第31話 侵脈
大聖堂。
中央礼拝堂。
白い石床。
巨大な柱。
高い天井。
その中心で。
二人が。
向かい合っていた。
「…………」
シルヴァ。
片手剣。
その周囲。
風が渦巻く。
正面。
ヴァイラ。
黒い長槍。
足元から。
細い黒の流れが。
石床へ染み込んでいる。
「聞きたいことがある」
シルヴァが言った。
「何だ」
「その黒いの」
床。
壁。
地下。
「お前の能力?」
「ああ」
ヴァイラは。
あっさり答えた。
「オーラ《侵脈》」
「侵脈……」
「私のオーラを」
石突き。
床。
「無機物の内部へ通す」
コン。
黒い線。
走る。
「そして」
「内側から侵す」
瞬間。
シルヴァの足元。
――バギィン!!
「っ!」
《風脚》。
一気に跳ぶ。
床が。
下から弾け飛ぶ。
空中。
シルヴァ。
「名前のまんまだね!」
「分かりやすい方がいい」
「そこは同意する!」
風。
シルヴァ。
空中から。
剣を振るう。
「《風刃》!」
斬撃。
ヴァイラ。
長槍。
横。
ガァン!!
風刃が。
槍を滑り。
後方の石壁へ。
深い傷。
ヴァイラは。
動かない。
「……硬い」
「軽い」
「…………」
シルヴァの眉が動く。
「今のちょっと腹立った」
「そうか」
「うん」
「なら」
ヴァイラが。
長槍を。
シルヴァへ向ける。
「もっと強く振れ」
「言われなくても!」
着地。
瞬間。
踏み込む。
《風脚》。
一気。
間合い。
「はっ!」
剣。
ヴァイラの首。
長槍。
受ける。
ガキィン!!
シルヴァ。
反転。
二撃。
三撃。
風。
連続。
ヴァイラ。
槍。
最小限の動き。
全て受ける。
「…………!」
速い。
いや。
違う。
シルヴァの動きを。
読んでいる。
四撃目。
ヴァイラが。
一歩前へ。
「――!」
長槍の柄。
シルヴァの腹。
ドン!!
「ぐっ……!」
身体が。
後ろへ飛ぶ。
空中。
風。
勢いを殺す。
着地。
「……痛い」
「当然だ」
「もう少し心配して」
「敵だぞ」
「そうだった」
シルヴァが。
剣を構え直す。
ヴァイラの眼が。
僅かに細くなる。
「随分喋るな」
「昔はもっと静かだったらしい」
「興味はない」
「聞いたのそっちじゃん」
◇
東南区。
魔物。
六体。
ティナを囲む。
「――っ!」
爪。
右。
ティナ。
白い剣。
受ける。
左。
二体目。
「♦6!」
クジャ。
カード。
防壁。
ガァン!!
「助かった!」
「前」
「分かってる!」
ティナ。
踏み込む。
《構装》。
剣身。
延長。
「はぁっ!」
一閃。
魔物の胸。
切り裂く。
だが。
止まらない。
「本当にしぶとい!」
「痛いの無視してる」
クジャの右眼。
黒い流れ。
魔物の内部へ。
無理やり。
力を通している。
「首の後ろ」
「また?」
「うん」
「了解!」
ティナ。
足場。
白い光。
空中へ。
一歩。
二歩。
魔物の頭上。
回転。
「――っ!」
剣。
首筋。
黒い流れごと。
断つ。
ドサッ。
「あと五!」
クジャが言う。
「数えなくていい!」
「減ってる方が嬉しいかと思った」
「それは嬉しいけど!」
その時。
赤い光。
「ティナ!」
「!」
ティナ。
身体を捻る。
鉤槍。
頬の横。
通過。
メルザ。
接近。
「魔物ばかり見ていると」
「私を忘れるわよ」
「忘れてない!」
ティナ。
剣。
鉤槍。
ガキィン!
