第25話 病院からの帰宅と渡された手紙
ソフィアサイド
私は、大好きだった幼馴染の
アヤノとやっと会うことでき
命に別状がないことを担当医の
大山先生に聞くことができたので
ホットしてた。
しかしアヤノは傷ついた
腹部のオペが終わって集中治療室
に搬送されてる途中で
全身麻酔で眠ってたから
アヤノにとってはまだ私と
再開したわけではないのだ。
そして私が心配したのは
アヤノの体に残った後遺症
おなかの下部にある子宮に
折れた骨盤が刺さって傷つき
後遺症が残ってしまったと
説明を受けた。
私はアヤノが子供好きな
彼女の気持ちはよく知ってた
ゆえに孤児院ラピスの前院長の
母親のサトミの後を引き継いで
高校生ながらも院長先生に
なったのだと思う。
あやののおなかに残った
後遺症は私の超能力で
治して、完治してあげようと
私は決心した。アヤノが
もう子供を産むことができない
体になるかも知れないことに
気づく前に。アヤノはとても
悲しむに違いないから。
私はこの三鷹中央病院内で
アヤノに会うまでに4人の刺客が
襲って来て、戦い、全員撃退したが
彼らに指示を出して 陰から
操っている黒幕がいる限り
また、未成年の刺客たちを
この病院、または私自身に
差し向けてくることは
間違いないだろう
私にとってこの総合病院には
守ってあげたい大切な人が
4人いた。一人はかつての
親友のアヤノ、そしてお友達と
なった、元刺客のルミナ
そして、カノンの母親のシズカさん
最後は、私の秘書のかつての
大切な人だった襟元露紀だ
彼らは私と深く関わった
人たちだから、闇の組織から
狙われる可能性だってある
ルミナとロキは任務に失敗した
から死のペナルティを受けると
言ってたし
私とカノン、そして秘書のサラ
それと警備部長の山波ツヨシと
部長補佐の宮下レイナの5人で
病院のロビーのガラステーブルを
囲ったソファに腰かけて
今後のことについて
私は彼らに指示を出した
ソフィア「・・私は最初、例のタワマン
から私とカノンを狙撃してきた
襟元ロキが今回の襲撃の
黒幕かと思てったけど
違ったようね。」
サラが答えた
サラ 「・・はい、ロキは私に確かに
こういいました。
【俺は任務に失敗したから
死のペナルティを受ける】
そう言って体に巻き付けた
プラスティック爆弾の
起爆装置を私に渡して
死なせてくれと言ったのです。」
警備部長の山波が答えた
山波 「・・今回の4人の少年たちは
闇の組織に雇われただけの
ようですね。だから、現在
オペ中の襟元が回復して
聴取をしても黒幕の
ことや組織のアジトも
おそらく知らないでしょうね。」
補佐のレイナが心配そうに
言った
レイナ「・・そうなると、闇の組織は
また、そのような手先の少年たちを
この病院に送り込んでくるでしょうね
任務に失敗した、ルミナさんや
ロキさんの始末するために。」
私は腕組みをしながら彼らの
意見を聞いてた。悪いことばかりだ。
私もこの病院に留まって
アヤノやルミナ、ロキ、そして
カノンの母親のシズカさんを
守るべきか屋敷に帰るべきか
迷ったが、山波達に任せる
ことにした。ただ私がルミナの
心をマインドリーディングで
覗いた時に気になったことを
彼らに話した。
ソフィア「・・私は、ルミナの聴取の為に
彼女の心を覗いたわ。
マインドリーディングでね。
今の彼女は以前の優しい
少女に戻ったようだけど、刺客だった
時は、明らかに自身の意思で
私を襲ったのではなかったようなのよ。」
カノンが答えた
カノン「・・それはどういうことなの?
