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あとがき & キャラ紹介 第5巻 グラーシャちゃんの日記

あとがき


 うーん、すっかりやらかしてしまいました。

 この「カーテシー・クラブ」は一応「五章構成」で行こうと決めておりました。


 それが今回は20章。実に通常の4倍の分量となってしまいました。


 実はエレーナさんの様に、まだ本編で登場していないキャラクターが解説役で先に出てくるなどの混乱まで。

 どうしてこうなるかと言うと元々この「グラーシャちゃん日記」は「第10巻」となる予定でした。つまり、10番目にリリースする予定だったんです。


 ただ、どうも客観的に考えれば考えるほど、そして「メタモルフォーゼ舞踏会」そのものではなくて、そもそも当時の仮面舞踏会そのものを調べていく内、「自宅で女装して宮殿にやってきて、そのまんま帰る」という状況であったことが分かってきました。


 ということは、女装状態でかなりの距離を移動しなくてはならず、自宅での着替え、馬車の乗り降り、宮殿への異動など、「これでもか」というほど人に目撃される危険性が高いことが分かってきました。


 特にそれなりのお屋敷であることが多いであろう貴族さんたちはこれを機に上へ下への大騒ぎ…のはずではないかと。


 中には今回の語り手であるグラーシャちゃんの様にミーハーな子もいたはずなんですよ。

 …とこの辺のことについては本編中に散々語ったのでここまでとしましょう(^^。


 ただ、問題は「そもそもどういう体制で着替えているのか」を徹底的に、本当に徹底的に考察したこの巻が10巻ということになると、従来の予定だった6~9巻の描写が相対的に薄くなってしまうことでした。


 元々こうした「周辺の人々」回はやりたくはあったんですが、それこそ「10巻から始まる5の倍数回」とかでやっていこうと思っていたのですが、「メタモルフォーゼ舞踏会」が存在する世界がどうやって成り立っているのか、を全部先に説明しきっておかないとどうにもならないということになって、詰め込めるだけネタを詰め込んだところ全20章みたいなえらいことになってしまっておりました。


 実はこれでもまだ掲載できなかったネタが沢山あります。

 なのでその内またグラーシャちゃんは登場することになるでしょう。


 とにもかくにもこれだけはやりきっておかないとここから先の話が進まなかったこの第5巻、どうにか無事に全て掲載することができまして、ほっとしております。


 それでは!第6巻「’(タイトル未定)」にてお会いいたしましょう!




キャラクター紹介


挿絵(By みてみん)


グラーシャ

正式名: アグラフェーナ

愛称: グラーシャ

年齢: 18歳

立場: ソーモフ家に勤める若いメイド

勤務先の主人: イリヤ・パーヴロヴィチ・ソーモフ


概要


ソーモフ家で働く18歳の若いメイド。両親も同じ屋敷の使用人で、幼いころから屋敷で育った。十二、三歳のころから母親の仕事を手伝い、十五歳ごろには本格的に使用人として働くようになった。現在は掃除、縫い物、荷物運びなど幅広い仕事をこなしている。


明るく好奇心旺盛で、面白いことがあると放っておけない性格。日記を書くのが趣味で、「誰かが変なことを言った」「お客様が来た」「旦那様が妙な格好で出かけた」など、屋敷で起きた面白い出来事を書き残している。



イリヤ・パーヴロヴィチ・ソーモフ


挿絵(By みてみん)


正式名: イリヤ・パーヴロヴィチ・ソーモフ

愛称・呼称: 若旦那様

年齢: 20代後半

立場: ソーモフ家の若き主人・貴族青年


概要


ソーモフ家の若旦那様。

グラーシャたち使用人が仕える屋敷の主人であり、若くして家を預かる立場にある。育ちのよい上流貴族の青年で、宮廷に出入りする機会も多い。


端正で品のある美貌の持ち主で、普段は正装した青年貴族として非の打ちどころのない姿を見せる。一方で、物語の中ではエリザヴェータ女帝の催すメタモルフォーゼ舞踏会に関わることになり、女性装して宮廷へ向かう「旦那様」として、使用人たちの強い関心の的にもなる。


使用人たちから見れば、雲の上のような存在でありながら、妙な舞踏会に巻き込まれていくことで、どこか親しみやすくも見えてくる人物。『舞踏会の外側』では、主にグラーシャたちの視点から「見たいのに見られない若旦那様」として描かれる。