メルザが。
左手を伸ばす。
赤黒いオーラ。
「《血標》」
「させない」
クジャ。
♠9。
投擲。
「……!」
メルザが手を引く。
カード。
指先を掠める。
血。
「…………」
クジャが。
じっと。
その血を見る。
「何?」
メルザが聞く。
「今」
「見えた」
「何が」
クジャの右眼。
メルザの左手。
そこから。
赤い力。
ティナの肩。
そして。
魔物へ。
「印」
「付ける時だけ」
「手から直接飛ばしてる」
メルザの目が。
少し変わる。
「それが?」
「切れるかも」
ティナが。
すぐ理解する。
「どうやって?」
「メルザと私の印」
「繋がってる」
「なら」
ティナの目が。
メルザへ。
「その繋がりを」
「切ればいい」
「多分」
「今日は多分多い!」
「仕方ない」
「分かった!」
ティナが。
一気に前へ。
「試す!」
メルザが。
僅かに笑う。
「本当に」
鉤槍。
構える。
「嫌な眼ね」
◇
大通り。
ディーンの右腕。
ドレグの巨大な手が。
掴んでいる。
「沈め!」
《加重》。
ズン!!
「っ……!」
ディーンの足元。
石畳。
砕ける。
右腕だけではない。
掴まれた箇所を中心に。
身体全体が。
下へ引かれる。
「どうだ!」
ドレグが笑う。
「速くても!」
「動けなきゃ意味ねえだろ!」
「…………」
ディーン。
顔を上げる。
「なあ」
「あ?」
「お前」
「何だ」
「馬鹿だろ」
「なんでだ!!」
バヂッ。
「……あ?」
ディーンの全身。
雷。
「俺に」
青白い電撃。
掴まれた右腕。
「触ってんだぞ」
「――!」
バヂィィィィン!!
「ぐおっ!?」
ドレグの身体。
電撃。
走る。
指。
開く。
ディーン。
即座に。
《迅雷》。
拘束。
脱出。
「っつ……!」
ドレグが腕を振る。
「痺れた!」
「当たり前だ」
「卑怯だぞ!」
「何が!?」
「掴んだ奴に雷流すな!」
「だったら掴むな!!」
ディーン。
剣。
構える。
視線。
ドレグの手。
「……なるほどな」
「あ?」
「お前」
「触ってねえものまで重くはできねえだろ」
「…………」
ドレグの笑みが。
少し薄くなる。
「図星か」
「だったら何だ」
「楽になった」
「何が」
「攻略」
青白い雷。
ディーンの脚。
「触らせなきゃいい」
《迅雷》。
消える。
「――!」
ドレグ。
振り向く。
遅い。
ディーン。
背後。
「《雷閃》」
斬撃。
背中。
血。
「ぐっ!」
ドレグが。
前へよろめく。
振り返る。
笑っている。
「やっぱ」
「お前いいな!」
「お前は本当に嫌だ!」
◇
大聖堂。
ガキン!
ギィン!
ガァン!!
シルヴァ。
ヴァイラ。
剣と槍。
激突。
シルヴァ。
横。
風。
加速。
ヴァイラ。
地面。
《侵脈》。
「――!」
石床。
壁。
柱。
三方向。
一斉。
破裂。
シルヴァ。
跳ぶ。
風。
空中。
「地面にいなきゃ!」
「そう考える」
ヴァイラが答える。
「当然だ」
「……?」
黒い脈。
床ではなく。
巨大な柱へ。
走る。
「――あ」
バギィィン!!
柱。
上部。
内部から。
爆ぜる。
巨大な石塊。
空中のシルヴァへ。
「っ!」
風刃。
一閃。
石塊。
二つに。
だが。
その後ろ。
さらに。
天井。
亀裂。
「おい!」
大量の瓦礫。
礼拝堂。
落下。
「ここ大聖堂なんだけど!?」
「知っている」
「壊すな!」
「敵に求めることではない」
「さっきディーンも同じこと言ってそう!」
シルヴァ。
両手。
剣。
風。
一気に広げる。
「――っ!」
落下。
瓦礫。
風が。
受け止める。
そのまま。
左右へ。
流す。
ドドドドッ!!