ソフィアちゃん」
ソフィア「・・刺客の少年たちはみな
同じ目つきをしていた。
なんか自身の意思がないような。」
サラ 「・・言われてみれば確かに、
ロキも。サングラスだったけど。」
ソフィア「・・ルミナの刺客だった時の
心と記憶から見えたものは
闇の組織の黒幕も私や
カノンのような超能力者
かもしれないわ。」
カノンが問いかけた
カノン「・・その能力って?」
ソフィア「・・それは、マインド
コントロールよ。」
山波 「・・マインドコントロール。
その知識を持ってるものは
超能力を使わなくても
科学的な処置もできるそうですね。
人間の心を洗脳して操る
技術や能力。」
ソフィア「・・そう、人の心にある悪意を
利用して、その悪意を増幅させて
人を殺人兵器と変えることもできる。
人間を思い通りに変えて改造
できるマニュアルを作った
研究員もいたわね。
そのマニュアルを利用して
さらに超能力を加えて
より強力な洗脳技術を持った
黒幕、ルミナの心の奥に
そいつはいたわ。」
サラ 「・・それでソフィア様は
その黒幕の正体や
情報はつかめましたか?」
私はルミナの心を覗いた
時のことを思い出した
しかし、その黒幕は
自分の影以外はルミナの
記憶には残していなかった
ソフィア「・・現段階ではその黒幕の
詳細は分からないわ。
だから、山波君と
レイナは、動員した
100人の警備員の指揮を取って
引き続き、この病院を
守ってね。彼らから。」
山波 「・・分かりました。」
レイナが心配そうに私に言った
レイナ「・・あのお、ソフィア会長は
病院には留まらないのですか?」
ソフィア「・・私は、とりあえずカノンを
自宅まで送らないといけないの
その後、一旦屋敷に戻り
前会長のクリストファーに
今回の事件のこと
報告しないといけないから
その後、アヤノが麻酔から
目覚める午前3時ころに
また病院に戻って来るわ。」
レイナ「・・分かりました、会長が
いなくなるのは心細いの
ですが。」
私は目を細めてレイナに言った
ソフィア「・・怖いの?レイナ。」
レイナは慌てた表情をして
言った
レイナ「・・い、いえ、そのような
ことは。」
ソフィア「・・じゃあ、後のことは
任せたわよ。」
レイナ「・・は はい。」
私たちがロビーで
打ち合わせを終えた時に
三鷹総合病院の院長の
安長直紀【ヤスナガ ナオキ】37歳
が来た秘書の中富絵美【ナカトミ エミ】
28歳という女医と共に、
安永は黒色のスーツ姿で
エミはロングの白衣を着ていた。
安永が私に挨拶した
安永 「・・これはホロロバの
ソフィア様、そして皆さま
お取込み中の所
申し訳ありません。」
エミ 「・・・・・・・・」
私は安永に言った
ソフィア「・・いえ、忙しいのに
わざわざ来てくれて
ごめんなさいね。今回の
私の簿価たちがが100人態勢で
しばらくの間、この病院を
警護しなければいけなくなった
ことはもう聞いてるよね。」
安永 「・・はい、部長の山波様から
事情は伺ってます。」
ソフィア「・・私もなるべくこれ以上
騒ぎを大きくはしたくない
ので、黒幕の正体を突き止めて
そいつを捕まえて落ち着くまでは
とりあえず警護させて貰うわ
それでいいかしら。院長先生。」
安永 「・・はい、警察の方々は
そこまで厳重に警護はして
くれませんので、
我々も、助かります。」
私は気になってたことを
聞いた、私を襲ってきて
撃退されて、最後は
ネックニードルで自らの
命を絶った、医師に変装した
少年と、看護師に変装した少女
私は彼らの遺体を4階の
空いてる病室に寝かして
全身をモーフで隠したのだ。
山波に頼んで病院側に処理して
貰ったが
ソフィア「・・それで、院長先生」
安永 「・・はい・・」
ソフィア「・・私を襲って撃退されて
自ら命を絶ったあの
少年たちの処理は
して貰えたのかしら?」
そのことについては
秘書のエミが答えてくれた
エミ 「・・はい、あの子たちは
遺体安置室にお運びしました。
警察の方にも事情は
説明しました。防犯カメラの
映像も、ソフィア様は
明らかに正当防衛だと
認められました。」
