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孤児院の内装工事

「マリー、このジャージみたいな感じの作業着を作ってくれないか?」


「うん、わかったわ。じゃあ、スノーちゃんを出してちょうだい。」


スノーは絹に似た糸以外にも柔軟性のある糸など特性の違う糸も出せるように進化していた。

さらにスキル《染色》も獲得し、カラフルな糸を出せるようになった。

先日、ダンジョンに行って建材を確保したときに一人で戦うのが寂しかったため召喚獣を全部出していた。

すると召喚獣もレベルアップやスキルを獲得することがわかった。

さらにスキルを使い続けるとスキルが進化したり、新たなスキルが派生することが分かった。


「とりあえず、試しに男女1着ずつ作ってみてくれ。」


その間に新たなスキルを作ってみようと思う。


『ティア、スキル《コピー》にeditorを使って、アイテムもコピーできるようにできないかな?』


『やってみますね。あ! マスター、出来ちゃいました。スキル《アイテムコピー》を獲得しました。』


試しに目の前にあったコップにアイテムコピーを使ってみた。

全く同じコップがもう1つできた。

但し、制約があり、材料が多めの魔力が必要らしい。


「こんな感じでどうですか?」


「マリー、早いな。見せてくれ。」


男子用が紺、女子用がエンジ色のジャージだった。

なんか懐かしい感じがする。

サイズ自動調整を付与した後、100着ずつコピーした。

結構なMPを消費してしまった。


「あと、マリーにはRoomにあるトイレやシャワーをこちらの世界の材料を使った魔道具として作ってほしいんだ。」


「それでしたらすでに試作品が出来ていますよ。マーガレットさんに何度もお願いされていたので。今はキッチンにある家電?に挑戦しています。」


「さすがマリーだ。ちょっと見せてもらっていいかい?」


「すごいじゃないか。ほぼ再現できているよ。」


水の魔石を使ってタンクに水を溜めているのか。なるほど。

それじゃあ、水を流したあと、クリーンの魔法が発動するようにして清潔にし、消臭効果も持たせてみた。

お尻洗浄機能もついてるし、風と火の魔石で温風まで出している。

あれ? Roomのより高性能?


シャワーは水の魔石と火の魔石を使ってお湯を作っているそうだ。

こっちは全く問題無いね。


「先にベットを作ってくれるか?」


「ベットもあるよ? こんな感じに出来上がってるけど、どうかな?」


おお、Roomのお庭で育てた綿花から敷布団を作ったのか。

シーツはシルクで気持ちいいな。

毛布はナイトメアシープの羊毛だな。

掛け布団は綿のようだな。

なかなか寝心地がいいじゃないか。

水鳥が見つかったら羽毛に替えるとしよう。


早速、孤児院に採用しよう。

大浴場は、シャワーを並べ、広い浴槽の銭湯風にした。

トイレも個室を並べ、共同トイレとした。

部屋にはベットとテーブル、椅子、クローゼットを設置した。

そこいらの高級宿屋より良いのでは?と思ったが今まで苦労してきた子供たちへのプレゼントだし、自重はしない。


孤児院を出ると外には人だかりが出来ていた。


「この建物はなんだ? 昨日までは無かっただろう。それに壁の外に作るなんてアホか?」


西門の門番さんが話しかけてきた。


「孤児院ですよ。まだ建設中ですが。ちゃんと王の許可も得てますので。」


「王の許可があるなら問題無いな。」


「アオイ様、とりあえず、小麦と米を持ってきました。すごい人ですね。それに大きな建物だ。」


「ジャックさん、ありがとうございます。まだ建築中ですが中へどうぞ。」


ベットなどの設置の済んでいる部屋へ案内し、インベントリ内にあったお茶を出した。


「え!? このベット素晴らしい! どちらで入手されたのですか? 紹介いただけませんか!」


「それはうちのマリーが作ったものですよ。」


「マリー様! 同じものを売っていただけませんか?」


「んーん。気が向いたらね。」


乗り気じゃないらしい。

マリーは相手の笑顔が見たくて作るタイプなので、どこの誰が使うのかわからないものは作りたくないそうだ。

ジャックさんはとても残念そうだ。


「ところでジャックさん。ここで働く従業員を募集したいのですが、どこに相談したら良いのでしょうか?」


「商業ギルドで紹介していただけると思いますが、いろいろアオイ様には秘密がありそうなので信用ある者を雇った方がよろしいかと。でしたら、奴隷をお買いになることをお勧めします。奴隷と言っても犯罪奴隷ばかりではありませんからね。偏見を持つ方もいらっしゃいますが、借金のためにやむなくとか、親を亡くした子とかもおります。奴隷であれば命令に背くことはできないので秘密を守れると思います。それに

雇い主の扱い次第だと思いますよ。」


「なるほど、奴隷商を覗いてみていい人が居なかったら商業ギルドに行ってみます。」


奴隷商に従業員を募集に行ってみることにした。



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