「…………」
ヴァイラが。
それを見る。
「広域制御」
「何?」
「瓦礫を砕くのではなく」
「人のいない場所へ流した」
「…………」
「二年前の記録より」
赤い瞳。
「精度が上がっている」
シルヴァの顔が。
変わる。
「二年前?」
「ああ」
「俺のこと」
「そこまで調べた?」
「危険因子だ」
「…………」
ヴァイラ。
一歩。
「当然だろう」
「危険因子」
その言葉。
シルヴァの胸。
僅かに。
刺さる。
昔。
『危険だ』
『あの子供を外へ出すな』
『また暴走すれば』
地下。
鉄格子。
石壁。
「…………」
シルヴァの目が。
冷たくなる。
「その言い方」
「嫌い」
「言葉の好悪に意味はない」
「あるよ」
「ない」
ヴァイラ。
槍。
床。
「危険なものを」
コン。
「危険でないと呼んでも」
黒い脈。
四方。
「危険性は消えない」
バギィン!!
「――っ!」
シルヴァ。
風。
回避。
「なら調べる」
石壁。
破裂。
「備える」
柱。
亀裂。
「必要なら」
槍。
突き。
「排除する」
シルヴァ。
剣。
受ける。
ガァン!!
二人。
近い。
「それが」
ヴァイラが言う。
「戦場を預かる者の責任だ」
「…………」
シルヴァは。
何も返さなかった。
ただ。
剣を。
強く。
押し返した。
◇
大聖堂地下。
「…………」
ガルド。
目を閉じる。
地上。
黒い力。
増えている。
ヴァイラ。
そして。
風。
シルヴァ。
「……」
先ほど。
黒い侵入経路は。
地上の一ヶ所へ集中していた。
だが。
戦闘が始まってから。
変わった。
床。
柱。
大聖堂の外壁。
複数。
「戦いながら」
ガルドが呟く。
「経路を増やしている」
ヴァイラは。
シルヴァと戦うこと自体を。
目的にしていない。
攻撃。
防御。
その全てと同時に。
大聖堂へ。
《侵脈》を流し続けている。
一本。
封じる。
次。
二本。
止める。
次。
三本。
「…………」
ガルドの額。
汗。
「厄介な男だ」
そして。
気づく。
黒い脈。
一つ。
シルヴァがかつていた。
封印区。
その壁へ。
「……そこか」
◇
大聖堂。
ヴァイラ。
シルヴァ。
「はっ!」
剣。
風。
連撃。
ヴァイラ。
受ける。
槍。
流す。
シルヴァ。
そのまま。
懐。
「《点穿》!」
一点。
風。
剣先。
突き。
「――」
ヴァイラの目が。
僅かに開く。
長槍。
間に。
ガキィィン!!
風。
一点。
爆ぜる。
「っ」
ヴァイラ。
初めて。
二歩。
後退。
黒い軍装。
肩口。
切れる。
薄い。
血。
「……当たった」
シルヴァが。
少し笑う。
「笑うのか」
「強い相手に一発入ったから」
「理解できんな」
「よく言われる」
ヴァイラが。
肩の血を見る。
「点へ集中させる技術」
「風の恩寵ではないな」
「オーラ」
「なるほど」
「また調べてる」
「戦闘中だ」
「癖?」
「仕事だ」
ヴァイラが。
槍を構え直す。
だが。
シルヴァ。
そこで。
眉を寄せた。
「…………」
風。
何か。
変。
「お前」
「何だ」
「さっきから」
シルヴァが。
床を見る。
「俺と戦いながら」
黒。
細い。
壁。
床。
「何してる?」
「気づいたか」
「…………」
ヴァイラの長槍。
石突き。
床へ。
「遅い」
コン。
瞬間。
大聖堂奥。
――バギィィィン!!
