賑やかな憩い
「 あの〜。懐かしいってオカンとお義母さんの関係って・・・? 」
「 決まってるやん。みーちゃんも花畑荘の元住人やってん。 」
牡丹と良太は開いた口が塞がらなくなった。
現在、花畑荘に住んでいる4人の親が、花畑荘の元住人だとは誰も思っていなかったからだ。
「 なんで貰った時に言ってくれないんだよ!かぁさんは、いつもこうだよ。 」
「 だって、あんたが聞かないんだもん。 」
良太は頭を抱えて、牡丹は良太の肩に手を置いて、
「 アタシのオカンは娘にカマかけて、情事を聞き出すアホやから、まだマシやで。 」
よく分からない励まし方をして、良太の目を見つめていた。2人の世界に入ろうとすると、
「「 若いね〜。ヒュヒュー! 」」
両母から野次が入り、現実に戻った。
「 私達もあんな時あったわね〜。 」
「 ウチも懐かしいわ〜。 」
(( おばさん共めぇー ))
良太と牡丹が同時に思うと、
「 失礼な事、考えたな〜。良太は夕飯抜き。 」
「 牡丹も抜きやで〜。仲良うグゥ〜言っとき。 」
「「 すいませんでしたー! 」」
母親は子供の考えが分かると言うが、こうゆう時に分かられると2人は謝るしか出来ない。
その後、両母で楽しく話す中、2人は食卓に座らされ監視される事となった。
「 ただいま〜!皐月さん支度出来ましたー? 」
金蘭と向日葵がお迎えから帰ってきた。
青山銀一と黄嶋夏子を連れて。
「 青坊にキーちゃんだ!懐かしいー! 」
美咲は笑顔で迎えた。
「 みーちゃん!わーい!懐かしいー! 」
向日葵の母親、夏子は笑顔で美咲に抱きつくと
ぴょんぴょん跳ねた。
金蘭の父親、銀一は青い顔で、
「 美咲ねぇさん・・・お久しぶりです。 」
と、深く頭を下げた。
「 青坊・・・ちゃんと仕事してるんでしょうねー? 」
「 は、はい!もちろんです!はい! 」
「 青坊はな、みーちゃんにごっつ怒られた事があって、ああやって頭上がらへんのよ〜。 」
皐月が良太にコソッと言うと、
「 ウチにはなんも言わんの〜? 」
「 皐月ねぇさん・・・お久しぶりです! 」
皐月にもペコペコする銀一であった。
何があったかは当人たちしか知らないが、楽しそうにしている4人の親を見て、
(((( 楽しそう・・・ ))))
4人は少し嫉妬しながら思っていた。
夕飯は、美咲と皐月が作った味噌汁と、唐揚げ。銀一が持ってきたお寿司に、夏子が作ったケーキ。と豪華だった。
食べ終わると、親達は「 泊まっていく! 」と言い出して、使っていた部屋をそれぞれ言うと
現在使っている、それぞれの子供の部屋とピッタリ一致した。
8人で笑い合い、子供達はリビングで。
親達は部屋へと割り当てられ、お風呂の順番でひとしきり揉めたあと、寝る支度をするのだった。
次話は夜中の談笑。
お昼に投稿する予定です。
次話もお楽しみください┏●




