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七夕へのおねがいごと  作者: たなばたばたばた
3/9

3話 秘密の約束

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

あの後、七夕ちゃんは「また会おうね!」

と言って姿を消した。また…会えるのだろうか。

そして私は再び眠りについた。

次起きてリビングに行くと、みんな3人とも起きていた。

ひかげ「やっと起きたか、それにしてもさぁ、

昨日の夜、誰と話してたんだよ」

ひなた「えっ、なんのこと?」

ひかげ「とぼけんなよ、

拝殿の前で誰かと話してたじゃねぇか。

まさか俺以外のイマジナリーフレンドでもできたか?

それとも、神とでも会話してたのか〜?」

ひかげは私をからかいながらそう言ってくる。

どうしよう、七夕ちゃんの存在は言っちゃいけないのに。

ここは適当にごまかして……。

ひなた「そ、そうなんだよ〜!新しく友達ができたの!

とってもいい子なんだよ。」

私は七夕ちゃんの存在を、

ひかげがよく言う、イマジナリーフレンドということにした。

それで場は収まると思ったんだけど……。

ひかげ「は?俺以外の

イマジナリーフレンドと喋るとか浮気じゃん」

ひかげはなぜか怒っている。

ひかげ「お前の友達は俺だけでいいんだよ、

もうそいつとは絶対喋るなよ?な?」

ひかげは私の肩に腕を回して、圧強めにそう言ってくる。

やっぱり前より怖くなったよなぁ…ひかげって……。

ピックちゃん「束縛しちゃいけないよ?」

シローくん「まぁ、友達が増えるっていいことじゃん…」

ひかげ「お前らは口挟んでくるなよ!」

ピックちゃん「ひなたはピックたちの友達なんだから、

その子と仲良くしても、友達なのは変わりないよ♡」

ひかげ「お前も束縛体質じゃねぇかよ」

シローくん「すぐ喧嘩するんだから…」

ピックちゃん「てか、ピックたちはひなたが

作った友達同士だから仲良くしなきゃなのに、

相性悪すぎじゃない??」

ひかげ「お前がぶりっこみたいな性格してるからだろ」

ピックちゃん「いや、ひかげの自己中心的な性格のせいだよ」

シローくん「だ、誰も悪くないと思うんだけど……」

…そうだ!こんな時は、あのセリフを言ってみよう。

ひなた「私のために争わないで!!…なんちゃって…はは…」

やばい、やらかした。空気が固まった。

言うんじゃなかったぁ〜…。

シローくん「…ありがとうひなたちゃん、

ひなたちゃんのおかげで静かになったよ」

ひなた「…その心笑ってるね?」

シローくん「何を言っているの…?」

シローくんはまとも枠だと思っていたけど、

この子もひかげとピックちゃんと同じで難アリかもしれない…

ひかげ「誰がお前のことなんか欲しがるかよ、ばーか」

ピックちゃん「そんなこと言って

ひなたのこと好きなくせに〜♡」


それからもくだらない終わらない言い合いは

いつの間にか終わっていて、

私たちはみんなそれぞれの部屋へ戻っていた。

…今、拝殿に行けばまた七夕ちゃんに会えるかな。

私は拝殿まで行ってみる。そしたらいた、七夕ちゃんが。

七夕「お姉ちゃん!来てくれると思っていたよ!」

七夕ちゃんは私に勢いよく抱きついてくる。

…七夕ちゃんってスキンシップ激しいタイプかな。


それから七夕ちゃんに今日あったことを愚痴った。

七夕「まぁあの3人って、お姉ちゃんの

ネガティブな感情で自我を持ったから

ちょっと難アリなんだよね〜…」

ひなた「…私のせい?」

七夕「いやいや!ぼくがお姉ちゃんのために

この世界を作ったのと、友達に自我を持たせたから

ぼくのせいだよ!ぼく、人の嫌な感情でしか

何も作れないからさ…ごめんね…?

お姉ちゃんのポジティブな気持ちで

世界と友達に自我を持たせていれば

この世界では楽しく暮らせていただろうに」

ひなた「いやいや!ありがとうね…」

七夕「…明日さ、ぼくと

色んな世界に行ってお出かけしない?

2人きりじゃないと、喋れないことだってあるし…」

ひなた「そんなこともできるの?!」

七夕「うん!だって、ぼく神様だからね!約束ね!」

私は七夕ちゃんと指切りげんまん、をした。

それからもしばらく七夕ちゃんと喋っていた。

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

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