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終わって始めた花畑  作者: SHELLY・BOSS
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思わぬ所で繋がりが

「 それじゃあ先ずは自己紹介からや。明石皐月、そこに居る青い顔したまな板のオカンです。見ての通りウチはまな板やあらへんから、襲わんとってや? 」


椅子を食卓に1つ追加して4人が見える位置に座って貰った。皐月の言う通り、牡丹とは違いハッキリと主張していた。


「 私は知ってるから、向日葵と良太ね。 」


金蘭がそう言うと、


「 はじめまして!黄嶋向日葵です。ひまは何を食べたら大きいくなるのか知りたいです! 」


向日葵は目を輝かせながら皐月を見ていた。次は、と言うふうに良太を見る。


「 黒川良太です。花畑荘の大家です。えっと・・・牡丹さんとはお付き合いとまでは行きませんが、仲はいいです! 」


「 みんなよろしゅうな!さてと・・・牡丹が言ってた旦那様って良太くんの事やんな? 」


皐月は良太を品定めするかの様に見たあと、牡丹をジッと見た。


「 それは・・・その〜。はぃ♡ 」


「 あんたのそんな顔、初めて見たわ。まぁ、 あの人のお孫さんやし、大丈夫やろうけど・・・ 良太くんはこの子と、付き合ったり結婚は考えとるん? 」


皐月は力強い目を、真剣に良太に向けた。

良太は椅子に座り直して真っ直ぐ目を見て、


「 もちろん考えています!ですが・・・順番があべこべで・・・ 」


「 順番?なんやそれ。金蘭ちゃん説明してくれへん? 」


金蘭は3人に聞こえないように皐月に耳打ちをしていた。皐月の顔は赤くなったり、笑ったりと変わっていたが、突然真剣になり、


「 順番は分かった。良太くん、牡丹のまな板は痛かったやろ〜 」


からかうように言って、牡丹は真っ赤な顔になり良太の腕を掴んで、


「 そ、そんな事なかったよな!アタシ良かったよな!? 」


「 あ、あぁ。その・・・良かったよ。 」


良太も赤くなりながら言った。母親の前でなんて事を言わされているんだと思いながら、良太は牡丹の頭を撫でて落ち着かせた。

牡丹は子猫の様な笑顔で、大人しくなった。


「 よっしゃ。あんたらの事、認めたる。その代わり、ちゃんと挨拶には来なアカンで。 」


皐月はそう言うとスマホを取り出して、電話をかけ始めた。


「 もしもしーオトン?牡丹にも春が来よったで!相手?黒川さんのお孫さんや。そや。もぉー早から泣きなや!そんなんやから振られたんやで!はいはい。分かったから。 」


「 オトン泣いてたん?それに黒川さんの孫って 2人とも良太のおばぁさん知ってんの? 」


「 当たり前やん。ウチらが出会ったのは下宿や言ったやろ?実はな、花畑荘やねん。 」


良太、牡丹、金蘭、向日葵は、驚いた。

花畑荘で出会った、牡丹の両親。

あっさり認めた皐月に合点がいった良太だった。

良太の祖母を知る、牡丹の両親。

牡丹が花畑荘に住んだのは運命か偶然か。


次話もお楽しみください┏●

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