【メタモルフォーゼ舞踏会女装姿】


挿絵(By みてみん)


ヴァーニャ


挿絵(By みてみん)


正式名: イワン

愛称: ヴァーニャ

年齢: 19歳前後

立場: ソーモフ家に勤める若いフットマン

勤務先の主人: イリヤ・パーヴロヴィチ・ソーモフ

グラーシャとの関係: 幼なじみ


概要


ソーモフ家で働く若い男性使用人。グラーシャとは幼いころから同じ屋敷で育った幼なじみで、現在はフットマンとして玄関での応対、主人の外出補助、馬車の乗降などを担当している。


子供のころはグラーシャと一緒に遊んでいたが、今ではリヴリーをきちんと着込み、主人のそばで働く姿がそれなりに様になっている。グラーシャ自身も内心では「ちょっとだけ格好よくなった」と認めているが、本人には絶対に言わない。



エレーナ・ミハイロヴナ・サブーロワ


挿絵(By みてみん)


エレーナ・ミハイロヴナ・サブーロワ

正式名:エレーナ・ミハイロヴナ・サブーロワ

ロシア語表記:Елена Михайловна Сабурова

愛称:レーナ/レーノチカ

年齢:29歳(1747年時点)

性別:女性

身分:貴族女性

役職:エリザヴェータ女帝付きのフレイリナ

立場:宮廷実務担当・女帝の意向を参加者へ伝える伝達役



ヤーコフ


挿絵(By みてみん)


名前:ヤーコフ

年齢:50歳

性別:男性

身分:ソーモフ家に仕える古参使用人

立場:イリヤ・パーヴロヴィチ・ソーモフ付きの専属使用人

身長:約170cm

体格:標準~やや細身。無駄のない引き締まった体格

髪:濃い茶褐色を基調に、かなり銀灰色が混じり始めている

髪型:短く、常にきちんと整えている

顔立ち:面長で端正。50歳としてはかなり若々しく、若い頃は相当な美男子だったことが想像できる

目元:落ち着いて鋭い。細かな変化や乱れをすぐ見つける


リディア・アンドレーエヴナ


挿絵(By みてみん)


名前:リディア・アンドレーエヴナ

ロシア語表記:Лидия Андреевна

年齢:38歳

性別:女性

出身:ロシア

職業:婦人服仕立職人

立場:自分の工房を持つ独立した一流職人

専門分野:婦人服の仕立て直し・寸法直し・修復

得意分野:元のドレスの意匠や思い出を残したまま、体格の異なる着用者へ自然に合わせる高度なお直し

工房:弟子・助手を抱える規模。宮廷関係者からも直接依頼を受ける

技術系統:少女時代からフランス流の婦人服に憧れ、フランス流の仕立てを知る職人のもとで修業

評価:宮廷婦人や上流貴族の間でも名を知られる腕利き


名前:タチアナ・ニキーチナ


挿絵(By みてみん)


ロシア語表記:Татьяна Никитична

年齢:34歳

性別:女性

身分:庶民寄りの職人女性・出張支度係

職業:婦人の身支度を請け負う化粧・髪結いの専門家

立場:複数の貴族家に呼ばれて働く、独立系の身支度職人

婚姻歴:夫と死別

生活状況:夫の死後、自分の腕一本で生計を立てている



名前:マルハ・ステパノヴナ


挿絵(By みてみん)


ロシア語表記:Марха Степановна

年齢:50代後半~60歳前後

性別:女性

身分:使用人階級の女性

職業:ベテランの屋敷付き女性使用人

立場:屋敷の後始末・家財整理・衣装管理まで任される、信頼の厚い古参使用人

現在の状況:長年勤めた屋敷の解散整理を見届けた後、別の屋敷に再就職して働いている




名前:キリル


挿絵(By みてみん)


ロシア語表記:Кирилл

姓・父称:未設定

性別:男性

年齢:18歳

所属:

ソーモフ家の若い男性使用人。

主な仕事:

・荷物運び

・使い走り

・掃除の手伝い

・必要に応じた外への用事

・屋敷内の雑務全般


さようなら!また次回作でお会いしましょう!

До свидания! Увидимся в следующей части!

(ダ・スヴィダーニヤ! ウヴィージムシャ・フ・スレードゥユシチェイ・チャースチ!)

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