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⒀『闇雲の日々』
⒀『闇雲の日々』
㈠
カタルシスや、その芸術の具現化、闇雲の日々での、命題だったのだ。辛く苦しい日々、しかし、現に今、生きていることは、将来にも希望が持てる現在位置である。どうにかこうにかして、ここまで、遣って来たじゃないか、という訳である。
㈡
不確かは、学問の異名だろうから。だから、俺は謎解きのように、小説を書いている。ただ、つれづれに、書いているのだ。しかし、この云わば、問題の帰着点とやらは、健康になれるだけで解決するかのような、よく分からない現状だ。
㈢
まさに、パースペクティブに沿う形式で、小説を書いている訳ではないことだけは確かで、闇雲の日々での葛藤が、今の、つれづれ小説を現象化させてくれている。俺は、詰まる所、過去の闇雲の日々に、感謝しているのである。




