誓い
シンやサヤカは このレインボーシティでの 生活に慣れ 特にサヤカは ユミさんの側で 強くたくましく 生きている。
そして、僕とユミさんを くっつけようと 試行錯誤しながら あの手このてと 策を練るが ことごとく 噛み合わず 僕に怒りをぶつけてくるようになった......
「リクさんが もっと積極的に いかないから ユミさんも 分からないんだと思うよ!男のくせに草食すぎるんです!」
今日も カリカリしながら 僕のところで 喚いては 僕の反応を見るけど そんな簡単に いけるわけでもないから......困った。
ユミさんも 気づいているのかいないのか 表情一つ変えない......
そんな事もあってか ユミさんの気持ちと言うか 僕の事を どう見ているのかは やっぱり気になる......とは言っても 聞けないけど......
僕は いつものように 鍛練する為に ウタと山へ向かおうと 準備してたら サヤカが ユミさんを連れて来て
「あたしも 修行したい!連れてって ユミさんにも教えてもらいたいから 三人で行こう!」
僕は ユミさんの顔見た。
ユミさんは うなずいたので イヤな予感はしたけど 一緒に行く事になった。
いつも僕が ウタの手綱を握るけど この時は
サヤカが 手綱を持つと聞かなかったので 仕方なく サヤカを前に 僕がその後ろで 一緒に手綱を握り ユミさんが後ろで 僕の腰に手を回す事になった。
腰に回された ユミさんの腕の感触が なんだか少し照れくさくて 無理に自分を作って 緊張をごまかしながら 出発した。
山に着いてからは ユミさんとサヤカで 修行を始め 僕は一人で 鍛練を始めた。
体のバランスと足を鍛えるため 面積の小さな高さのある岩の上で 片足でバランスをとりながら 刀のかたを 考えた。
片腕がなくなり 弓が引けなくなってから 僕は刀を武器に 戦闘できる体制を 整えたくて 自分流だけど なんとか様になってきたので この鍛練だけは 一人で集中して やりたかった。
ほどよく 体も温まり 一息いれるかと 思った時に なんだか ユミさんとサヤカの 口論する声が聞こえてきた......
急いで 二人の所へ 戻ると
サヤカが 泣きながら ユミさんに訴えていた。
「なんで......大切な人なのに 言わないの?
今 言わなきゃ いつ言えるの?......その時には......死んでるかもしれないのに あたしは......このまま 死ぬかもしれないって 何度も何度も 思ったよ......まだ 何もしてないのに 遊びも 勉強も 恋愛も......何もしてないのに 死ぬかもしれないって......死んだら...終わりだって 大切な人がいるなら 死ぬかもしれないけど どんな状況でも 死ぬまで生きていける...それを 望んで いけない理由なんてないよ!」
僕は サヤカの純粋な 心の言葉に 心臓がぐぐっーと抑えつけられるような そんな思いに
泣いてる サヤカの頭を撫で
「ありがとう」
そう言って ユミさんの前に
「ユミさん!僕は......あなたが好きです。あなたと共に戦い 生きていきたい......僕の気持ちは 死んでも変わらない......強くなったら 言おうて 決めてたけど......弱い僕でも
あなたと共に学び 笑って 生きて...死ねる
僕なら あなたと一緒に最後の時まで生きていける」




