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私のお兄ちゃんは完璧すぎる  作者: 朱雀 蓮
第1章 日常編
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転校生~地獄の姉妹~

最新話更新です!長旅から漸く帰還し、旅の際に練っていたモノを今週、来週で投稿していきます!

 林間合宿が終わり、3日が立った。

 合宿が終わった後、ソナタのご機嫌取りの為カルピス商品を大量購入したせいで、ソナタはカルピス中毒になってしまい、現在カルピス禁断中毒になり掛けている。

 月夜は合宿後も除霊儀式と言い、精肉店で購入した生臭い鳥の内臓で、明らかに何かを召喚しそうな儀式を教室で執り行おうとしたところ、先生に職員室に連行された。

 加奈の足は無事に治ったが大事を取って今週は部活を休むと言っていた。

 そして、ある日、それはやってきたのだった。

 何の噂も立たず、急にそれは訪れた。

 朝、教室の自分の席に着き奏多を含む全員が先生が来るのを待っていた。

 「今日は、先生遅いな・・・どうしたんだろ?」

 「さぁ、遅刻じゃない?」

 すると、ガラッとドアが開き、ソワソワした様子で先生が入ってきた。

 「えー・・・急ではありますが、私達のクラスに新しいお友達が加わります。さぁ、入って。」

 様子が変だ・・・まぁ、こんなタイミングでは・・・とは、思った。

 入ってきた転校生たちをみて、皆も、え・・・となってしまった

 なんと、変な仮面と黒ローブをつけた二人組が入ってきたのだった。

 「さぷらーいず!!って・・・あれ、あんま受けなかった?どうしよ、永遠(とわ)。」

 「刹那(せつな)、やっぱり仮面は失敗だった・・・不覚!!」

 と仮面とローブを外すと、青髮の多少の体系は違うが顔や雰囲気がそっくりの女の子二人が現れた。

 先生も初めて見たリアクション、そして転校生しかも女子を前に男子がウォォォォ!!と声をあげた。

「どうも〜!!(きのと)刹那(せつな)でーす!よろしくお願いしまーす!!」

(きのと)永遠(とわ)。・・・よろしく。」

刹那は和気藹々と明るく、永遠は眠そうな顔でどんよりと暗い、対照的な姉妹だった。

2人を見て奏多はは固まった、まさか、こんな派手に動くとは思わなかったからだ。正直この3日間、生きた心地はせず、襲撃には備えていたが、まさか、転校生とは・・・。

 すると、2人とも奏多の方を指さした。

 「今日から、宜しくね!お兄ちゃん!」

 「よろしく、兄ぃ・・・」

 その言葉にクラスは驚愕の声をあげ、奏多はもう考えることを止めた。

               ◇

 転校生、乙姉妹が、靫空奏多を兄と慕う発言をしてしまったせいで、奏多はクラスメイト (主に女子)の質問の集中砲火を受けた。

 すると、奏多はバッと立ち上がり2人の腕を掴み教室から出て行ってしまった。

 「・・・ちょっと~、何?引っ張んないでよ、お兄ちゃん!」

 「(無言で引っ張られている)」

 屋上まで引っ張り上げ、奏多は屋上を施錠した。

 「・・・何のつもりだ?」

 奏多が睨みながら言うも、臆することなく笑いながら口を開いた。

 「何って・・・お兄ちゃんと学校生活?したかったから・・・ダメ?」

 駄目に決まっているだろ!・・・とは、言えない。こいつらに何を言おうが駄目な事位分かってはいる。

 「・・・・いや、学校に関しては良い。だが、お兄ちゃんは止めろ。勘違いされる。」

 「勘違いって・・・私達兄弟じゃん!」

 「(無言でうなずく)」

 「違う・・・現在、僕の妹は1人だけだ、それもお前たちじゃあない。僕はもうお前たちとは縁を切ったんだ。君らの中の僕は死んだんだ。」

 その言葉を聞き、刹那は急に笑い始めた。

 「何それ・・・冗談?冗談だよね?」

 「・・・私達、兄ぃの妹・・・・違うの?」

 すると、刹那はその笑みを崩し、怒りにも悲しさにも感じられる表情に変わった。

 「そっか・・・ええと、ねぇ、永遠。カナデだったけ?お兄ちゃんの妹って?」

 「うん、刹那。あってる。」

 すると、2人は息があったように同時にセリフを吐いた

 「「殺すね」」

 そう言うと、屋上から、飛び降り、誰からも見えない角度の死角から渡り廊下に飛び移って行った。

 「させるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 奏多は屋上からフルスピードで1年の教室に向かった。

 廊下は走らない!で有名な奏多が廊下を全力疾走で掛けていく様子を皆、ポカーンと見ていた

 教室が見え、ドアをバンッと開けた

 「奏!!!!」

 だが、そこには乙姉妹の姿はなく、普通に蛍と話している奏が居た。

 突然の来訪にビックリしたのか、奏も驚いていた。

 「ど、どうしたの!?お兄ちゃん?」

 「い、いや・・・すまん。何でもない、すまない。」

 ヘトヘトになりながら来た道を帰ろうとすると、目の前に教頭が立っており、そのまま全速力で廊下を走った事に関して今日中に反省文を余儀なくされた。

 説教の為、奏多は授業に遅刻しトボトボと席に座った。

 「お疲れ~お兄ちゃん!」

 「ナイスラン、兄ぃ!」

 とグッとイイねのサインを奏多の後ろの席でしている二人を見て、奏多は若干殺意が沸いてきたのだった。

 



次回更新は日曜日を予定しています。早ければ、明日の23時位には投稿しますのでお楽しみに!

あと、投稿遅れてすいませんでした!!

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