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白内障と緑内障の手術  作者: 夏目 碧央


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退院(1回目)

 すっかり荷物をまとめ、請求書が来るのを待った。9時半過ぎに請求書が来て、看護師さんと一緒に忘れ物のチェックをした。これで退院だ。次の診察は、左目の手術の為に入院してきた後になるそうだ。

「また来ます。お世話になりました。」

退院する時に「また」は禁句だと言うが、今回は本当にまた来る事が決まっているのでそう言って、1階へと降りてきた。荷物が重い。1階の自動支払機で支払いをした。今月もう一回同じだけかかるし、実は次男の手術と入院も今月だ。私のクレジットカードの限度額は大丈夫だろうか。ちょっと心配になる。保険がどのくらい下りるのか、今の所把握していない。ヒヤヒヤするぞ。

 病院を出た。日焼け防止の為にマスクはしたままだ。しかし、おでこは無防備。これから何日も顔を洗えないので、日焼け止めも塗れない。荷物になるから日傘も持ってこなかった。体は元気だから歩くが、日向に出る時には腕でおでこを覆った。

 病院では右目よりもコンタクトをした左目の方が良く見えると思ったが、外に出て遠くを見ると、むしろ右目の方がよく見えた。左はコンタクトのせいなのか分からないが白くくもっていた。左も早く手術をしてもらいたい。

 こうして、無事に家に帰る事が出来た。家に帰った途端、洗濯、掃除、トイレ掃除、ゴミ出し、夕飯の献立を考える、買い物、洗濯物の取り込み、とまあ、次から次へとやる事が出てくる。私はこんなに忙しかったのか?昨日までの暇な時間がウソのようだ。そしてこのエッセイを書き始めた。だが、右目が少しズキズキしてきたので辞めた。無理せず、ゆっくり。と、自分に言い聞かせないと。


 洗顔・洗髪が出来ない間はクリーンコットンとドライシャンプーで乗り切った。飲酒が出来ない週末は、ノンアルコール飲料で乗り切った。視力の左右差は、老眼鏡で乗り切った。あとは左目の手術と入院だ。

 ここまででエッセイを終わらせ、公開しようかと思ったのだが、左目の手術は右とほぼ同じだろうからエッセイをわざわざ書く必要はないだろう。しかし、同じ時に入院する患者さんは違うのだ。また何が起こるか分からない。だから、やはり左目の手術と入院が終わってから発表する事にした。さて、次は何が起こるのか。


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