ダンスを踊ろう1
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ミシェルとレオンはファーストダンスを踊る為に、会場中央へ向かい進む。
ダンスフロアには、すでに両陛下、ユーグ殿下とイル公爵令嬢、今年から公の場にデビューしたばかりのレオンの妹のソフィー王女と王弟様がすでに居た。
そこに加わって踊らなくてはならないという事実に、ミシェルの体が強張る。
エスコートで腰に回されていたレオンの指先が、トントンと軽く叩く。
ミシェルはそれに気がつき、レオンの方を見上げた。
「もしかして、緊張している?」
いたずらっこのような口調のレオンに緊張が解け、笑顔になる。
「もちろん。でも、楽しんでみせます。」
緊張はしていたが、ミシェルはそう強気で返した。
いつものポジティブ思考に戻ったようだ。
「ハハハ。流石だね。私のシェリーはそうでなくっちゃ。」
嬉しそうに笑う。
ダンスが始まる。
「せっかくだし、踊りながら話を聞こうかな?」
レオンが提案する。
「え?何を聞きたいのですか?」
ミシェルもダンスが始まったばかりで体力があるので余裕で聞き返す。
「うん、シェリーが私を疑った理由だよ。実は全く分かっていないのだ。理由が知りたい。ずっと手紙も返ってこなかったから嫌われたのかと不安で堪らなかったのだ。シェリーと王城で顔を合わせた時も、嫌われていないか、避けられないかと凄く緊張して、内心ガタガタ震えていたのだぞ。」
「そ、そうだったのですね。そうとは知らず、あの時はレオがよそよそしいので、私の事を疎んでいるのでは考えていたので…」
ミシェルが落ち込み、俯く。
「シェリー。」
甘えたな子猫のような声色で名を呼びながら、ミシェルの顔をレオが覗き込む。
レオは目が合うと柔らかく笑う。
ミシェルは顔を上げる。
「私が不甲斐なかったのだ。悲しい想いをさせてしまって、すまなかったね。だから、理由をきちんと知っておきたいのだぁああああっと、その前に。さっきのアレ、もう一度聞かせて!!実はまだ信じられなくて、夢を見ているのではと疑ってしまっているのだ。確認したい。確認させて!例の、あの言葉を、もう一度、私に聞かせてくれないか。シェリーが私の事を…ほらっ、その続きだよ。君の気持ちを聞かせてよ。」
耳元でおねだりするので、二重の意味で照れながら顔を真っ赤にさせミシェルは話を聞いている。
「わわわ分かりました。は、恥ずかしいので、何度も言いませんから、よく聞いてくださいね。オホン…レオンのことが私は、好きです…。」
照れた表情で必死に声を出すいじらしいミシェルに、レオンは飛び切りの笑顔になる。
「アハッ!可愛い!可愛い!最高☆私もシェリー大好き!!!」
そうレオンが発した瞬間に、レオンはミシェルを天井へ向けて持ち上げた。
そのままクルクル回る。
横で踊るユーグ殿下がおかしくて声を漏らし笑ってしまう。
それにつられてイル公爵令嬢も笑う。
「レオン…下ろして…」
真っ赤な顔を手で覆い、声を震わせてミシェルが頼むと、レオンはボルテージが上がり、ついやってしまったと反省し、静かにミシェルを下ろした。
「ごめん。嬉しすぎて、つい。」
「お気持ちは十分に伝わりました。でも、恥ずかしいので出来ればこれからはお控えください。」
「フフッ、ごめん。」
2人の初々しさに皆がホッコリする。
一曲目が終わっても、レオンはダンスフロアから移動しようとしなかった。
ミシェルが他の男にダンスを誘われるのは嫌だから、このまま踊り続けると言い張り譲らない。
そうこうしているうちに、二曲目に突入した。
イチャこいてる
明日はこのいちゃの続きです




