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虚無からはじめる異世界生活 ~最強種の仲間と共に創造神の加護の力ですべてを解決します~  作者: すなる
1章 第一部 新世界~リーザス編

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22話 ダンジョン到着

ハルト達は受付でルシアのカードとプレートを受け取り、ロビーで待機してたロンドと合流しギルドを出た。


そして大通りの商店で色々買い物をし、一度アルレンセスへ戻った。

万が一、ダンジョンから暫く帰れなくなった場合、セバスたちは畑で採れた作物だけの生活になってしまう。

それは可哀そうなので一応念のために大量の肉や魚、香辛料などを購入して持ち帰った。


夕食の際に皆にダンジョンに向かう話をし、いつ戻れるか分からないことも伝える。

皆は少し心配してくれていたが、気持ちよく送り出してくれた。






そして翌日。

ギルドの前に付くと既に全員集まっていた。


「皆さんおまたせしました」


ハルトはリーダーに任命されたがダンジョンの場所などは知らないので退魔の洞窟に以前何度か潜ったことがあるというケビンとベンゼルに案内を頼んだ。


ダンジョンへ向かう途中、ルッツ達が小声で話しかけてきた。

「それにしてもハルトさん。最強種のルナさんだけじゃなく、ギルマスもいたあの状況でマーレさんに最強と言わしめるルシアさんっていったい何者……?」


「あははは。まぁ強さはともかく、いい子だからみんなも仲良くしてやって欲しいかな」


ルシアのことを聞かれると面倒だからこれからは色々考えておかなきゃいけないな……。

そんな二人の会話を聞きながら後ろからニヤリと笑うレイラ。

エラルドも目を細めながら得体のしれないハルト達3人を観察していた。


うわー……。

めっちゃ視線を感じる。

気まずい。


ハルトは雰囲気を変えるために皆に質問を投げかけた。

「あの!皆さんダンジョンには入ったことあるんですか?」


エラルドがまず答えた。

「退魔の洞窟には来たことが無いが、王都近郊の紅蓮の洞窟と西の方にある深淵の洞窟には何度か入ったことがある」


「私はダンジョンには入ったことはないわねぇ~」


「エラルドさんダンジョンの内部ってどんな感じなんですか?」


「ダンジョン毎に特性が違うので何とも言えないが、道が入り組んで迷宮化しているものもあれば、だだっ広い空間が続くエリアだけの場合もある。ただ共通して言えるのは地上にいる魔物や魔獣よりもダンジョン内部で産れるそれらは強力で、並みの実力程度ならたちまちやられるだろうってことか」


想像以上にヤベーとこじゃん!

「だが、冒険者にとってはかなりの戦闘経験も稼げるし、ダンジョン内には古代の遺産も眠っているから未踏の場所に残された武具や魔道具を回収できると一攫千金が狙える場所でもある。実力がある者にとっては美味しい狩場ってとこだ」


なるほど。古代の人が何か目的があって作った施設なのかな?

未知の武具や魔道具か、持ち帰れたらロンドが喜びそうだなー。


「そろそろ到着しますよ」

ケビンが前方を指をさした。


「あれが退魔の洞窟です。内部では魔法や魔道具、魔法性の武具の効果は発動しません。なので戦闘系のスキルを持っている者以外にはかなり過酷なダンジョンです。私も3層までしかいったことはありません」


「へッ!俺は4層までだな」


「因みにダンジョンって何層まであるんですか?」


「どのダンジョンも前人未踏なんだぞ?どこまで続くかなんて誰も知らん。俺は紅蓮の洞窟は8階層まで潜ったことはあるがまだまだ先がありそうだったな」


魔法が使えない未知のダンジョンで魔物が出てくる中、どこまで続くかわからない通路を魔族を追って進むって危険すぎないか?

万が一のことがあっても創造神の加護を使えば何とかなるだろうって考えてたけど、もし万が一、加護の力も使えなかった場合……。


「ご主人様……?大丈夫ですか?」


ハルトの不安な気持ちを察したのかルナが心配そうに見つめてきた。

「ああ、大丈夫だよ。必ず全員無事帰還しよう」


「はい♪」



「へっ。ダンジョンに入る前に女といちゃつくとは余裕じゃねぇか」

ベンゼルがハルトを茶化した。


「そ、そんなんじゃないさ!」


「お前は逆に余裕がなさそうに見えるが大丈夫なのか?」


「てめぇ……この任務が終わったら覚えてろよ?」

ベンゼルとエラルドはまた険悪なムードを醸し出している。



「二人とも頼むから、これからって時に喧嘩しないでくれよ……」


ハルトが何とか二人をなだめようやくダンジョンに入ろうとしたその時。

ダンジョンから何かが出てくるのが見えた。

全員魔物を警戒して戦闘態勢に入る。


洞窟を出てきたそれは魔族だった。

「た、助け……!」


そう叫んだ魔族は洞窟の入り口を出ると倒れ込んで息を引き取った。


エラルドが近寄って遺体を確認する。

どうやら刃物による刺し傷が背中に無数。

明らかに背後から刺突武器で攻撃をされた傷跡だという。

魔物の攻撃による傷ではないとのことで、魔族同士で内部で仲間割れが起こったのだろうと推察した。


「味方を攻撃するなんてひどい……」


「もしかすると困惑や魅了、幻覚系の状態異常トラップもあるのかもしれない。気を引き締めて進もう。そこのシーフ!内部では魔法が使えなくなる。お前の腕が頼りだ」


「任せてくださいエラルドさん。戦闘では皆さんに敵わなくともトラップ探知では役に立って見せます」



ダンジョンの外には魔法職のレイラとマーレ、それとルッツ以外のルッツチームの4人の計6人。

内部探査はハルト達3人とエラルド、ベンゼル、ケビン、ルッツの計7人。


パーティを2つに分け、いよいよダンジョンに突入を開始する。

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