第三章 キャラクター紹介②
【フェイカース】
分類:擬態型魔獣
危険度:B級
生息地:洞窟・岩山地帯
特徴:
洞穴を塞ぐほど巨大な、 カメレオン型の魔獣。
多様に変色できる体皮を持ち、 周囲へ擬態する能力を有する。
多くの場合岩や樹皮に擬態するが、興奮時には体皮の一部が元の鱗状へ戻る。
左右別々に動く濁った眼球と、 異様に長い舌が特徴。
戦闘傾向:待ち伏せ型。
岩壁や地面へ擬態し、 接近した獲物を長い舌で拘束して捕食する。
擬態能力が極めて高く、 熟練個体は魔力反応すら周囲へ近づける。
「静かすぎる洞窟には近づくな」 という冒険者の格言は、 この魔獣が由来とも言われている。
素材:
擬態皮膜(隠密装備素材)
粘着腺(罠・魔術素材)
眼球(探索魔術媒体)
【グラジオラス】
64歳。
白髪混じりの短髪と、白髭が特徴。
深く刻まれた皺が特徴的な老騎士。
長年の戦場で鍛え上げられた肉体は老齢となった今でも衰えを感じさせず、分厚い鎧の上からでも圧迫感を放っている。
オワリ騎士団長を務めており、 巨大な大盾を片腕で扱う姿から「城壁」の異名を持つ。
純人間族で魔力の乏しい身でありながら、巨人族や竜人族にも劣らない膂力と、聖技を用いた独自の戦闘スタイル「起盾流」の使い手。
少し前まで白髪を気にしており、頻繁に髪染めをしていたが今は諦めた。
性格: 礼節や規律を重んじる典型的な古参騎士であり、 若い団員には厳しい態度を取ることも多い。
しかし感情論だけで怒鳴りつけることはなく、 騎士としての責任や覚悟を何より重視している。
酒は好きだが弱いため人前では控えている。
過去/背景:
若い頃は連合国との国境戦争へ従軍。 アサヒが幼少の頃から騎士団に属していた。
オワリの危機として歴史に残る『魔獣大進行』の際、ただ一人最後まで門を守り切ったことで名を上げる。
その後オワリ領主となったアサヒに指名される形で現在の騎士団長へ就任。
本来は60歳で引退予定だったが、 「今の若い騎士たちは不甲斐ない」 という理由で現役を続けている。
【ドンカラス】
49歳。
ウラムで急拡大する『呉服屋ピサロ』のオーナー。
流行りを生み出す手腕は本物で、連合国から取り寄せた服を適切なタイミングで売りさばく。
性格:
金にがめつく、利益と売上の為なら手段は選ばない。
好きな言葉は「過去最高益」
嫌いな言葉は「支払い」
過去/背景:
ウラムの色街で娼婦の子として生まれ、貧しい幼少期を過ごす。
幼い頃から計算能力に長けており、街の隅にひっそりと佇んでいたパジャマ屋ピサロに就職。
当時の社長の気まぐれで企画を任されることになり、その際手掛けた『パーティにも行けるパジャマ』がサーキス貴族の間で大ヒット。
トントン拍子で二号店の店長を努め、その後も順調に売上を伸ばす。
突如、初代社長が行方不明になりドンカラスが二代目に就任。
時を同じくして商業ギルドの理事となる。




