逆らうと後が怖いね
「 下りるぞ牡丹? 」
良太は抱きついている牡丹にそう言って歩こうとするが、牡丹は離れない。
「 下で2人がイチャイチャしてるから、アタシ達もイチャイチャしたい。下まで連れてって♡ 抱っこで・・・ 」
牡丹は良太の胸に顔を押し付けながら言った。
良太は腕に力を入れて、牡丹をお姫様抱っこで
階段を下りた。
・・・作者の小言です!マネしないようお願いします。非常に危険で双方怪我の恐れがあります。・・・
「 あら牡丹。旦那様に抱っこして貰ってるの? いいわね〜ラブラブで! 」
2人を見た金蘭がニヤニヤしながら、からかってきた。牡丹は誇らしげな顔をして、
「 ええやろ〜♡アタシと旦那様はいつでもアツアツなの! 」
良太は恥ずかしくなり、牡丹を下ろした。
だか、腕を首にかけたまま離れようとしない牡丹。良太も恥ずかしいとはいえ、牡丹との仲だ。まんざらではない。
「 見せつけてくれるわねぇ〜。誰と電話してるのか知らずに。 」
金蘭の手にはスマホが握られている。
保留中ではなく、通話中の画面を牡丹に見せながらイタズラ顔になっていた。
「 えーと・・・明石皐月さん・・・って アタシのオカンやー! 」
牡丹は頭を抱えて叫び、青い顔になっていた。
「 牡丹〜。今からそっち行くさかい、逃げんと待っとりや・・・旦那はんも逃げたら、張り倒すさかいお利口しときや〜。 」
電話越しに良太と牡丹は脅された・・・
「 ぼ、牡丹。ほんとにお母さんなのか・・・ 」
「 あ、あかん・・・オカンが来る。アタシ逃げるかも知れへん・・・良太、駆け落ちしよ! 」
牡丹は冷や汗たっぷりで言うと良太の服を掴んで、玄関に引っ張って行った。
ピンポーン♪
「 オカンや!良太あっちから逃げよ! 」
牡丹は大きな声でそう言うとリビングへと、引き返そうとして、足を滑らせ転んでしまった。
金蘭は玄関のドアを開けて、お客さんを出迎えた。良太は開いたドアを見て驚いた。
「 どこに逃げるって〜?牡丹あんた覚悟しいや〜? 」
牡丹と同じ真っ赤な髪。
年齢を感じさせないツヤがある肌。
ジッと見られると足がすくむほど、力強い目。
明石皐月。牡丹の母親だった。
「 久しぶりです皐月さん!リビングへどうぞ。 牡丹は逃げようとしてましたが、私はお待ちしておりましたよ。」
「 早かったやろ〜!金蘭ちゃんと電話してたら、なんや旦那様とか、アツアツとか聞こえてな・・・話はリビングでしよか。 」
満面の笑みで金蘭は出迎えて、皐月も笑っているが目がしっかりと牡丹をとらえていた。
牡丹の母、登場!
金蘭のお父さん同様、あまり物語的に重要で無い
キャラクターです(笑)
次話は明日です。
お楽しみください┏●




