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終わって始めた花畑  作者: SHELLY・BOSS
32/62

賑やかな憩い

「 あの〜。懐かしいってオカンとお義母さんの関係って・・・? 」


「 決まってるやん。みーちゃんも花畑荘の元住人やってん。 」


牡丹と良太は開いた口が塞がらなくなった。

現在、花畑荘に住んでいる4人の親が、花畑荘の元住人だとは誰も思っていなかったからだ。


「 なんで貰った時に言ってくれないんだよ!かぁさんは、いつもこうだよ。 」


「 だって、あんたが聞かないんだもん。 」


良太は頭を抱えて、牡丹は良太の肩に手を置いて、


「 アタシのオカンは娘にカマかけて、情事を聞き出すアホやから、まだマシやで。 」


よく分からない励まし方をして、良太の目を見つめていた。2人の世界に入ろうとすると、


「「 若いね〜。ヒュヒュー! 」」


両母から野次が入り、現実に戻った。


「 私達もあんな時あったわね〜。 」


「 ウチも懐かしいわ〜。 」


(( おばさん共めぇー ))


良太と牡丹が同時に思うと、


「 失礼な事、考えたな〜。良太は夕飯抜き。 」


「 牡丹も抜きやで〜。仲良うグゥ〜言っとき。 」


「「 すいませんでしたー! 」」


母親は子供の考えが分かると言うが、こうゆう時に分かられると2人は謝るしか出来ない。

その後、両母で楽しく話す中、2人は食卓に座らされ監視される事となった。



「 ただいま〜!皐月さん支度出来ましたー? 」


金蘭と向日葵がお迎えから帰ってきた。

青山銀一と黄嶋夏子を連れて。


「 青坊にキーちゃんだ!懐かしいー! 」


美咲は笑顔で迎えた。


「 みーちゃん!わーい!懐かしいー! 」


向日葵の母親、夏子は笑顔で美咲に抱きつくと

ぴょんぴょん跳ねた。

金蘭の父親、銀一は青い顔で、


「 美咲ねぇさん・・・お久しぶりです。 」


と、深く頭を下げた。


「 青坊・・・ちゃんと仕事してるんでしょうねー? 」


「 は、はい!もちろんです!はい! 」


「 青坊はな、みーちゃんにごっつ怒られた事があって、ああやって頭上がらへんのよ〜。 」


皐月が良太にコソッと言うと、


「 ウチにはなんも言わんの〜? 」


「 皐月ねぇさん・・・お久しぶりです! 」


皐月にもペコペコする銀一であった。

何があったかは当人たちしか知らないが、楽しそうにしている4人の親を見て、


(((( 楽しそう・・・ ))))


4人は少し嫉妬しながら思っていた。

夕飯は、美咲と皐月が作った味噌汁と、唐揚げ。銀一が持ってきたお寿司に、夏子が作ったケーキ。と豪華だった。



食べ終わると、親達は「 泊まっていく! 」と言い出して、使っていた部屋をそれぞれ言うと

現在使っている、それぞれの子供の部屋とピッタリ一致した。

8人で笑い合い、子供達はリビングで。

親達は部屋へと割り当てられ、お風呂の順番でひとしきり揉めたあと、寝る支度をするのだった。

次話は夜中の談笑。


お昼に投稿する予定です。


次話もお楽しみください┏●

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