登場人物
ネタバレありの登場人物紹介。
*トモエ(一ノ瀬 巴) 25歳
異世界に迷い込んだ一般人。意思は弱くないが、特筆して強いわけでもない。お人好しという訳でもなく、厄介事は避けたいと思っていたが、母親から存在否定されていたため必要とされたい気持ちが強く、アルベールに助けを求められてうっかり深みにはまっていった。家庭環境からか、はたまた幼い頃の経験か、こんな自分に誰かが好意を抱くなんて無い、と無意識に思っているようで、とても鈍い。
魔女に匹敵するほどの魔力を持っているが、まだその力を扱いきれていない。
*エイダ ?歳
黒の森に引きこもっている、黒の魔女と呼ばれる女性。トモエが森に迷い込む数ヶ月前に夫を天命で亡くしていた。実はアルベールの祖母にあたり、孫であるアルベールのことは遠くから気にかけていた。死期を悟っていた。トモエに跡を継いで欲しいといったのは「黒の魔女」の事ではなく、孫を手助けする事の意味だった。嘘は言っていない。
*アルバート・アルベール(アルト) 21歳
アフロート王国の、三年前に死去したことになっている第三王子。病弱とされていたが、実際はその身に宿す膨大な魔力を恐れられ、秘匿とされて十八歳まで離宮に軟禁されていた。その後は騙されて三年間監禁された上に意識がなかったと、ほとんど人と関わることなく生きてきた。その為か認められたい、必要とされたいという気持ちが強く、それらを与えてくれたトモエに恋をした。
魔法に関しては天賦の才がある。剣を振るって体を動かす方が好きだが、腕前は特筆する程ではない。
*アデルバート 28歳
アフロート王国の第一王子にて王太子。行方不明になっていたが、猫になる呪いをかけられてさまよっていた。夜に稀に人間に戻れたが、但し全裸だったので変質者として捕縛されたりと苦労したらしい。
愛妻家で娘が一人いる。王に辟易するほど溺愛されていて、王太子なのに結婚もそのせいで遅くなったとか。幼い頃は我儘放題の厄介な王子様だったらしいが、良き師に巡り会い、弟の存在で改心した。
二つ目の名はアドルフ。使うことないのでここに書いておく。
*ギルバート 25歳
アフロート王国の第二王子。アルベールの母に異常な執着を見せている。ほとんど無表情で無感情。弟を監禁し、兄に呪いをかけた等、色々とやらかしている。
二年前にトモエを召喚した本人だが、アルベールの邪魔が入った為トモエは彼の手元ではなく、黒の森に放り出されることになった。
二つ目の名はジル。使うことないので略。
<ちょっとだけでてきた人達>
*アイリーン・イレーネ・クロムウェル 16歳
トモエにエールランの王都で初めて出会った時に助けて貰ったことがあり、トモエのことが大好き。お店を開くのにも色々協力してくれた。アルトのことは胡散臭いと思っている。実は物語中に結婚している。思ったことをはっきり言うタイプ。
*レナード・セシル(チェスター侯爵) 27歳
アフロート王国の貴族で第三騎士団長。前チェスター侯爵を師と仰いでいたアデルバートの兄弟子。妹が王太子妃になったので義兄でもある。昔からよく振り回されていたらしく、色々弱みも握られているらしいが、よき友人。
二つ目の名はリオン。使うこと略。
<一回きりの出演>
*セオドア・テオドール・アンダーソン 18歳
トモエに好意を示していたらしいが全く気づかれず、当て馬にすらならなかった。気づいたアルベールには邪魔されていた。
*カミラ 17歳
アルトに夢中だった当て馬。強い子なので今は年上の男性に夢中。
*ダイアナ 31歳
仕立て屋で働いている。後に「どこかの国の貴族の子息が遠い異国の女性と恋に落ちて駆け落ちしてきた」という噂を広めた。
*フランシスカ(追手1) 24歳
名前すら出ず登場して直ぐに退場した。アルベールとは何かあったようで、すごく嫌われている。
*ブレイン(追手2) 32歳
名前どころかセリフもないまま姿も見せず退場した。
*アフロート国王 46歳
長男は溺愛、次男は無関心、三男は溺愛後に畏怖の放置で色々失敗した人。




