↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

79/82

ノリノリのコピペさん。ダさん到着

神殿長ー、からのー、ダさんの話ー!




(チンチラ神官長side)


 数日後。


 チンチラ神殿長は騎士たちからの報告を受け、事態を重くみて、供の神官二人をつれ、例の居酒屋まで、変装して乗り込んだ。


「ここはもっと、こぢんまりとした店だったはずなのですが!」


 供の神官が大声を張り上げた。そうしないと、大音響に阻まれ、声が届かないからだ。


 通りまで、若者を中心とした獣人・人族の人混みがあふれ、はぐれてしまいそうだ。


「順番に、列を作って!」

「テイクアウトはこちら」

「ドリンク・おつまみ、こっちね」


 店員も働いているが、この人混みではとても間に合っていないようだ。



 どうにかして店の入口までたどり着き、扉をくぐった瞬間、彼らの目に飛び込んできたのは、色とりどりの羽に飾られた『うちわ』の大群。


 お立ち台の上で、踊り狂う若者たち、目まぐるしく変化する光と色。


 激しい曲とテンポに煽られる。


 中心で、

「みんな!どんどん、盛り上げていくぜー!!」


 と、こぶしを振り上げているのは、当然、コピペ。



  -・・・-・・・-・・・-


(ダさんside)


 チンチラ町の外れに、少し草臥れた旅装束の中年の男がいた。


 男は町の巨大さに唖然としていた。チンチラ町は男が知っているどの町よりも大きく、途方に暮れた。


 百人単位で村や集落として成立しているこの世界では、まさしくけた違いだ。大きい町だという知識だけはあったものの、実際に訪れたことはなかった。


 馬車などが通りやすい道幅が確保されている、おそらくこれがメイン道路だろうという場所へ行き、一軒の雑貨屋に入って聞いてみることにした。


「すまん、人を探しているのだが」


「ああ、いらっしゃい。旅の人?」


 店の親父が前かけで手を拭きながら出てきた。その恰好を見てすぐ察したのだろう。そして、何度も同じことを言ってきたのだろう。すぐ、ぺらぺらと話し出した。


「来たばかりなんだね。この町は見ての通り、人口が多いから、一人で探すのは難しいよ? 神殿が一応、住民の登録・管理もやっているから、長く住んでいる人を探すなら、神殿へ行ってみたらどうだい? 一か月以上滞在するなら、登録しないといけない決まりになっているんだ。それ以外なら冒険者組合かな。彼らは人探しも引き受けてくれるから」


「ありがとう、助かった。神殿に行ってみる」


「神殿はこの道を真っすぐ、町の中心だからわかりやすいよ」

 

 来て早々神殿の場所が分かったのは幸先がいい。


主人公目線で話を書き始めたのに、もう……。|д゜)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。