが。 )
良太はチラリと金蘭を見ると目が泳いでいた。
「 ひまは、服飾の専門学校に通っててデザイン等を書いたりしています!可愛い服を作って、ひまが自分で着たいから頑張ってます! 」
「 可愛い服かぁー。良太もアタシが可愛い服着てると、嬉しい? 」
「 もちろんだよ!いつも牡丹は可愛いよ。 」
牡丹はジッと良太を見ながら頭の中で、可愛いよ。を脳内再生していた。
「 牡丹。帰ってきなさい。 」
金蘭はそう言うと、牡丹のほっぺたを、引っ張って目を覚まさせた。
「 むぅー。痛いよ金蘭〜。 」
牡丹は金蘭をポカポカと叩きながら言うと、
「 アタシと良太は働いてないから、趣味でも話そうか! 」
「 いいですね〜!聞かせて下さい! 」
向日葵は興味津々で、目を輝かせている。
「 アタシはネットサーフィンが趣味かな!最近ね、赤ちゃんに関する記事を読んでて、すごく勉強になるの! 」
良太と金蘭が固まった。向日葵はあーだこーだ言いながら、牡丹が知ってる事を聞いていた。
「 まさかとは思うけど良太。出来たの? 」
「 俺が知るわけないだろ。その・・・あの日とか来てるのか? 」
「 そんな話しないけど、一応考えときなさいよ? 」
2人が小声で話していると、
「 良太は何人くらい欲しいの? 」
牡丹が唐突に聞いてきた。良太は少し考えて、
「 双子とか、良いかもなぁ。 」
と、答えると牡丹は困った顔をしながら、
「 お腹大きくなっても好き? 」
不安そうな顔で良太の服をつまみながら聞いた。良太は牡丹の手を握り、
「 当たり前だよ。どんな事があっても、どんな姿でも牡丹は牡丹だよ。 」
顔を赤くしながら、牡丹は頷いた。
「 次はあんたの話しよ? 」
金蘭がそう言うと、良太は3人に座るよう促し、
「 俺は怪談が好きでな・・・ 」
うつむきながら言った。
書いていて楽しいです。
次話もお楽しみください┏●




