中国人民志願軍の大勝利を祝う (一九五二年十月二十四日)
これは、毛沢東同志が中国比へ産党中央と中央中空委員会のために起草した、中国人民志願軍責任者への指示である。
わが志願軍は朝鮮人民軍と協力して、さる九月十八日から全戦線の敵軍にたいする戦術的な反撃作戦を開始し、一ヵ月で敵軍二万以上を殲滅、殺傷するという大勝利をおさめた。党中央と軍事委員会は、諸君と指揮員・戦闘員の全同志に熱烈な祝意をおくる。この作戦は、次のようなものであった。いくつか選んでおいた戦術的重要拠点にむけて、わが軍の優勢な兵力と火力を集中し、奇襲作戦をおこなって、小隊ごと、小隊ごと、火隊ごとに敵軍を殲滅するか、あるいは壊滅的な打撃をあたえる。そのあと、敵がわが軍に反撃をくわえてきたとき、戦闘をくりかえすなかで、さらに敵を大量に殺傷する。それから、状況におうじて、われわれの攻略した拠点のうち、守れるところは固守し、守れないところは放棄して、わが軍の主動権をたもち、以後の反撃を準備する、こういうものであった。この作戦方法をひきつづき実行すれば、かならず敵の死命を制することができ、敵に妥協的な方法をとらせて朝鮮戦争を終わらせるよう、かれらを追いこむことができる。昨年七月、わが軍がねばり強い陣地戦をとっていらい敵軍にあたえた損害は、昨年七月以前の各運動戦で敵軍にあたえた損害をはるかに上回っている。一方、わが軍の損害は大幅に減少した。そのうち兵員の損失は、志願軍だけについていえば、昨年七月いらいの十五ヵ月では、それ以前のハヵ月とくらべて月平均三分の二以上も減っている。こうした状況は、ほかでもなく陣地に依拠して、前述の作戦方法を実行した結果である。そして、九月十八日以降の期間には、この作戦方法はいっそう組織的となり、いっそう全戦線にわたるものとなったので、とりわけ重視すべきである。
志願軍の出国作戦二周年にあたり、諸君が経験を総括して、いっそう組織件の強化、戦術の向上、弾薬の節約をはかり、朝鮮の同志や朝鮮人民といっそう緊密に団結し、今後の作戦できるに大きな勝利をかちとるよう希望する。