ソフィア「・・そう、じゃあ後の
処置のことはあなた方に
任せるわ。騒ぎを起こして
ごめんなさいね。」
安永 「・・いえ、ソフィア様には
当病院は、日頃、大変お世話に
なっておりますので。」
ソフィア「・・・・・・・・・」
安永とエミは深々と
私に頭を下げた。
私は立ち上がった。すると
他の4人も全員立ち上がる
ソフィア「・・じゃあ、もう行くわ。
カノン、サラ・・・」
カノン「・・うん、分かった。」
サラ 「・・はい、ソフィア様。」
私は、ソファを立って病院の
ロビーの自動ドアを出て
外に出た。
警備部長の山波とレイナ、そして
院長の安永とエミが
見送ってくれた。
ソフィア「・・じゃあ、後のことは頼んだわよ
山波君、それにレイナ。
何か不穏なことがあれば
すぐに連絡してきて。」
山波 「・・了解しました。」
レイナ「・・・・・・・・・」
私は彼らに背を向けたが
安永が私を引き留めた
安永 「・・あのお、ソフィア様」
私は振り返る
ソフィア「・・どうしたの、先生?」
安永は一つの封筒を
私に差し出した
私はその封筒を受け取り
質問した
ソフィア「・・これは?・・」
安永 「・・これは、オペを受ける前に
搬送されてきた襟元ロキさんが
あなたに言づけて欲しいと
言って書かれたお手紙です。」
ソフィア「・・手紙をわたしに?」
安永 「・・はい、実は、彼は病院に
搬送された時にはすでに
意識は回復していました。
オペに入る前に、どうしても
ソフィア様だけには、お伝えたいことが
あると言って。必ず
あなた様にお渡しするようにと。」
ソフィア「・・・そう・・・」
サラ 「・・でも、ロキはどうして
ソフィア様にだけ?
手紙だったら私にくれても
良かったのに・・」
ソフィア「・・・・・・・・・」
私は何も言わずにその場で
封筒の中の手紙を取り出した。
A4用紙のありふれたしろい
コピー用紙だ。
私は4つ折りにされてた
手紙を開いて読もうとしたが
カノンと、サラ、そして
山波とレイナが私を取り囲んで
その手紙を読もうとした
私は手紙を読むのをやめて
彼らを睨んだ。
ソフィア「・・ちょと、あなた達、
何見てるのよ?寄りすぎよ!
私から少し離れなさい!!」
山波 「・・こ、これは大変失礼しました。」
レイナ「・・ラブレターでしょうかね?
ロキ様とソフィア様は
孤児院ラピスではよく会ってた
みたいですから、オホホホホ。」
カノン「・・ラブレターとは、なんか
風流だよね、アハハハ。
スマホとかがない時代は
そうやって直筆のお手紙を
好きな人に書いて渡して
たんだ。」
サラ 「・・・・・・・」
この3人は嬉しそうに
してたがサラだけは至極
不快な表情をしてた
私は全員に言った
ソフィア「・・このお手紙は後で
読むわ!!。あなたたちが
いやらしい顔で見るから
落ち着かないのよ。」
私は手紙を封筒に入れて
懐にしまうとショルダーバックから、
無線機を取り出して
専属運転手の高野を呼び出した
【ピイイイイ、ロロロロ】
ソフィア「・・こちら当病院の玄関口に
いるソフィア、高野君どうぞ」
高野 「・・こちら、駐車場でリムジンに
待機している高野、会長どうぞ。」
ソフィア「・・今から、カノンを自宅の
屋敷に送るから、ロビー前
まですぐに来て。」
高野 「・・了解しました。」
ソフィア【・・ピッ・・】
私は無線機を切った
高野が運転するリムジンが
到着して、彼が後ろの座席の
ドアを開いてくれた
私とカノンが後ろの座席に
乗り腰を掛けた
サラが、右側の助手席に
腰を掛けた。
山波とレイナ、院長の
安永と秘書のエミ、そして
数人の警護の部下たちが
深々と頭を下げて私を
見送ってくれた。
山波と部下たち
「・・会長、お気をつけて。」
私たちを乗せたリムジンは
カノンの屋敷に向かって
三鷹総合病院を後にした。
私は車内で、安永が私に
渡してくれた手紙を開き内容を
見ようとした。
私はその手紙のことが
非常に気になっていた
しかし隣の左側に腰かけてた
カノンが私の右腕にくっついて
寄りかかり、その手紙をまたも
覗きこもうとした。




