5話 ふたりだけのお祭り
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あれから時は過ぎ…。
ひかげ、ピックちゃん、シローくんとも仲良く
くだらない喧嘩や言い合いをしながら楽しい日々を過ごし、
今日も七夕ちゃんに会いに行っていた。
七夕「今日は前に約束通り、お祭りに行こう!!」
私は七夕ちゃんの手をつかむ。そうすると、
世界は切り替わり…いつの間にかお祭り会場にいた。
七夕「今のぼくたちは周りの人間に姿が見えないから、
無料でなんでも食べられるよ!
しかも胃袋に限界はないから実質食べ放題だよ!」
ひなた「前、えすけーぷって世界に行った時も
姿が見えないようになっていたの?」
七夕「あの時はエスケープの住民に
姿を見えるようにしてたよ!
まぁ、誰とも会わなかったけどね、
姿が見えないか見えるかはぼくが選べるんだよ!」
ひなた「めちゃくちゃ都合のいい機能だね」
七夕「まぁぼく、神様だからね〜」
人間「いらっしゃいませ〜!からあげ1パックですね!
少々お待ちくださ…あれ、ここにあったはずなのに……。」
七夕「このからあげサクサクだぁ!お姉ちゃんも食べなよ!」
ひなた「私、からあげって油っこいからあんまり…うぐっ?!」
七夕ちゃんにからあげを口につっこまれた。
幸い熱くはなかった。良かった……。
ひなた「……あれ、意外とおいしい、
あっさりしてておいしい!」
七夕「でしょでしょ〜!次は何食べる?」
ひなた「かき氷食べたいかな。」
七夕「おっけ〜!」
少女1「かき氷はいちごに限るよね〜」
少女2「いやいや、ブルーハワイでしょ。」
少女1「そんなことないよ!!…あれ?かき氷消えた……
どっかに落とした?」
少女2「私のもない……まじ最悪〜……。」
七夕「かき氷持ってきたよ!!」
ひなた「さっきから思ってるけど、
店に置いてあるものとか、
人から取ったのって食べていいの…?」
七夕「ぼくたちはこの世界の人間じゃないんだよ?
だからルールは守らなくていいんだよ!
…まぁ、お金払って屋台の食べ物を
食べたかった人生だけどね…。
こんなことしかできなくてごめんね。」
ひなた「七夕ちゃんは神様だもんね。
そういうのに憧れちゃうよね。」
七夕「…そう、だね。」
それからも七夕ちゃんと色んなものを食べて、
最後には花火を見た。
七夕「いやぁ〜、楽しかったね!!
また、お祭りに来ようね!約束だよ!」
私は七夕ちゃんと指切りげんまんをした。
それから元の世界に戻され、七夕ちゃんと別れて、
眠りについた。そして起きて3人の元へ行く。
ひなた「おはよぅ〜……」
ひかげ「いつもお前が最後だよな、いつも何してんだよ」
ひなた「よ、夜更かしが楽しくてねぇ〜えへへ……」
楽しいよ。そりゃ毎日七夕ちゃんとお喋りしたり、
色んな世界に連れて行ってもらえるんだから。
シローくん「まぁ、ほどほどにね……」
ピックちゃん「……」
さっきからピックちゃんからの視線が痛い。
なになに…?七夕ちゃんと遊んでるのバレてたりする…?
ピックちゃんは私に近づいてきて、私に触れてくる。
手や肩、頭などを触ってくる……。
ピックちゃん「…ひなた、なんか体透けてない?」
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