第四章 キャラクター紹介①
【キンシャチ】
26歳
日に焼けた褐色肌と、鋭く金色に光る吊り目が特徴的な女騎士。
サメのようにギザついた八重歯は、魚人だった祖父譲りと言われている。
長槍を用いた我流槍術での戦闘を得意としている。
性格:
男勝りな顔立ちで、性格も負けん気が強い。
男所帯の騎士団でも一切引けを取らぬ勇猛さを持つ。
ヨルのことは実の妹のように可愛がっている。
だが同時に、“騎士として一線を越えてはいけない”という葛藤も抱えている。
怒ると手がつけられなくなるため、周囲の騎士たちは極力キンシャチを刺激しないよう気を遣っている。
だが本人はそれを「女扱いされた」と勘違いし、結局キレる。
過去/背景:
ローレルと同じくハナマサ家の分家に連なる家系の出身で、魔人と魚人のクォーターでもある。
元々は女であることから、ハナマサ家のメイドになる予定だったが、炎魔法と水魔法、相反する二属性への適性。
さらに天性の槍才をアサヒに見出され、騎士へ抜擢された。
ローレルやリンドウに対してライバル意識を持っており、女性だからという理由で手を抜かれると激しく怒る。
【パル・パファル・ファタルファル】
灰色の毛に覆われた獣人族人狼種の男。
生まれながらに獣の血が濃く、通常の獣人族と違い、常に獣化し続けることが可能。
そのため本来であれば獣化すると理性や思考能力が落ちることが多いが、ファタルファルは精神状態を維持し続けることが出来る。
ショートソードと丸盾が基本装備だが『獣化』した際は爪や牙がメインの攻撃手段となる。
性格:
七兄弟の長男ということもあり、面倒見が良く責任感も強い。
少ない食事を率先して兄弟に分けてきたため、獣人族にしては小柄。
闇の魔人に対して強い恨みを持っており、常に情報を集めている。
過去/背景:
数少ない人狼種の一族であり、没落した獣人貴族パル家の長男。
闇の魔人により変貌してしまった父を助ける為、そして父から兄弟を守るために闇の魔人を探し続けている。
闇の魔人の手がかりを探すため、そしてお金を稼ぐために聖王国で奴隷同然の雇われ傭兵として戦っており、対魔人戦の経験も豊富。
人間至上主義の聖王国での生活は彼の心に深い傷を負わせたが、全ての恨みを闇の魔人に向けることで耐えている。
【"キャプテン"ジョン】
32歳
ジョン海賊団を率いる元冒険者。
眼帯がトレードマークで、気分が良い時は紺色の眼帯。機嫌が悪いときは黒い眼帯を付けている。
癖のある金髪を伸ばしっぱなしにしており、無精髭も生えているが本人曰くワイルドでカッコいいつもりらしい。
性格:
普段は短気で残忍な海賊"キャプテン"を演じているが、生き残るために無理をしており根はお調子者な性格。
過去の経験を経て、生き残ることが最優先であり、卑怯な手段も厭わない。
裏切りや相手の嘘に過剰に反応してしまい、たとえ仲間であっても簡単には信用せず服の中には様々な隠し道具を潜ませ自らの部屋にもトラップを仕掛ける。
キンシャチに会った際、最初は生き残るために服従する姿勢を見せたが接するうちに彼女の嘘の無い生き方に惹かれ本気で心酔するようになる。
過去/背景:
海賊になる前は一端の冒険者であり、連合国営の冒険者ギルドではB級評価を受けていた。
しかしとある依頼で仲間パーティを失い、更にその依頼自体が自分たちを嵌めるために仕組まれたものだったと知り絶望。
酒とギャンブルに溺れ、借金に苦しんだ後に海へ逃亡。
そのまま自分の腕一本で海賊となる。