「!」
地下へ続く。
巨大な石扉。
その側面。
亀裂。
「お前……!」
シルヴァ。
走る。
「行かせない!」
風。
《風脚》。
一気に。
ヴァイラの前。
剣。
振り下ろす。
ヴァイラ。
長槍。
受ける。
「お前は」
シルヴァが。
押す。
「ガルド狙い?」
「一部正解だ」
「一部?」
「私が見たいのは」
ヴァイラが。
力を込める。
シルヴァ。
押し返される。
「大地の恩寵」
「地下封印」
「そして」
赤い瞳。
「それを破った時」
「この聖都に」
「何が起きるかだ」
「――!」
シルヴァの顔から。
笑み。
完全に消える。
「それ」
「やったら駄目なやつだよ」
「だから調べる」
「話聞いてた?」
「聞いている」
「ならやめろ!」
「断る」
「ほんと話通じない!」
◇
東南区。
ティナ。
メルザ。
剣。
鉤槍。
激突。
「っ!」
ティナ。
押される。
メルザ。
鉤槍の長さ。
間合い。
上。
下。
横。
「どうしたの?」
「……!」
「さっきまで」
メルザ。
一突き。
ティナ。
回避。
「随分威勢がよかったけれど」
鉤。
ティナの剣。
引っかける。
「――!」
引かれる。
体勢。
崩れる。
メルザ。
蹴り。
腹。
「ぐっ!」
ティナ。
後退。
「ティナ!」
「平気!」
「また言った」
「今は突っ込まない!」
魔物。
三体。
ティナへ。
「……!」
だが。
ティナは。
メルザだけを見る。
「クジャ!」
「うん」
「今から」
「魔物無視する!」
「分かった」
「え?」
メルザが。
僅かに眉を動かす。
魔物。
ティナの背後。
飛びかかる。
クジャ。
♦6。
防壁。
ガァン!
二体目。
♣5。
拘束。
「止めた」
三体目。
クジャの手札。
「…………」
低い。
♠3。
「足りない」
それでも。
投げる。
斬撃。
魔物。
僅かに怯む。
「ティナ」
「十分!」
ティナ。
直進。
「はぁぁっ!」
メルザ。
鉤槍。
迎撃。
ティナ。
《構装》。
剣ではない。
左足。
足場。
横。
空中へ。
「何?」
角度を変える。
メルザの。
左側。
「クジャ!」
「見えてる」
クジャ。
右眼。
赤い線。
メルザ。
ティナ。
「そこ」
ティナ。
白い剣。
赤い線そのものへ。
叩き込む。
「――!」
メルザの目が見開く。
パキン。
何かが。
切れた。
ティナの肩。
赤い印。
揺らぐ。
魔物たち。
一斉に。
動きを止めた。
「……!」
ティナ。
着地。
「消えた?」
クジャが見る。
「薄い」
「じゃあもう一回!」
「待って」
「何?」
「メルザ怒ってる」
ティナが見る。
「…………」
メルザ。
笑っていない。
「本当に」
鉤槍を。
両手で構える。
「その眼」
「厄介ね」
クジャが。
眼帯のない右眼を。
細める。
「よく言われる」
◇
大通り。
「《雷閃》!」
青白い斬撃。
ドレグ。
鉄棍。
受ける。
バヂィィン!
「ぐっ!」
ドレグ。
後退。
「おい!」
ディーンが言う。
「何だ!」
「お前の名前」
「ドレグ!」
「そうか」
「聞いといて何だその反応!」
「別に興味なかった」
「ふざけんな!!」
鉄棍。
投げる。
「――は?」
巨大な鉄塊。
回転。
ディーンへ。
「お前それ投げるのかよ!」
《迅雷》。
回避。
鉄棍。
背後の地面へ。
ドォォン!!
