表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

プシケ

崖から落ちてる最中


(良く見たら皆そのように)


ほらあれ見なよ家財道具や傾いた政府も一緒に落ちてくよ


(犬、教師、鳥)


美しいプシケも化粧やショッピングしながらそれなりの速度で落ちてますね


(花、樹齢、上司)


「お腹空いたね」

そう言い掛けて、かなり下の方に行ってることを思い出して、やめた


(虎、豆腐、キリン)


ちょっと可愛いなって思って恋したんだけど愛になる前に地面に叩き付けられた人


(いろんなものが落ちてく)


僕はちょっと胸が苦しい


(タニシ、抑圧、家計簿)


どこまで落ちるんだ


泣きながら(時には笑いもする)怒りながら(でもここから見える地平線の美しさ)世間話しながら(いくつかのさよならといくつかのこんちは)ラップしてみたり(鼻唄でもいいけど)論争して愛撫して(開かないパラシュート)時にはがっかり(時にはまったり)そして震災募金に小銭を入れてみたよ「ちょっとそこで待ってて」言ってみただけだよ


(文化遺産、軒先に立ち手を振る人、渡り蟹)


少し振り向いた(まだあの人は笑ってた)僕はそれだけで嬉しかった(ドアを勢い良く閉じる音に似てた)忘れてたけどまだ落ちてるんだよ(しかし、少しずつ世界は明瞭になりながら)たまに不安になってきて「おはよ」声にして確認する(声が返ってこないと泣いてしまう)知らないとこで知らない人が幾人も地面に叩き付けられてく音が聞こえる(良く泣いた)いろいろ考えたり(悩んだり)たまに寝れなくもなるけど(確かに落ちてる最中)


2005/6/19 13:35 1

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