第3話異世界へようこそ
第2話へのブクマや評価、ありがとうございます!神様の誠くんに丸い光で包まれた萌。いよいよ待望の異世界へ転生するのですが……。「あれ? 身体を作り変えるって、こういうこと!?」転移早々、萌にとんでもないハプニングが襲いかかります。波乱万丈な異世界ライフの幕開けを、どうぞお楽しみください!
「うぅーん? ここはどこでちゅか……って、!? 何こぇれ、わたち声変
でちゅ!?」
神様は異世界転生にあたって身体を作り替えるとは言ってたけど、
一体何歳児になったのかな。
でも、なんだか色んな音が聞こえる
なぁ……。
ぴちちち――「鳥」
ビュービュー――「風」
ガオー……――「虎」
「ん? ま、ちゃかここ森でちゅか!?
かみちゃま、もうちょい安全なところ送っぇよぉ……。
しちゃもライオちゃんの声聞こちゃ……」
さぁここで、誰かが助けてくれる?そう思っているのは私だけ?そんな偶然、あると思いますか?
私はただ平和に暮らしたいだけなのに、転生直後から大変なことになってしまった。
「しゃべりかだは仕方にゃいから、すこぃし歩くてわちゅ……っ」
私はさっきまで大人だったから、歩き方がぎこちない感じになっていて、
歩くことすらこんなに大変だとは
思わなかった。大人の時は一歩の幅が
大きいけれど、
子供(?)になっているからか、
とても歩く幅が小さくて距離が伸びないことに腹を立てていました。
「あっ……」(ずこーー、バタッ!)
「痛いでちゅ……っ。
でも、ちこう(思考)は大人なのに、ことも(子供)の意識に
ひっぱれたう……っ 。
にゃきたくないのに、なみだが
出てちゃうっ」
大人の時は、会社でどれだけ上司に怒られている時も平気で我慢できたのに。
子供になったら身体の機能に引っ張られてしまうなんて、恥ずかしい……っ。
でも、涙が溢れ出る瞬間、
「ひっぅぅっ……うゎゎゎゎん! ア゛ァァァ!! ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ぅぁぁぁん!!」
やだ止まって……。良い大人が泣かないでよ、しっかりしてぇ、萌!
「ん? なんか声聞こえない? なんか子供が泣いているような……」
「そう? 僕にはあんまり聞こえないけど……。兄上が気になるなら、ちょっと探してみましょ」
さぁ、萌は新しい世界に来たのに嫌なことばっかり起きちゃうけど……。
皆さんは萌の運命はどうなってしまうのでしょーか?
(つづく)
第3話を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!まさかの赤ちゃん(幼児)化!しかも「〜でちゅ」口調になってしまうなんて、萌さんにとっては大誤算でしたね(笑)。大人の心では我慢しようと思っても、子供の身体に引っ張られて大泣きしてしまう萌さんが愛おしすぎます……!そしてラスト、何やら兄弟らしき二人の声が聞こえてきました。虎(ライオン?)の声が響く危険な森のなか、萌はどうなってしまうのでしょうか?「続きが気になる!」「幼児化萌ちゃん可愛い!」と思ってくださった方は、ぜひブックマーク登録や評価の星(★★★★★)での応援をよろしくお願いします。執筆の大きな励みになります!次回、第4話はいよいよ新キャラクター(兄弟)との接触です。お楽しみに!