「武器なくなったぞ」
「だから何だ!」
ドレグ。
両拳。
構える。
「俺自身を」
足元。
《加重》。
石畳。
沈む。
「重くすりゃいい!」
ディーンが。
顔をしかめた。
「やっぱり面倒くせえな」
◇
大聖堂。
シルヴァ。
ヴァイラ。
再び。
激突。
だが。
シルヴァの意識は。
石扉。
黒い脈。
地下。
「よそ見か」
「してない!」
長槍。
頬。
掠める。
血。
「っ!」
シルヴァ。
風。
後退。
ヴァイラ。
追わない。
代わりに。
槍。
石扉。
「やめろ!」
シルヴァ。
風刃。
ヴァイラ。
槍。
受ける。
その隙。
黒い脈。
石扉の亀裂へ。
流れ込む。
「…………!」
ギギギギギ……。
巨大な扉。
僅かに。
開く。
「開いた」
「…………」
シルヴァの顔が。
険しくなる。
扉の先。
地下階段。
昔。
何度も。
通った。
暗い道。
ヴァイラが。
そちらへ。
一歩。
「行かせない」
シルヴァ。
前へ。
ヴァイラ。
槍。
振る。
ガァン!!
シルヴァ。
壁へ。
「ぐっ!」
ヴァイラは。
追撃しない。
地下へ。
進む。
「待て!」
シルヴァ。
すぐ立つ。
追う。
◇
地下。
石段。
ヴァイラ。
下る。
壁。
床。
黒い《侵脈》。
その後ろ。
シルヴァ。
「止まれ!」
「断る」
「さっきからそればっか!」
風刃。
ヴァイラ。
振り返らず。
槍。
後ろへ。
弾く。
さらに。
地下。
「…………」
シルヴァの足が。
一瞬。
止まる。
ここ。
知っている。
封印区。
長い廊下。
右。
左。
そして。
少し先。
あの部屋。
「……」
ヴァイラも。
止まった。
鉄格子。
小さな牢。
石の寝台。
机。
壁の傷。
「これは」
「見るな」
シルヴァの声。
低い。
ヴァイラが。
僅かに振り返る。
「お前の収容区画か」
「…………」
「記録にあった」
シルヴァの目が。
鋭くなる。
「だから」
「見るなって言った」
風。
一気。
膨らむ。
「なるほど」
ヴァイラは。
牢。
そして。
シルヴァを見る。
「聖都は」
「お前を危険と判断し」
「ここへ封じた」
「…………」
「合理的だ」
瞬間。
シルヴァの剣が。
ヴァイラの目前へ。
ガキィィン!!
「それ以上」
風。
廊下。
吹き荒れる。
「喋るな」
「何故だ」
ヴァイラ。
槍。
受けながら。
淡々と。
「危険な力を」
「被害が出る前に封じる」
「戦場でも」
「都市でも」
「同じことだろう」
「――っ!」
シルヴァ。
押す。
ヴァイラ。
押し返す。
「違う」
「何が」
「俺は」
一瞬。
子供の自分。
鉄格子。
『外に出る』
「物じゃない」
ヴァイラの目が。
僅かに。
細くなる。
そして。
その奥。
最深部。
茶金色の光が。
強くなる。
「……そうか」
ヴァイラが。
シルヴァの向こうを見る。
「なら」
黒い脈が。
足元から。
さらに奥へ。
「その判断をした本人にも」
「聞いてみるとしよう」
「……!」
最深部。
巨大な石扉。
その向こう。
ガルドが。
静かに。
目を開いた。
「来たか」
聖杖。
持ち上げる。
茶金色の大地。
床一面へ。
広がる。
「ヴァイラ」
黒い脈と。
大地の恩寵。
再び。
正面から。
ぶつかった。




