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プチダンジョン オプション

晩御飯に呼ばれて食堂へ向かった。

Roomのリビングには婚約者3人とソフィアが居た。


「みんなに報告がある。俺はダンジョンマスターになりました。」


「はぁ? 突然何を言い出すのですか? 頭でも打っておかしくなったのですか?」


「メアリーさん、相変わらず、きついお言葉ですね。でも、マジなのです。最果てのダンジョンを攻略したとき《プチダンジョン》ってスキルをもらったんだ。それを今朝起動してダンジョンを作ったわけです。」


「どこに作ったのですか?」


「マリー、ここの庭に作ったんだよ。明日、みんなで行こうじゃないか!」


「さっき渡された食材はそのダンジョンから獲ってきたのですか?」


「そうだよ、美咲。ダンジョンで自給自足できるレベルだよね。あれ? 野菜や果物をドロップする魔物もいるのかな? 明日確認してみよう。ソフィア、海岸も作ったから海水浴にも行けるぞ! 草原もあるからピクニックにも行けるぞ! 兄さんと一緒に行こうな。」


「いいえ、マリーさんと行きますので。一緒に行きましょうね、マリーさん。」


「・・・。」


「ところで、海水浴って何ですか?」


「あれ? こちらの世界では海水浴ってしないの? 水着を着て海で泳いだりして遊ぶことだよ。」


「海のある町に住んでる人はするのですかね? でも、漁のために海で泳ぐことはあっても遊びで泳ぐ人はいないと思いますよ。海にだって魔物は居ますからね。」


「魔物か。なるほど、海の中から急に襲われたら逃げられないものね。納得だわ。でも、俺がダンジョンマスターだから魔物は召喚しなければ安全だよ。だから、遊びに行こうぜ! ところで、美咲は水着ってある?」


「たぶんありますよ。去年買ったビキニと中学の時のスク水があると思います。」


「じゃあ、マリーよろしく。濡れても大丈夫な生地で作ってちょうだい。俺のは同じ生地の半ズボンでOK。」


美咲が走って部屋に入っていった。

戻ってきた美咲の手にはビキニとスク水があった。


「え? これって下着ですよね? いくらなんでも恥ずかしくないですか?」


あれ? ソフィアがすごい軽蔑した目で見てるんだが。


「いやいや。水着は下着じゃないぞ。俺が言っても信じてもらえないから、美咲が説明よろしく。」


「これは水着と言って、海やプールに入る時に着るものですよ。だから、ちょっと恥ずかしいですが、見せてもOKなものです。」


「プール?」


「とにかく、Room内にあるダンジョンだし、管理人が俺なんだから部外者は入ってこないから問題ないでしょ?」


「ん-。まあいいか。じゃあ、私は水着?を作ってきますね。ソフィアちゃん、一緒に作ろうね。」


「はい! やります!」


マリーとソフィアが工房の部屋に向かった。


「メアリーと美咲は弁当の準備をよろしく。あっ! 海と言ったらバーベキューだよ! バーベキューにしよう。今日採ってきた海鮮とか肉焼いちゃおうよ。」


「いいですね。そうしましょう。」


姉さまと母さんは仕事を頑張ってほしいので誘わない。

後で怒られそうだが。


「俺はオプションの設置して、もっと快適にしてくるね。決行は明日だ。」


俺はプチダンジョンに向かった。

ダンジョンポイントもかなり集まっている。

足りないときはまた魔物を狩って溜めればいいし。


まずは1階層へ。

草原エリアは、短い草が生えてるだけで広い空間が広がっているだけだ。


「設定⇒オプション。」


いろいろなオプションが出てきた。

まず、中央にシンボルとなる大樹を1本植えることにした。

これで木陰ができる。

小川も設置し、奥の壁には山脈が連なる映像を設置した。

雄大な自然の中にある草原というイメージだ。

ピクニック、昼寝には快適だろう。


次は2階層だが、ここはマリーの意見を聞いて変更しよう。

基本採掘場にする予定だ。


3階層は森林エリアだ。

オプションで池を設置し、池の畔にログハウスを設置した。

湖畔の別荘のイメージだ。


いよいよ4階層の海エリアだ。

プライベートビーチ風に仕上げたい。

南国風のヤシの葉を屋根にした海の家を設置した。

砂浜の周りにはヤシの木を植え、ビーチボール、浮き輪を準備した。

そうだ、船だ。

クルーザーがほしい。

オプションにはクルーザーほどカッコイイ船はなかったが、漁船をちょっと豪華にした感じのがあった。

これでほぼポイントを使い果たしてしまった。

1階層に戻り、ウシ系の魔物を大量に召喚しポイントを稼ぎつつ、牛肉を確保した。

明日の準備はこんなもんかな。


保留にしていた5階層の設定をしようと思う。


「ティア、ここは最深部だからやっぱりボス部屋にしたいのだができるかな?」


『問題ないですよ。何をボスにしますか? 任意召喚とランダム召喚が設定可能ですよ。』


「ランダムはドキドキしそうで良いのだが、俺以外には危険だろうね。任意にしよう。宝箱のドロップもできるのかな?」


『もちろん可能ですよ。』


「じゃあ、宝箱の内容はランダムにしておいてくれ。」


『了解です。』


「そういえば、魔物図鑑でにもボスクラスも検索できるのかい?」


『もちろん可能です。ちなみに魔物図鑑のような図鑑シリーズは他にもあるのでゲット目指して頑張ってください。』


魔物図鑑の他に、動物図鑑、植物図鑑、魚介図鑑等があるそうだ。

魔物のようにダンジョンに召喚することはできないが、生息場所がマップに表示されるようになる。

その他にも薬図鑑はレシピを検索できたり、武器、防具図鑑は必要な素材が検索できたりするそうだ。

これらの図鑑はボスからドロップする宝箱に低確率で入っているらしい。

楽しみが増えた。


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