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師匠と弟子

あの告白以来 何か進展があるかと思ったけど......あるはずもなく

ユミさんは いつものユミさんだった......

まっ、予想はしてたけど 少しはあってもと思う自分の中の 小さな願いは 儚く消えた......


そんな自分の欲を 絶ちきるため 刀の鍛練に集中しようと準備してたら シンが やってきて いきなり

「リクさん! 俺に 刀を教えてください!」

と、頭を下げ 真剣な眼差しで 僕に訴えた。

「えー!?」

僕は 驚き 思わず叫んでしまい 一先ず なんで僕なのか 聞いてみた。

シンは 少しモゾモゾと 口ごもりながら

「おっ俺...リクさん見たいに なりたくて...リクさん メチャメチャ カッコよくて...

あこがれてるんです......リクさんの...

弟子にしてください!」

そう言われても 海さんやリョウさんに 頼むなら 分かるけど......

それに 僕は......シンやサヤカには できることなら 戦ってほしくない......

かと言って そうも言ってられない 現実に ハッキリと 断る事もできず 少し考える時間をもらった。

僕の 師匠と言えば やっぱりユミさんで 僕とユミさんが出会ったのは シンよりは 歳はいってたけど まだ十代だった。

あの時も 強くならなければ 生きていけない状況で 僕自身も それを望んでた......

きっと シンもそんな風に 思ってるんだろう

ただ......僕には ユミさんのように 教える自信がない......

ユミさんなら どう答えるだろうか......いやユミさんは 迷うことなく 全力で 全てを教える....僕に教えたように......


ふと、そんな事を思ったら 迷ってる自分に 少し笑えた

シンが望むなら 全力で 全てを教えればいい


明日から 修行をする事を シンに伝えたら シンは 目を輝かせながら 喜んでたのは 言うまでもなく

ユミさんが 僕に教えてくれたのは きっと 人を 守るためには その人を強くする事なんだと......

だから僕は シンを守るために シンを強くする事を 全力でやる

死なせないために......




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