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⒁『闇雲の日々』

⒁『闇雲の日々』



日々、というものがある。結句、それは、刹那の連続に過ぎないのであるが、こうも不可思議な、日々、という言葉である。そして、それが闇雲である時、それは、闇雲の日々と言われるのである、いや、正確には、俺はそう言おうとする、といった具合か。



自己で自己の居場所を決めているようでいて、実質、誰かに決められているようにも思う、昨今で、この気楽な、死を凌駕した闇雲の日々という小説は、ただ、問題なく進んで行くのであるが、であるからして、問題は滑稽でもある。



まさに、何かを書くために書いているのではなく、書くために書いている、というこの不可思議が、例えば、エジソンが発明したものに、酷似するために書いているとしたら、俺は何者だろうか。文學で科学をやる、闇雲の日々の、発明が、もしも有ったならば。

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