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終わって始めた花畑  作者: SHELLY・BOSS
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戦慄の月

「 か、怪談って・・・こんな時間に・・・ 」


牡丹が時計を見ながら言うと、金蘭は布団を羽織って、向日葵は、


「 怖い話をしていると集まるって、お母さんが・・・ 」


明らかに怯えていた。良太は顔を上げて、3人を見渡して頷いた。


「 とある夜更け。今日のような日に、4人で集まって、話してたんだよ。 」


3人はゴクリと唾を飲むと静かに聴き始めた。


「 4人はリーダー的な男の家に集まって、怪談をするのが日課で、その日も集まって話してたんだよ。全員が疲れて寝ようとした時に、2階から、ギシ・・・ギシ・・・と足音が聞こえて来たんだ。 」


ギシ・・・ギシ・・・


リビングの天上から足音が聞こえて、3人は顔を見合わせて、寄せあった。


「 足音はトイレの方へ向かって行ったと4人は安心して眠ろうとしたんだが、不思議に思った。足音がリビングに近ずいてくるんだ。 」


3人は耳をすまして足音を聞いていると、話の通りにリビングへ近ずいて来ていた。


「 り、りょうたぁ。あ、あ、足音が・・・ 」


「 だんだんと近ずいて来る足音がピタッと止んで、気のせいだと思った4人は寝る為に目を閉じた。 」


ここで良太は黙り、3人を見るとみんな話の通りに気のせいだと思って、安心した顔をしていた。足音も止まり3人は自分の布団に戻り一息着いていた。

それを確認すると、良太は再び口を開いた。


「 4人が寝静まったのを確認してか、ゆっくりとドアが空いて、髪の長い女性がスゥーッとリビングに入って来て、1人の肩を掴むと2階に連れて行ってしまったんだ。 」


3人は廊下に通じるドアに目をやって、空いてないのを確認すると、


「 怖すぎるよりょうたぁ。 」


「 あんたの趣味って・・・ 」


「 良太さんは、意地悪ですね。 」


3人が感想を言うと、良太はドアを指さながら、


「 ドア見てみなよ。空いてるかもよ? 」


と笑いながら言った。


「 そんな訳ないですよー!良太さんは本当に意地悪な人で・・・すね・・・ 」


牡丹と金蘭もドアの方を見ると固まった。


「 あ、空いてる・・・なんで空いてんの・・・ 」


牡丹は良太の後ろへ回り、ギュッと服を掴んだ。


スッ・・・スッ・・・スッ・・・


「 こっち来てるやん!りょうたぁ、逃げよ! 金蘭と向日葵ちゃんも早く! 」


「 逃がさへんよぉ〜牡丹〜。 」


「 アタシの名前知ってるー!良太逃げるよ! 何してるの!ほら立って! 」


牡丹は焦りながら言っている。

他の3人は全く焦ることなく、この後の展開が予想出来た。


カチッ


リビングの電気のスイッチを金蘭が押すと、皐月が牡丹に迫っていた。


「 お、オカン!びっくりさせんとってよ〜。 」


「 いや〜良太くんの怪談に乗っかろう思ってな。どや?怖かったやろ〜! 」


牡丹は安心しながら頷いて、金蘭と向日葵も頷いた。


「 ありがとうございます。お義母さん。楽しかったですか? 」


「 めっちゃ楽しかったわ!こっちこそ、ありがとうな! 」


そう言うと皐月は牡丹を立ち上がらせて、


「 牡丹、大事な話があるんや。 」


と、2人は2階へ行った。

怪談と同じ展開になり、金蘭と向日葵はお茶を飲んで、布団に戻った。

良太は電気を消して、牡丹の帰りを待つことにした。

次話は夜中です。


怪談を考えるのも楽しいですね!


次話もお楽しみください┏●

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