3話 秘密の約束
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あの後、七夕ちゃんは「また会おうね!」
と言って姿を消した。また…会えるのだろうか。
そして私は再び眠りについた。
次起きてリビングに行くと、みんな3人とも起きていた。
ひかげ「やっと起きたか、それにしてもさぁ、
昨日の夜、誰と話してたんだよ」
ひなた「えっ、なんのこと?」
ひかげ「とぼけんなよ、
拝殿の前で誰かと話してたじゃねぇか。
まさか俺以外のイマジナリーフレンドでもできたか?
それとも、神とでも会話してたのか〜?」
ひかげは私をからかいながらそう言ってくる。
どうしよう、七夕ちゃんの存在は言っちゃいけないのに。
ここは適当にごまかして……。
ひなた「そ、そうなんだよ〜!新しく友達ができたの!
とってもいい子なんだよ。」
私は七夕ちゃんの存在を、
ひかげがよく言う、イマジナリーフレンドということにした。
それで場は収まると思ったんだけど……。
ひかげ「は?俺以外の
イマジナリーフレンドと喋るとか浮気じゃん」
ひかげはなぜか怒っている。
ひかげ「お前の友達は俺だけでいいんだよ、
もうそいつとは絶対喋るなよ?な?」
ひかげは私の肩に腕を回して、圧強めにそう言ってくる。
やっぱり前より怖くなったよなぁ…ひかげって……。
ピックちゃん「束縛しちゃいけないよ?」
シローくん「まぁ、友達が増えるっていいことじゃん…」
ひかげ「お前らは口挟んでくるなよ!」
ピックちゃん「ひなたはピックたちの友達なんだから、
その子と仲良くしても、友達なのは変わりないよ♡」
ひかげ「お前も束縛体質じゃねぇかよ」
シローくん「すぐ喧嘩するんだから…」
ピックちゃん「てか、ピックたちはひなたが
作った友達同士だから仲良くしなきゃなのに、
相性悪すぎじゃない??」
ひかげ「お前がぶりっこみたいな性格してるからだろ」
ピックちゃん「いや、ひかげの自己中心的な性格のせいだよ」
シローくん「だ、誰も悪くないと思うんだけど……」
…そうだ!こんな時は、あのセリフを言ってみよう。
ひなた「私のために争わないで!!…なんちゃって…はは…」
やばい、やらかした。空気が固まった。
言うんじゃなかったぁ〜…。
シローくん「…ありがとうひなたちゃん、
ひなたちゃんのおかげで静かになったよ」
ひなた「…その心笑ってるね?」
シローくん「何を言っているの…?」
シローくんはまとも枠だと思っていたけど、
この子もひかげとピックちゃんと同じで難アリかもしれない…
ひかげ「誰がお前のことなんか欲しがるかよ、ばーか」
ピックちゃん「そんなこと言って
ひなたのこと好きなくせに〜♡」
それからもくだらない終わらない言い合いは
いつの間にか終わっていて、
私たちはみんなそれぞれの部屋へ戻っていた。
…今、拝殿に行けばまた七夕ちゃんに会えるかな。
私は拝殿まで行ってみる。そしたらいた、七夕ちゃんが。
七夕「お姉ちゃん!来てくれると思っていたよ!」
七夕ちゃんは私に勢いよく抱きついてくる。
…七夕ちゃんってスキンシップ激しいタイプかな。
それから七夕ちゃんに今日あったことを愚痴った。
七夕「まぁあの3人って、お姉ちゃんの
ネガティブな感情で自我を持ったから
ちょっと難アリなんだよね〜…」
ひなた「…私のせい?」
七夕「いやいや!ぼくがお姉ちゃんのために
この世界を作ったのと、友達に自我を持たせたから
ぼくのせいだよ!ぼく、人の嫌な感情でしか
何も作れないからさ…ごめんね…?
お姉ちゃんのポジティブな気持ちで
世界と友達に自我を持たせていれば
この世界では楽しく暮らせていただろうに」
ひなた「いやいや!ありがとうね…」
七夕「…明日さ、ぼくと
色んな世界に行ってお出かけしない?
2人きりじゃないと、喋れないことだってあるし…」
ひなた「そんなこともできるの?!」
七夕「うん!だって、ぼく神様だからね!約束ね!」
私は七夕ちゃんと指切りげんまん、をした。
それからもしばらく七夕ちゃんと喋っていた。
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