↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくら咲く  作者: みほ
PR
25/110

25

「誰?」


菊池さんがあたしに問いかけたけれど


「誰でもいいでしょ。


あなたに関係ないから。」


と、突っぱねた。



「君に関係あることなら無関係じゃないだろ。」


やけに落ち着いた菊池さんの声。


「よくそんなことが言えたものね。


ふざけないでよ!」


だんだん怒りのボルテージが上がって行く。



そして怒った勢いで


あたしはとんでもないことを言ってしまった。



「彼はあたしの恋人よ。


だからもうあたしにはお構いなく。」


そう言ってあたしは菊池さんに背を向けた。



もうあたしにかまわないで。


これ以上つらい想いはしたくない。


なぜそれが分からないの?


優秀なくせして・・・・



流れ続ける涙はもはや、


どうやっても止められそうになかった。



「君、席外してくれないか?


今、彼女と話しをしているんだが。」


菊池さんの言葉に、


「あなたと話すことなんてない!」


と言いかけたあたしを


雄輔さんはぎゅっと抱きしめた。



え?



「彼女はあなたに話はないと言っています。


ましてや、もう、オレのもんだし。な?」


と、あたしを抱きしめる腕に力がこもる。



え・・・?



「ということで、オレの女に


ちょっかい出してんじゃねーよ。


じゃぁな。」



そう言って、雄輔さんは


あたしの肩を抱いて歩きだした。



「もう、泣くんじゃねーよ。」


耳元でささやかれて、さらに泣けてくる。



何やってんですか雄輔さん・・・・


でも、、今だけその優しさに甘えさせてください。


ほんのちょっとだけ・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。